SWOT分析とは

SWOT分析とは

SWOT分析とは、ビジネスやマーケティングの場における目的達成のための戦略分析(フレームワーク)のひとつです。

SWOT分析は、組織または個人が、目的を達成するためにどんな強みや弱みを持っていて、それをどう生かし、どう脅威に立ち向かっていくかを可視化しクリアにするために行われます。

「SWOT分析」のS、W、O、Tは、それぞれ意味しているものがあります。

S………Strength=強み
W………Weakness=弱み
O………Opportunity=機会
T………Threat=脅威

”強み”と”弱み”が内部的な性質、”機会”と”脅威”が外部的な性質と捉えると、分かりやすいでしょう。

SWOT分析と3c分析

SWOT分析と同様な目的で用いられる手法のひとつに、「3c分析」があります。

3c分析のCは Customer=”市場、顧客”、Competitor=”競合”、Company=”自社”を意味しており、顧客を頭においた三角関係を描くのが典型的なテンプレートになります。

3c分析では、それぞれのCを順に明確にしていくことが大切で、市場、顧客の項目で必要となるのは「市場や顧客の現在のニーズ」であり、競合の項目で必要となるのは、他社との競合にあたり、「市場がどのように変化しているのか」ということです。

また、自社の項目は文字通り、自社に関しての情報を明確にするわけですが、最終的には、前述で洗いだした”二つのC”を前提に、自社が成功するために足りない要素などを見出すことが目的です。

3c分析とSWOT分析の違いは、前者が外部を軸にして考えるのに対し、後者は内部を軸にした考え方をしているという点にあります。

SWOT分析のテンプレート

3c分析が三角形の形をしていたのに対し、SWOT分析は項目が4つあるため、四角形のテンプレートになります。

上半分が内部的な性質を、下半分が外部的な性質を表しているものとして、左上がS(強み)、右上がW(弱み)、左下がO(機会)、右下がT(脅威)といった具合に当てはめていきます。空欄のテンプレートを作成し、その空欄に内容を書きだしていきます。

分析を行う際に忘れてはならないことがあります。それは、「SWOT分析をすることの目的」です。なんのためにSWOT分析を行うのか、始める前にそれを明確にしておかないと、SWOT分析をしている途中でなんらかのブレが生じてしまいます。

ですから、四角形のテンプレートの上部に、”目的”を付け足すとよいかもしれません。

SWOT分析のやり方や方法

テンプレート=枠組みを理解したら、ようやくSWOT分析の開始です。それぞれの項目を順番に埋めていきましょう。

S(強み)で必要となる情報は、「組織や個人などが目的達成にプラスとなる強み」です。環境、資源、材料、外部との関係性、企業理念、品質などといったあらゆる条件の中から、強みになる要因を一つずつ挙げていくことになります。

次にW(弱み)。WはSで挙げた要因とは真逆のものになります。つまり、「組織や個人などが目的達成にマイナスとなる弱み」です。Sと同様の条件の中から、弱みとなる要因をどんどん挙げていってください。

三番目がO(機会)の項目です。Oで挙げるべき情報は、「強みを生かし、どのように成功の機会を得るのか」。SWOT分析である意味もっとも重要といえるべき部分です。

最後にT。Tは脅威、つまり「弱みによって起こる脅威とはなにか」を想定するために必要です。これにより、成功するために足りないものだけでなく、何が使えるかなどを知ることができるのです。

4つ全部の洗い出しが終了したら、目的に沿ってさらに分析を深めていきますが、SWOT分析はあくまでひとつの手法に過ぎないので、導き出された結論も絶対的なものではありません。SWOT分析には弱点もありますので、注意が必要です。

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