稼げる資格の年収ランキング|30代・40代・女性が資格で本当に稼ぐには

あなたは、「稼げる資格を取って、収入をアップさせたい」と思ったことはありませんか?

新聞や雑誌の広告などで、資格の通信講座の案内をよく目にしますよね。でも、「どれが稼げる資格なんだろう?」とか、「せっかく資格を取るなら収入をアップさせたい……」などと悩む人も多いでしょう。

実は、私は、高校2年のときに、情報処理技術者の国家資格にチャレンジしました。当時この資格は難易度が高く、合格のために夏休み返上で、毎日高校に通いながらも、ひたすら勉強した覚えがあります。おかげさまで、無事合格し、就職にも役立ちました。

ただ、残念ながら世の中には、あまり役に立たない資格もあるようですね。そこで、この記事では、稼げる資格を、統計データを元に紹介します。ぜひ、あなたの資格取得の参考にしてくださいね。

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目次 ~本や雑誌では見えてこない2017年の稼げる資格~

1.稼げる資格の年収ランキングを発表!男性も女性も必見

2.30代~40代稼げる資格のランキング

3.本当に女性が稼げる資格のランキング|主婦にも役立つ?
4.あなたにピッタリの稼げる資格を見つける5つのステップ

5.稼げる副業・転職・起業|資格を取る以外の選択肢もある

6.自分の人生にとってプラスになる資格を取ろう

1.稼げる資格の年収ランキングを発表!男性も女性も必見

稼げる資格の年収ランキングを発表!男性も女性も必見

高い収入を得ることができるのは、いったいどんな資格なのでしょうか? まず、下の表をご覧ください。

順位 資格 平均年収
(推定含む)
難易度 合格率
1 弁護士 1,189万円 10 27%
2 医師 1,072万円 10 91%
3 公認会計士 817万円 10 9%
4 税理士 817万円 8 18%
5 中小企業診断士 780万円 7 19%
6 システム監査技術者 700万円 8 10%
7 一級建築士 677万円 8 13%
8 司法書士 630万円 8 3%
9 歯科医師 621万円 10 63%
10 ITストラテジスト 615万円 9 14%
11 不動産鑑定士 566万円 8 12%
12 薬剤師 533万円 9 80%
13 社会保険労務士 530万円 7 5%
14 行政書士 500万円 6 10%
15 気象予報士 480万円 8 4%

データの引用元:『日本人の給料大辞典』別冊宝島

この表の資格と平均年収、難易度の3か所だけご覧ください。何か見えてくるものはありませんか? 次の章から解説をしていきます。

1-1.当たり前? 稼げる資格は取るのが難しい…

あなたは表を見てこう感じませんでしたか? 「やっぱり難しい資格ほど稼げるんだなぁ」

そうです、難易度の高い資格ほど稼げるのです。もし仮に、簡単に取れて稼げる資格があったとしても、みんながどんどん合格して、すぐに稼げなくなってしまう、ということでしょうね。ですので、高い収入を目指すなら、ある程度難しい資格にチャレンジする必要がありそうです。

では、続いて30代~40代の稼げる資格を紹介します。

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2.30代~40代稼げる資格のランキング

次の表は、30代~40代に人気があり、稼げる資格のランキングです。まずはご覧ください。

順位 資格 平均年収
(推定含む)
職業
1 中小企業診断士 780万円 中小企業診断士
2 社会保険労務士 530万円 社会保険労務士
3 行政書士 500万円 行政書士
4 宅地建物取引士 430万円 不動産業
5 第二種電気工事士 427万円 電気工
6 ケアマネージャー 356万円 ケアマネージャー
7 ファイナンシャルプランナー(FP) 350万円 保険外交員
8 保育士 309万円 保育士
9 介護福祉士 307万円 介護福祉士
10 マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS) 259万円 一般事務

データの引用元:『日本人の給料大辞典』別冊宝島

2-1.30代~40代で稼げる資格はなぜ国家資格なのか?…

ご覧のとおり、ランキングのほとんどは国家資格です。たとえば、資格の通信講座では、民間資格の、調剤薬局事務、医療事務などが、女性に大人気。なぜ、これらの資格がランクインしていないのでしょうか?

