うつ病とは

うつ病とは

うつ病とは、精神的な落ち込みとともに肉体的にも症状が現れ、活動することが難しくなる病気です。気分の落ち込みや、ゆううつ感、倦怠感、思考力や意志力も低下し、食欲不振から不眠まで、さまざまな症状を引き起こします。

うつ病は精神病の中でも最もポピュラーなものです。意欲の低下や判断力の低下などを生じ、日常生活を送るのが困難になることもあります。誤解されることが多い病気でもあり、「怠けている」といったように、病気ではないと見なされてしまうこともあります。

うつ病はほかの精神病を併発することも多いので、気をつけなければいけない病気です。誰でも発症する可能性がありますから、うつ病について理解を深めておくことは、誰にとっても求められています。

うつ病の原因と種類

うつ病になると脳内のセロトニンが減少して意欲の低下などを引き起こしますが、セロトニンの低下を引き起こす原因は明確にはわかっていません。一説ではストレスの増加や環境の変化がその一因ではないかとされています。

また、うつ病にも程度の差で色々あり、重度のうつ病になると部屋から出ることも困難になります。ほかにも、うつ病は類似する病気が多いことも特徴で、類似する病気としては双極性障害などがあります。

うつ病の症状(20代、30代、40代、50代、60代)

うつ病は年代関係なく発症する可能性がある病気です。症状は年代によっても異なります。20代に多いうつ病は、「新型うつ病」。性格が幼児化すると言われます。30代に多いのが「非定型うつ病」。ビジネスマンに多く発症すると言われ、都合の悪いときにのみ気分が下がります。常時、気分が落ち込んでいるわけではないことが特徴です。

40代、50代、60代は、男性ホルモン低下による更年期障害が原因で、うつ病につながる危険性があります。高年齢になるほどほかの精神病を併発しやすくなるといった特徴もあります。特に、年齢を経るにしたがってうつ病が発症する可能性は高まります。

うつ病のチェック(診断)の仕方

うつ病はいくつかの兆候からチェックできます。たとえば「やる気が出ない」「疲れやすくなった」「外に出る気力がない」「何も楽しく感じられない」といった兆候があるならば、うつ病の可能性があります。

このような項目にいくつも当てはまるのであれば、医療機関で本格的な診断を受けてみると良いでしょう。

うつ病を克服(治療)する方法

うつ病は勝手に治るということは珍しく、病院での治療が必要です。治療には抗鬱剤が用いられたり、行動療法が用いられますが、治療の方法は病院や医者、そして患者によってさまざまです。治療をして完治したように見えても、気を抜けないのがうつ病です。

この病気は再発することがあり、実際に完治した人が再発する可能性は高いのです。

うつ病の薬は飲んでもいいのか?

うつ病では、治療の一環として抗鬱剤などの薬が処方されます。「薬を飲んだら逆にうつがひどくなった」という話もありますから、このような薬は危険と感じてしまう人もいるかもしれません。

とはいえ、抗鬱剤も進歩を続けていますし、基本的に医師から適切に処方された薬であれば問題ありません。危険なのは用法以上に服用したり、個人で入手した抗鬱剤を使用することです。これは決してすべきではありません。

うつ病の症状が出て仕事できないときは…

この病気は意欲の低下などをもたらし、仕事にも支障をきたします。症状がひどくて仕事ができない場合には無理せずに休みを取りましょう。「気持ちの問題」だと考えて無理に働くと、さらに病気がひどくなるばかりです。

家族や友人がうつ病になったときの接し方

家族や友人などの身近な人がうつ病になった際には接し方に気をつけましょう。この病気になると判断力などが低下しますから、こういった兆候に身近な人が気づいてあげることが大事です。

はげましの言葉は逆効果になることもあります。また、病気ではなく気持ちの問題だと考えている患者さんもいます。そんな際には、まずは病院に行くことから勧めてみましょう。

まとめ|うつ病では無理をしないように!

うつ病は気持ちの問題ではなく精神病のひとつです。無理をすると余計に悪化することもありますから、しっかりと休養を取ることが欠かせません。もしもうつ病の可能性があれば、早めに医者に見てもらいましょう。

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