ダイレクトマーケティングとは

ダイレクトマーケティングとは

ダイレクトマーケティングとは、ターゲットとなる消費者に対して売り手が直接はたらきかけ、コミュニケーションをとりながら関係づくりをするマーケティング方法です。

テレビや新聞などを使った不特定多数を対象とするイメージ広告とはちがって、顧客の反応を見ながら好みやニーズを探り、それに合わせてアプローチ方法を変えることができます。相手のレスポンスを重視し、一方的ではなく双方向のコミュニケーションが可能なのが特徴です。

具体的には、直接自宅や企業に訪問して行う営業活動や、電話、ダイレクトメール、カタログの送付などが代表的です。もっとも原始的なマーケティング方法であり、60年以上前から研究され、ノウハウが確立されています。

ダイレクトマーケティングの成功事例

ダイレクトマーケティングを実践することで、効果的に顧客にはたらきかけて反応を促し、また新たな見込み客を獲得する効果が期待できます。

たとえば文房具やオフィス用品の通販を取り扱うアスクルでは、カタログによるダイレクトマーケティングに力を入れています。全商品が掲載された見ごたえのあるカタログは、希望すれば無料で届けてもらうことが可能です。品揃えの豊富さとカタログのボリュームだけではなく、カタログのデザインやレイアウトも工夫されており、暇つぶしにページをめくりたくなるような工夫がされています。

ほかに、日付がすべて計算式で書かれたカレンダーを、小さな子どもがいる家庭に配ったインドネシアの学習塾や、カフェで飲み物をオーダーした人にQRコードが書かれたクッキーを配り、サイト訪問者を増やした香港の電子書籍ストアなど、海外でもユニークなダイレクトマーケティングによって成功を収めている企業がたくさんあります。

ダイレクトマーケティングの市場規模

ダイレクトマーケティングを活用できる場は広く、あらゆる分野・業種に対応可能な手法です。手法が確立されてから数十年が経過していますが、いまだに市場規模は拡大し続けていると言われています。

店舗の有無や商品の性質にかかわらず、ターゲットを厳選することで効率的なマーケティングができるダイレクトマーケティングは、費用対効果が高いため多くの企業が採用しています。

さらにインターネットの普及とソーシャルメディアサービスの発達により、さらに正確な顧客情報が手に入るようになったことで、その精度はますます上がってきています。もちろん海外においてもダイレクトマーケティングは主流で、ダイレクトマーケティングのコンセプトとノウハウは国や文化にかかわらず普遍的なものと言えます。

ダイレクトマーケティングのセミナーについて

より実践的なダイレクトマーケティング手法を学ぶためのセミナーも全国で開催されています。

企業の広告部門に所属している方や、新規顧客の獲得と既存顧客のフォローアップを担当する方を対象としているもので、マーケティング理論の基礎を学ぶものから成功事例をもとに自社への導入を考えるケーススタディ、顧客のレスポンスを正確に理解するためのコミュニケーション方法など内容もレベルもさまざまです。

自社の必要なものや自身のスキルに合わせて選ぶことができるでしょう。

ダイレクトマーケティング会社や求人について

マーケティングは企業独自に行われることも多いですが、ダイレクトマーケティングの相談や代行サービスを行うダイレクトマーケティング会社も注目を集めています。

データの分析や管理、効果測定と戦略の構築といったコンサルティングサービスをはじめ、DM発送やデータベースの構築といった実作業まで請け負っている場合もあり、活用することで内部のリソースを割くことなく効果的なマーケティングが実現できるでしょう。

ダイレクトマーケティングに携わる仕事を希望している場合、こうしたダイレクトマーケティング会社の求人に応募する方法と、企業のマーケティング担当になる方法とがあります。

今後もダイレクトマーケティングに対するニーズは高まっていくと思われますので、将来的に発展していく業界であることは間違いないでしょう。

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