その理由は、民間資格では、資格を持っている人しかできない、いわゆる「独占業務」が存在しないため。つまり、特に資格がなくても、やる気などを評価され、普通に就職できてしまうようです。また、これらの資格では、給与面で優遇されることも少ないようです。

ぜひ、資格選びは慎重におこなってくださいね。30代、40代では、実務経験を求められるケースが多く、今までの実務経験を活かす形で、資格を考えた方が無難なようです。次は、本当に女性が稼げるランキングを紹介します。

参考サイト:医療事務の就職に資格って必要?答えはNO。面接官が答える

3.本当に女性が稼げる資格のランキング|主婦にも役立つ?

次の表は、女性の年間就職者数が多く、かつ年収が高めの職業の一覧です。

順位 職種 平均年収
(推定含む)
就職者数 資格
1 薬剤師 520万円 約3.6万人 認定薬剤師、専門薬剤師
2 システム・エンジニア 499万円 約4.7万人 基本情報技術者、応用情報技術者、システムアーキテクト、ネットワークスペシャリストなど
3 看護師 398万円 約49.2万人 認定看護師、専門看護師
4 准看護師 383万円 約15.8万人 准看護師
5 理学療法士・
作業療法士
356万円 約5.3万人 理学療法士/作業療法士国家試験
6 ケアマネージャー 356万円 約5万人 ケアマネージャー
7 保険外交員 356万円 約15.2万人 ファイナンシャルプランナー技能士資格
8 栄養士 338万円 約6.2万人 管理栄養士
9 幼稚園教諭 330万円 約6万人 幼稚園教諭免許
10 保育士 309万円 約22万人 保育士資格

データの引用元:『日本人の給料大辞典』別冊宝島

いかがですか? ごらんの通り、女性が就きやすい職業の中で高収入なのは、医療系や介護系が多いようです。それ以外は、ほぼ専門職。思ったよりも主婦向けの、稼げる資格は少ない感じです。

もし、この表にあなたの興味がある資格がなければ、次章で、あなたにピッタリの稼げる資格を見つける5つのステップを紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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4.あなたにピッタリの稼げる資格を見つける5つのステップ

あなたにピッタリの稼げる資格を見つける5つのステップ

この章では、次の5つのステップで、あなたにあった資格を絞り込んでいきます。ぜひ、あなたにピッタリあう資格を見つけてくださいね。

■ あなたにあう資格を見つける5ステップ

(1)まずは自分の情熱を確認しながら、資格をピックアップ
(2)必ずあなた自身の特性を活かした資格を取ること
(3)どのくらい稼ぎたいのか、将来像をはっきりさせよう
(4)資格の難易度やかかる費用について調べてみよう
(5)資格を取って、本当に収入が上がるのかを確認しよう

4-1.まずは自分の情熱を確認しながら資格をピックアップ

まず、一つ目のポイントはあなたの情熱です。いくら稼げるといっても、やりたくない仕事の資格を取っても仕方ないですよね。たとえば、数字が嫌いなのに税理士の資格を取ることなどです。

ですからまずはじめに、あなたが好きなことや、情熱を持ってできそうな分野の仕事を考えてみたうえで、それに関係しそうな資格を、いくつかピックアップしてみてください。

4-2.必ずあなた自身の特性を活かした資格を取ること

資格をピックアップできたら、次にその資格を取ったあなた自身を想像してみてください。

  • どんな感じで働いていそうですか?
  • あなたの特性にあっていそうですか?
  • 楽しく働いているところをイメージできますか?

先ほど例にあげた会計士さんであれば、数字とにらめっこして帳簿をつけている姿が思い浮かびますよね。そういった様子をイメージして、なんとなく楽しく働けそうだなー、と感じられるなら、その資格はあなたの特性にあっているといえます。

もし、現在会社で働いているのであれば、その職場で資格を生かして仕事をしている姿をイメージするかもしれません。もしかすると、今とは全然違う仕事、あなたによりふさわしい新しい仕事が発見できるかもしれません。

ぜひ、あなたの特性を活かせそうな資格をいくつかピックアップして、実際に働いている姿を想像してみて、自分に本当にあっているかを探ってみてください。

自宅でできる仕事を、キャリアカウンセラー経験者が、まとめて解説しています。自宅で仕事をするメリットやデメリットはもちろん、向く人向かない人、資格をどうするかなど……。もし、あなたが自宅でできる仕事に興味があれば、必ず読んでくださいね。

自宅で仕事ができたらいいのに。……そう考える人は多いと思います。子供がまだ小さくて手がかかるから……親の介護しなければいけなくなってしまった……社内の人間関係がわずらわしくって……満員電車で通勤するのは苦痛でしかたがないんだよ……理由はさまざまですが、大昔...

