毒親とは
毒親とは、子供に対して毒のような悪影響をおよぼす親のことを指します。暴力を振ったり虐待するなど、肉体を傷つけるタイプ、暴力的な言葉を投げかけるなどの精神的に悪影響をおよぼす親、過干渉、育児放棄など、さまざまなパターンがあります。
毒親と言う言葉は最近メディアなどでよく耳にするようになりましたが、この言葉はスーザン・フォワードの「毒になる親」という本に起源があります。毒親は児童虐待や育児放棄をする親も当てはまりますが、それだけではありません。毒親は至るところにいます。
毒親とは端的に言えば「子供の人生を支配してしまう親」と言ってもよいでしょう。そのため、子供のやることなすこと全てに反対して子供の自尊心を奪ったり、過保護すぎて子供のやる気を奪ったりします。
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ビジネス心理学とは?毒親の特徴とは?
毒親にはいくつかの特徴があります。その一つが「束縛したがる」ことです。親の言いつけを厳格に守らせたり、人生の進路を子供に決めさせないような親は毒親の危険性があると言って良いでしょう。また、罪悪感がないこともその特徴でしょう。子供にとっては悪影響でしかないのに、「これは子供のためにやっているのだ」と自己正当化する親が少なくないのです。そのため、聞く耳を持たない親も多いのです。
このような特徴を知っておけば、「自分が毒親でないかどうか」を確かめるのにも役立ちます。毒親に育てられた子供は、同じように自分の子供を育ててしまいがちですから、反面教師として同じようにならないようにしましょう。
結婚に反対する毒親たち
子供の結婚に反対したり、子供の幸せを普通に喜べない毒親も少なくありません。「子供の結婚=自分の支配からの独立」と考えて猛烈に反対したり、色々な方法で邪魔をするのです。
また、子供の頃から「結婚はろくなものではない」と子供に教えこんで、子供の結婚観を歪めてしまう場合もあります。結婚をしても支配力を維持しようとして、家を出ることを許さないこともあります。
毒親の対処の方法
毒親から逃れるためには、まずは自分の親を客観的に見ることが大事です。そうすることで「自分の親は毒親なんだ」と認識できるでしょう。また、毒親と絶縁するのも良い方法です。今の時代、絶縁は決して難しくありませんからおすすめです。引っ越しや上京を機に連絡を一切断ってしまいましょう。
絶縁することによって親の支配から解放され、本当に自分の意思で生きていくことが可能になるのです。毒親に言葉で言い聞かせようとする子供もいますが、これは効果的ではありません。そもそも子供から言われたことを真に受けない親も少なくないからです。説得はほとんどの場合、無駄に終わると考えていいでしょう。
毒親に復讐してもいいのか?
このように有害な毒親ですが、何らかの方法で復讐を考えることはあまりおすすめできません。復讐をしても親が毒親だという事実は何も変えられないのです。復讐を考えるだけ時間の無駄遣いをしていることにもなります。
人生は短いですから、毒親のことは過去のこととしてきっぱりと忘れてしまうのが最善です。
毒親について、おすすめの本、漫画
毒親について知りたい、毒親から解放されたいといった人は冒頭で紹介した「毒になる親」がためになるでしょう。この本では毒親の種類をカテゴリー化してわかりやすく解説してくれます。何よりも、対応策が具体的なこともイチオシの理由です。
また、気軽に読める本としてはアスク・ヒューマン・ケアの「アダルトチャイルドが人生を変えていく本」がおすすめです。ワークシートもついており、他人との関係性を再確認したい人にも役立つでしょう。
まとめ|毒親とは絶縁しなさい
毒親とはまともに付き合ってはいけません。関係が長引くだけあなたに悪影響を与えますから、絶縁が一番良い方法なのです。いつまでも、毒親の支配の元で生きる必要はありません。もしも自分の親が毒親なのであれば、早めに絶縁をして自分の人生を歩み出しましょう。