朝の満員電車、大っキライ!!願わくば、おうちで仕事ができるようになりますように……
わかります、わかります、その気持ち。わたしも同じですから。
最近話題は、ちょっと、眉にツバをつけたくなるような、スマートフォンを使った手軽に大金を手にできるという情報。とくに“LINEで億を稼いだ人が出た”というニュースなどは、気になりませんでしたか?
他にも、イラストを描いたり、文章を書いたり、ブログでアフィリエイトしたり、翻訳業、データ入力……さまざまな自宅でできる仕事についての情報がネット上にあります。
けれども実際に自宅で仕事をしている人って、どんなことしているの?とか、稼げるの?とか、気にはなってもよくわかりませんよね。
わたしも気になるので、あなたに代わって調べてみました。
目次 ~自宅でできる仕事ってどうやって始めればいいの~
- 5−1.自宅でできる仕事の準備|やる仕事を決める
- 5−2.自宅でできる仕事の準備|設備などの準備
- 5−3.自宅でできる仕事の準備|副業と本業どちらから?
- 5−4.自宅でできる仕事の準備|資格は絶対に必要か?
1.満員電車とオサラバ!自宅でできる仕事の魅力とは?
想像してみてください。明日から会社に行かずに、おうちで仕事をしている自分の姿を。どうですか?イキイキしていますか?ガミガミうるさい上司の小言は聞かなくていいし、お局さまのご機嫌うかがいも、もうしなくていいんです!
朝もゆっくりとコーヒーを味わう時間がたっぷりとれますし、究極はパジャマのままでも仕事はできます(笑)
なんだか、いいことづくめに感じますが、実際はどうなんでしょう?次章からは、ちょっぴり辛口になります。
2.自宅で仕事をするメリット・デメリット
ほとんどのものごとには、メリットがあればデメリットもあります。それは会社勤めについてもありますし、在宅ワークでも同じことです。では、具体的にみていきましょう。
2−1.自宅で仕事をするメリット
- 自分のペースでできる
- 自分で仕事量を調整できる
- わずらわしい人間関係がない
- 人の目を気にしないでいい
どうですか?1章でふれたとおり、マイペースで仕事ができることがいちばんの魅力ですよね。仕事の量は自分で決めることができるので、残業という概念もありません。好きなことを仕事にできたら、それこそ「遊ぶように仕事をする」ことが可能になりますね。そういう意味では、クリエイティブな職種全般、自宅でやるのに向いていると言えるでしょう。
2−2.自宅で仕事をするデメリット
- 怠けてしまいやすい
- お尻を叩いてくれる人がいない
- 時間管理をしなくてはいけない
- 経理業務も自分でやらなくてはいけない
- 家族に邪魔される恐れ
マイペースに仕事ができるということは、怠け心が芽生えた時に、誰も注意してくれないし、たとえモチベーションが落ちたとしても、自分で立ち上がらなくてはいけなくなります。時間を上手に使えないと、締め切りのない仕事はありませんから、取引先との信頼関係が悪くなったり、最悪仕事の依頼がなくなってしまうことも。
ある程度儲けがでるまでは、たったひとりですべてをこなさなくてはいけなくなりますから、お金関係、とくに経理業務はしっかりやる必要があります。個人事業主の場合、年度末には確定申告が待っています。会社員であれば、年末調整で会社の経理の人がやってくれていた業務を自分がやることになります。
また、見落としやすいデメリットとして、実家暮らしなどをしていてご家族と一緒に住んでいる場合は、ご家族から仕事の邪魔をされることがあるということです。会社の上司は赤の他人ですが、親兄弟、子供などの場合は、血がつながっているぶん、要求もかなりワガママなものだったりしますから、心を鬼にして、仕事を優先することができるかどうか、試されます。
3.自宅でできる仕事に向く人・向かない人
ここまで読んでいただくと、だいぶイメージができあがったのではないでしょうか。そして、自分にはできるのかな?といった疑問も湧いてきていることと思います。そこで、簡単にチェックをしてみましょう。
とにかく、ひとりでいることが苦手な人には向きません。
まず、会社勤めとちがって、当たり前ですが、同僚はいません。あなたひとりで仕事をすることになるのです。会社にいれば、ちょっとしたことで、隣の人に話しかけることも、わからないことを上司に聞きに行くこともできますが、あなたひとりきりで解決しなくてはならなくなります。
自制心のない怠けグセのある人もむずかしいでしょう。
やる気が出ない日であっても、誰もおしりを叩いてくれないので、あなたが自分で自分を鼓舞しなくてはいけないことになります。監視する人もいませんから、ついつい遊びの誘惑にも負けそうになるかもしれません。怠けてしまったら、お金は入ってきませんね。