4-3.どのくらい稼ぎたいのか、将来像をはっきりさせよう

あなたにあった資格が何となくイメージできてきたら、次は実際にどのくらい稼ぎたいのかなどの将来像を、よりはっきりさせていきましょう。

その資格を取ることで、どのくらいの収入アップが見込めそうですか? どのような感じでキャリアップできそうですか? もしかすると、大きな収入アップをねらって、転職を考えているかもしれませんね。

もし、転職まで考えているのでしたら、転職には大きなリスクがともなうことだけは忘れないでください。仮に今とまったく違う仕事選んだ場合は、収入がアップするどころか、新しい仕事を覚えて一人前になるまでの間は、大きく収入ダウンすることも十分に考えられます。

ネイリストを例にあげて説明します。「ネイリストなってみたい! 楽しく働けそうだわ。ネイリストの資格を取ろう」あなたが仮にそう思ったとしますよね。楽しく働けそうな点は、とても素晴らしいと思います。しかし、実際の収入はどうでしょうか?

最近はインターネットで検索すると、その職種の平均年収も簡単に調べられます。ぜひ、GoogleやYahoo!で「ネイリスト 平均年収」といったキーワードで検索してみてください。

実際にネイリストの収入を調べてみると、平均年収は300~400万ということがわかります。就職もなかなかきびしくて、最初はアルバイトからのスタートが多いようですね。もし、仮にうまく就職できたとしても初任給は15万円くらいだそうです。

どうですか? あなたのイメージどおりですか? インターネットを利用すると、収入がわりと簡単に調べられます。特に転職などの大きな決断をする場合は、あなた自身で十分に確認してくださいね。

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4-4.資格の難易度やかかる費用について調べてみよう

次に、資格の難易度についても調べておきましょう。難易度を知るには、インターネットで、その資格の合格率を検索すると簡単にわかります。取ろうと思っている資格を、GoogleやYahoo!で「(資格の名前) 合格率」のキーワードで検索してみましょう。

また、同じように資格を取るのにかかる費用についても調べてみましょう。多くの場合、資格を取るには何らかのスクールで勉強する必要があります。

そこで、資格スクールのホームページで、次の3つの情報を調べてみてください(資格スクールは、資格スクールと検索すると、たくさん出てきます)。

■ 資格スクールでチェックしてほしい3つの情報

(1)講座の実施回数と期間(例:9ヶ月で全68回の講座)
(2)スクールの費用(例:17万5000円)
(3)受講者の声

(1)と(2)の講座の実施回数と期間、費用を見れば、資格の難易度がわかります。実施回数や期間が多く、費用が高いほど、取得が難しい資格といえます。

そして、(3)の受講者の声も必ずチェックしましょう。実際に受講した人の生の声は、どのスクールを選べばいいかの判断材料になるからです。

4-5.資格を取って、本当に収入が上がるのかを確認しよう

さらに、資格を取ることで、どのくらいの収入アップが見込めるのかについても調べておきましょう。先ほど、ネイリストの転職の例で紹介したように、年収はGoogleやYahoo!で「ネイリスト 年収」といった感じで検索すると、わりと簡単に調べられます。

もし、転職などはまったく考えておらず、現在勤めている会社に所属しながら収入アップをしたいのであれば、事前にあなたの会社の収入アップ制度を確認するとよいでしょう。

資格を取ることで収入アップが見込めることについては、以前ソフトバンクが実施している制度が大きな話題になりました。ソフトバンクではTOEICの資格で900点以上を取ると、なんと100万円がもらえるそうです。なんともうらやましい話です。
(参考:「ソフトバンク、TOEIC900点で100万円 社員に報奨金」 日経新聞)

