スティーブン・R・コヴィーとは 

スティーブン・R・コヴィーとは 

スティーブン・R・コヴィー(Stephen Richards Covey)は、アメリカ合衆国出身の経営コンサルタントです。彼の著作である『7つの習慣』で一躍有名になり、世界的に名を馳せました。英国「エコノミスト」誌では、世界で最も大きな影響力を持つ経営コンサルタントと評価されています。

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1.スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』とは

『7つの習慣』は、スティーブン・R・コヴィーの代表作です。1990年の初版出版以降、3000万部以上の発行部数を誇り、世界的な大ヒットとなりました。企業パーソンとしての自分を形成するとともに、個人としてより生きるバイブルになります。

スティーブン・R・コヴィーによれば、ビジネスがうまくいってお金を稼げるようになるだけでは真のお金持ちと言えない、とされています。人生の最後の姿を思い描きながら、どう生きたらいいのか決めていきます。自分のベースになる価値観を書き出し、コミッションステートメントとして活用しつつ、自分のあり方を決めましょう。どうありたいかが明白になった後は、どのようにして実現するか考えます。

コミッションステートメントに照らし合わせて、重要なことを優先します。重要事項が明白だと、重要でないことに流されなくなります。個人的な成功をおさめた後は、人と協力体制を築き、より大きな成果を求めましょう。また、Win-Winの原則に従って行動すると、強固な信頼関係ができて仲良くなれます。

2.スティーブン・R・コヴィーの名言

スティーブン・R・コヴィーは数えきれないほどの名言を残しています。そのうちのごく一部を抜粋しました。

・最も大切なことを最も大切にすることが何より大切
・リスクのない人生を送るリスクこそ、最大のリスクと考える
・私たちの行動は、私たち自身の選択によって決まる
・成功者たちは、成功していない人たちの嫌がることを実行に移す習慣がある
・ためらうことなくノーが言えるようになるためには大きなイエスを持つこと。「良い」と言うことこそ、最大の敵である
・成功のはしごを登る前に、目当てのビルかを確かめること
・出来ごとに傷つくのではなく、出来ごとを容認する自分の選択に傷つく
・苦しみを克服した人の生きざまほど、心の琴線に触れるものはない
・主体的な人は、間違いを早急に認めて自己修正を図る。さらに、そこから教訓を得るものである。このアプローチにより、失敗が成功のもととなる
・Win-Winを考えることは、テクニック上の問題ではない。人間関係全体に関係する哲学と理解する

3.スティーブン・R・コヴィーは自転車事故が原因で死去

スティーブン・R・コヴィーは、2012年7月16日午前2時15分に逝去しました。直接の原因は、急斜面で起きた自転車事故でと言われています。意識不明状態で米国アイダホ州アイダホフィールズの病院に入院し、そのまま息を引き取っています。享年79歳にて家族に見守られながら静かに眠りについたとされます。

マーケティング教祖の訃報に、世界中の偉人たちから追悼コメントが寄せられました。2011年7月の来日セミナーが生前最後の海外講演となったことは、日本の読者の胸に残ったことでしょう。彼の残した崇高な思想は、スティーブン・R・コヴィーの遺志を引き継いだ各国の普及団体の手によって、今なお広がりを見せています。

4.まとめ|スティーブン・R・コヴィーの著書は必読書

スティーブン・R・コヴィーの著書は、ビジネスマンの必読書として度々雑誌などで取り上げられる名著です。ビジネスパーソンならぜひ目にしておきたい必読書といえるでしょう。マンガや図解本も出ていて、初心者でも読みやすい配慮がされています。成功望んでいるのなら人生を歩みたいなと望んでいるのなら、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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