リフレーミングとは 

リフレーミングとは

リフレーミングとは、出来事の枠組みを変えて前向きにとらえる試みです。簡単な言葉に言い換えると「ものは言いよう」ということ。たとえば「もう半分しか残っていない」と考えるのと「まだ半分も残っている」と考えるのでは、思考パターンが変わってきます。

リフレーミングをマスターすることで人生の選択の幅が広がり、プラス思考が身に付くと言われています。

1.NLPの6段階リフレーミングとは

自分の意思でなかなか変えられない行動・習慣・感情などを、無意識レベルで変えていくためのチャレンジです。意思と行動は別物と考えて本当に得たい結果になるように導くのが6段階リフレーミングの意図とされます。

たとえば、家族が何よりの宝物と考えているとします。なのに、毎日残業続きで一緒にいる時間がもてず寂しい思いをさせているとしたら、意思と行動が伴っていないことになります。こうした場合、意思と行動を全く別物と考えて、別の行動で満たすことはできないか考えてみるのです。

たとえば、なぜ自分は毎日忙しく働いているのかを考えてみると、「子供においしいものを食べさせたい」「妻にお洒落をさせてあげたいという」思いが根底にあることが分かります。その思いを満たすための行動を「仕事を増やす」以外の選択肢で考えると、より良い解決策が見えてきます。

2.小学校で行うリフレーミングとは

リフレーミングは、小学校の授業でも活用されます。子供の思考パターンをプラスに導くことで、よりよく生きるサポートをするためです。共同生活をしていると、ある特定の見方に片寄りがちになっていきます。嫌いな子供がいたら、いつまでも歩み寄ることはできません。

リフレーミングは物事を多面的にとらえるトレーニングでもあるため、生徒同士の付き合い方も変わるはずです。

たとえば「あの子はワガママだから好きではない」と嫌われている子供がいたとします。「自分の意見をはっきり言える主体性はすごい」と前向きに考えるとどうでしょう。ポジティブな側面に気付くことで、イライラしなくなってきます。その子供を見習って、自分の考えをはっきり言える生徒が増えたらどうでしょう。

授業に活気が出るうえに、風通しの良いクラスが実現します。意見の食い違いがあったときには、意見交換をしてより良い打開策を見出します。小学校の段階からリフレーミングを身につけると、その後の人生に大きなプラスになるでしょう。

3.リフレーミング辞典とリフレーミングカードとは

リフレーミングを意識させるトレーニングとして、しばしば活用されるツールのことです。リフレーミング辞典には、書き換えたい言葉とリフレーミングした後の言葉が50音順でのっています。ネガティブな言葉を避けたいシーンで活用すると、前向きな表現へと変換できるというわけです。

リフレーミングカードは、裏表を一体にして言い換え表現を示すものです。ゲーム感覚でリフレーミングを身に付けたいシーンで活用できます。

4.マーケティング・リフレーミングとは

『マーケティング・リフレーミング』とは、書籍の名称で、思考パターンの変更により新たな価値を生み出す考え方について書かれています。市場の逆説性を理解してリフレーミングにチャレンジすることで企業利益をあげるマーケティング戦略を説きます。

具体的な商品を例示しながら論議を展開していくため分かりやすく、商品開発の現場や経営者に愛読されます。

5.リフレーミングで短所を長所に

どんな人でも、短所と長所は表裏一体であると理解しましょう。決断力がないという短所は、優しさや人当たりの良さの裏返しです。短気ですぐにイライラする人は、行動力や処理能力に長けています。短所と長所は同じもので、どうとらえるかの違いです。

リフレーミングの法則を性格分析に活用すると、違った自分が見えてきます。短所を長所に変えて、より良い生活をスタートしましょう。

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