このような極端な例は少ないとは思いますが、普通の会社であれば、資格を取ってガンバってくれる社員を応援してくれるはずです。

もし、あなたの会社の収入アップ制度についてわからなければ、上司に相談してみるとよいでしょう。資格を取ることで収入アップする制度の有無、そういった前例がないかを聞いてみるのです。

資格を取って仕事に役立てるという前向きな質問なら、きっと上司も悪い気はしないはずですよね。「こいつはやる気がありそうだなぁ」なんて、あなたの評価も上がるかもしれません。

収入アップするかどうかについて調べたら、その次はその金額と、資格を取るのにかかる費用を比べてみてくださいね。見込める収入アップよりも、資格スクールの受講料の方が高いこともあるからです。

もちろん、キャリアアップを目指して、多少費用が高くても資格を取るという選択もありです。将来へ向けての自分自身への投資という考え方ですね。その資格があなたの将来に素晴らしいプラスをもたらすのであれば、ガンバってチャレンジする価値は十分にありますよね。

もしかしたら、あなたの会社では収入アップ制度を設定していないというケースもあるでしょう。職種によっては、関連する資格がない場合もあるかもしれません。

そうしたケースでも、どういう資格を取れば今の仕事に役立つのかを上司に相談することは大変有効です。自分一人で考えるよりも、上司に話を聞くことで意外な資格の存在に気がつくかもしれません。

これも、将来の自分への投資という考え方になりますが、今の会社に収入アップ制度がなく、すぐにお金にならなくても、その資格をとることが本当に今の仕事に役立つのであれば、職場でのあなたの評価は確実に上がるはずです。評価が上がれば、長い目で見れば収入アップにつながっていきます。

また、将来的に転職するのであれば、有利になるでしょう。

5.稼げる副業・転職・起業|資格を取る以外の選択肢もある

稼げる副業・転職・起業|資格を取る以外の選択肢もある

もし、収入アップが一番の目的ならば、資格以外にもいろいろな選択肢があります。ここでは資格を取ること以外で、収入アップにつながるさまざまな方法について、簡単に紹介しておきますね。

5-1.転職で年収が倍にアップした例

私の知り合いで上手に転職して、収入が倍以上に増えた人がいます。少し極端な例ですが、転職で収入アップするために重要な考え方が含まれているので紹介しますね。

私の友人の升田さん(仮名)は、以前は銀行で営業マンをしていましたが、収入アップを目指して保険会社に転職しました。

転職するという升田さん対して、当然ながら両親をはじめとした、みんなが大反対。「せっかく就職できた銀行を辞めるなんて、バカのすることだ」と非難されたそうです。

安定した収入を得られる銀行を辞めて保険会社に転職するなんて、反対されるのが普通ですよね。そこで私は「なぜそんな決断をしたんですか?」と升田さんに質問しました。そのときの会話を紹介します。

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  • 「なんで、銀行の営業マンを辞めて、保険の営業マンになったんですか?」
  • 升田さん「銀行の営業マンってどんなイメージです? 実は最近は、銀行の営業マンも保険の営業マンとあまり変わらないんですよ。

    保険の営業みたいに、新しいお客さんを探しまわらなきゃいけないですし、それ以外にも、実は銀行でも保険を売ったりするんですよ? 知ってました?

    もちろん、売るのは会社向けの保険ですけど。今はまだ本気で営業している人も少ないようですが、これからは保険を売る銀行も増えると思いますよ。

    そんな現状ありまして、どうせ営業するなら、保険の営業でガンバった方が、よほどやりがいを感じるなー、そう思ったんです。ガンバったらガンバっただけ、自分の収入になりますし。何よりも収入アップが転職の大きな目的の一つでしたから」

  • 「そうなんですね。それで、実際に収入はすぐに増えましたか?」
  • 升田さん「実は、転職して収入はガクンと減りました。銀行に勤めていたときの給料はそれなりにありましたから。それでも、両親にタンカをきって辞めているので、ガンバって働きました。

    そうしているうちに、だんだんと収入も増え、いつのまにか銀行の営業マンをやっていたときの2倍以上稼げるようになっていました」

  • 「大変だったんじゃないですか?」
  • 升田さん「もちろん、簡単とは言いません。でもね、もし銀行に勤めて続けていたとしても同じなんです。銀行でも出世する人と、出世できない人でハッキリ差がつくんですね。

