ネオヒルズ(族)とは

ネオヒルズ(族)とは

「ネオヒルズ(族)」とは、主にインターネットを活用して、短期間に莫大な利益を出す人達のことを総称して呼びます。2000年代、ヒルズ族(六本木ヒルズを根城として活躍した堀江貴文や三木谷浩史などのベンチャー企業経営者)が一世を風靡しました。ネオヒルズ族は、ヒルズ族の進化系とも呼ばれる存在として知られ、その成功と転落のスピード感で世間の目を惹きつけています。

ネオヒルズ族はインターネットという仮想空間を最大限に生かす方法で、あっという間に大金持ちになり、ある時には一躍有名人にまで上り詰めます。主に六本木界隈を縄張りとし、企業の代表であることがひとつの条件です。

また、高学歴であることやビジネスの知識を利用し、アフィリエイトや講演会などで年収億単位という例も珍しくありません。しかし、現在は人気や話題性も減速傾向にあり、「騙された」という被害件数も増加しているため、ネオヒルズ(族)として大々的に成功している者は減りつつあります。

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ネオヒルズクラブとは 会費や会員について

ネオヒルズ(族)として有名な与沢翼、そしてその親友だという土屋ひろしが発起人となり立ち上げたのが「ネオヒルズクラブ」。

気になる会員費ですが、情報商材価格として、ゴールド会員が22万8000円、プラチナ会員がなんと120万円という値段になっています。これだけ高額な費用を支払って得られるものとは一体何なのでしょうか。……それは、”会員制パーティーに参加するための権利”です。

しかし、そのパーティーへの参加費は別料金。いくらあっても足りないというくらい大金が飛んで行ってしまうクラブです。また、プラチナ会員になると与沢氏や土屋氏などのネオヒルズ(族)と電話で話せる……権利が手に入るんだとか。

ネオヒルズジャパンとは 発売日や2chの評判

与沢翼が責任編集長を務めるムック本が『ネオヒルズジャパン』です。

2013年11月21日に、双葉社より創刊号が発売されました。しかし、次号はいまだに発売されていません。「年収一千万を目指すビジネスマン必読」との謳い文句、表紙には堂々とした与沢氏の写真が載っています。

その評判は、ネットのレビューや2ちゃんねるなどの掲示板を見れば一目瞭然。「与沢氏は人を不幸にしてまでお金を儲ける」だとか、「信者になる理由が分からない」などという意見が交差しており、高評価のコメントを探し出すことが不可能な状況です。

こういった評価が下されたゆえに、創刊号で発売が終了してしまったということなのでしょう。

ネオヒルズ(族)と与沢翼や久積篤史の関係

ネオヒルズ(族)として最も有名といっても過言ではない与沢翼。彼は「与沢塾」や「あなたを億万長者にプロデュースするプロジェクト」などを立ち上げ、情報量として高額な資金を集め、ネット上では「詐欺師」だといわれています。

与沢氏と同様にネオヒルズ(族)であり株式会社ソーシャルブランドの代表取締役でもある久積篤史も「詐欺師」だといわれています。

二人に共通するのは年収が億単位といわれていること、愛車が高級車であること、アフィリエイトや情報商材の販売で儲けていることなどが挙げられます。

久積篤史にいたっては、CDデビューまで果たしています。

ネオヒルズの稼ぎ方は問題点が多い

ネオヒルズ(族)は「詐欺師」と呼ばれていることが多く、その最も大きな理由としては、その稼ぎ方に問題があります。与沢氏や久積氏が行っている”情報商材”のビジネスは、消費者にとって大きな落とし穴があるからです。

あまりにも高額なその値段に問題があり、内容とその値段の釣り合いが合わないといったケースがほとんどです。甘い言葉で購入を煽るものの、中身を見てみればいたって普遍的だったりするのです。また、“通信販売”“情報”という商品の性質上、一般の商品とは違い「クーリングオフが効かない」場合も多々あります。

消費者にとって役に立たない情報を高額で買わせる――このようなビジネスの方法では、消費者の不満が募っていくばかりでしょう。

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