    銀行に勤めていたとしても、何かしらガンバって実績を出さない限りは、出世できないじゃないですか。結局同じなんです。保険でガンバるか、銀行でガンバるかだけの違いです。

    それなら、直接お客さんに喜んでもらえる保険の営業の方が楽しいな。そう感じたんです。もちろん、簡単な決断ではありませんでした。しかし、あのとき思い切って決断をしてよかった。今は強くそう感じています」

以上が升田さんとの会話ですが、彼が言うように、結局どこで働いでも同じなのかもしれません。どんな仕事に就いても、実績を上げなければ収入は増えません。だからこそ、本当に情熱をもてる仕事を選ぶことが重要なのです。

余談ですが、この升田さんはクレジットカードは一切持っていません。クレジットカードを持っていると、知らない間にどんどん使っちゃうからだそうです(笑)。

今、升田さんは、クレジットカードは一切持たずに、財布にしっかりとお金を入れて、いつもニコニコ現金払いだそうです。彼にとってはそうすることが、何よりも節約になるのでしょう。人によっては収入アップすることよりも、節約することのほうがお金を貯めるうえで大切になる人がいるのかもしれませんね。

もちろん、転職は簡単に決断すべきではないので、誰にでもオススメするわけにはいきません。しかし、升田さんのように、収入が2倍以上になることもあるのです。選択肢のひとつとして、頭の片隅に置いておいてください。

5-2.副業で月収5万円を稼いで、生活を楽にする

ここ10年弱で、副業を考えるサラリーマンが増えています。リーマン・ショック以後、サラリーマンの収入が激減する反面、支出は増える傾向にあるからです。月に5万円でも副業でプラスの収入があれば、生活はずいぶん楽になりますよね。

副業といってもさまざまなジャンルがあります。その中で自分にあったものを選ぶことが大切です。いろんな副業を試してみて、長く続けられそうなものを探るのもよいでしょう。

また、副業するにあたって、注意しなければならないことがあります。あなたの職場では、副業が禁止されていませんか。また、禁止されていなくても、同僚や上司がどう思うかを考えることも大切です。こっそりと副業をする必要がある場合は、住民税から職場にバレてしまうことがあるので気をつけてください。

資格を取ることも有益ですが、副業をすればもっと手っ取り早く収入を得ることが可能です。資格とあわせて考えてみることをオススメします。

副業の方法や注意点については、以下の記事を読んでください。サラリーマンや公務員の経験を持つコンサルタントが、ていねいに解説しています。後になって、こうしておけばよかったと思わないためにも必見です。

「給料だけじゃお金が足りないよなぁ…」と思い、副業を考えるサラリーマンが、ここ10年で増えています。私も、今でこそ独立していますが、サラリーマンの頃から副業に取り組んでいました。そして、コッソリと10以上の副業の方法をためした経験があります。副業で月収...

5-3.高い収入を目ざすなら、独立起業を真剣に考える

また、「高い収入を得たい」と望む人もいるでしょう。しかし、高い収入は資格を取るだけでは非常にむずかしいです。なぜなら、高いリターンを得るためには、高いリスクを取るしかないからです。

まず、会社勤めというのは、ほとんどノーリスクだということを覚えておいてほしいです。つまり、資格を取ったとしても、会社にいる時点で、大きなリターンはほとんど期待できないということです。大きなリスクを取るというのは、起業をするということです。

もしあなたが大きなリターンを期待するなら、資格を取るだけでなく、その資格を使って起業することを真剣に考えてみてください。そして、起業するならまず週末起業がおすすめです。もしあなたが起業に興味を持ったなら、大きな失敗をする前に実際に成功している起業家が書いた、以下の記事をチェックしてみてくださいね。

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6.自分の人生にとってプラスになる資格を取ろう

いかがでしたか? 資格を取って稼ぐには難しい資格を取る必要があるという話からスタートして、最後には転職や副業の例なども紹介しました。

あなたも、うすうす気づいていると思いますが、本屋に並んでいるような資格ガイドの本は、資格講座の宣伝をかねていて、良いことばかり書いてあるケースが多いようです。

そういった情報をうのみにせずに、必ず自分自身でしっかりと確認して、あなたの人生にとって本当にプラスになる選択をしてくださいね。

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