自分で営業することができないと仕事は増えていきません。
会社なら営業が仕事を取ってきてくれますが、自宅で仕事をする場合は、あなたが営業もしなくてはならなくなります。そして、時間管理もあなたの仕事ですよ。在宅ワークは、締め切りのあるもの(翻訳、校正、データ入力など)が多いですから、時間管理ができないと信用を失ってしまいます。
- 向く人 ・・・・・ 孤独が苦にならない 自制心がある、自分で自分をコントロールできる、営業できる
- 向かない人 ・・・ 寂しがりや、依存心が強い、怠け癖がある、遊びの誘惑に弱い、時間が守れない
4.自宅で仕事をするのにあるとよいスキルや知識
自宅でできる仕事はいろいろありますが、パソコンを使ってやる仕事がほとんどではないでしょうか。最近はスマートフォンしか持たず、パソコンを持っていない方も増えているということで、スマートフォンでできるお仕事は、これからも増えていく可能性は充分にあります。
とはいっても、スマートフォンひとつでできる仕事は、いまのところ、低単価のものです。冒頭でご紹介したLINEで大金を得た話も、誰でもやれば億単位のお金を手にできるはずもなく、宝くじを当てることに近い確率だと思っていたほうがいいでしょう。
こういった状況を踏まえると、まず、必要なのは、パソコンの知識、そしてスマートフォンの知識でしょう。基本的な操作ができることは必須条件です。
文章を書くことができるという能力も必要です。すでに、直接会話したり電話をするよりも、メールやLINE、チャットなどで文字だけの会話をする比重が多くなっていますよね。文字によるコミュニケーションは、在宅ワークの生命線といっても過言ではありません。
もしあなたが、文章を書くのが得意な場合は、コピーライターとして仕事をするという手もあります。いずれにしろ、基本的な文章作成能力はあったほうが有利です。
在宅ワークは、自分から営業したり集客をしたりすることが絶対に必要です。在宅ワーク歴が長く、すでにお得意さんを持っているベテランでない限り、お家でじっとしていても仕事がくることはありません。自宅で仕事を始める前に、セールスやマーケティング(特にネットを使った集客方法など)を勉強しておくと、非常に心強くなるはずです。
- PCスキル、スマートフォンの知識(基礎レベルは必須。職種に合わせて高度なものまで)
- 文章を書くスキル(メール文書が書けることは基礎の基礎)
- 営業・集客ノウハウ(とくにネットを使った集客方法の勉強は必須)
5.自宅でできる仕事 ・・・ まずは準備を始めよう
自宅でお仕事をするためのこころの準備はできたでしょうか?ここからは、自宅で仕事を始めるための具体的な行動です。なにごとも計画が大切です。
5−1.自宅でできる仕事の準備|やる仕事を決める
自宅でできる仕事を調べてみると、とにかくいろいろな業種、職種があります。あなたが在宅ワーク1本で仕事がしたいのか、それとも、ちょっとしたお小遣い稼ぎとして、在宅ワークをしたいのかで、職種選びは変わってきます。在宅ワークのみで生活していくのであれば、下準備は充分にしてくださいね。高単価でかつ高リピート率のものが最適です。
小金稼ぎでいいというのであれば、ネットで検索して、気になったものを端から試してみるのもいいかもしれません。気をつけなくてはいけないのは、ネット上で在宅ワーカーの募集をしているところには、サギまがいのインチキ業者もいるということ。
仕事をもらえるはずなのに、なぜか教材を買えと言われて、こちらがお金を払うことになったり、教材を買ったのに、肝心の仕事がもらえないこともあります。
こういったインチキ業者にだまされないように充分に下調べをしておきましょう。
他にもネットを使った仕事には稼ぎやすい仕事や稼ぎにくい仕事なども色々あるので、仕事を探す前にぜひこちらの記事も一読することをおすすめします。

5−2.自宅でできる仕事の準備|設備などの準備
自宅で仕事をするということは、自分の家(もしくは部屋)をオフィスにするということです。テレビ、マンガ、趣味の道具……自宅は遊びの誘惑だらけです。
さらには、暖かいお布団なども、仕事のやる気を奪う強敵です。まずは、仕事に集中できる部屋に改良しなくてはいけません。仕事の邪魔になるものは、どんどん押入れにしまったり、思い切って捨ててしまうのもいいでしょう。
コピーライターやイラストレーターなどのクリエイティブ系のお仕事の場合は、プリンターなどの用意も必要になるでしょうし、オークションで稼ぎたい方の場合は、梱包資材の置き場を考えることも必要でしょう。まずは頭の中でシュミレーションしてみるといいと思います。
ご家族と同居している場合は、仕事道具を家族に無断で触られないようにする工夫も必要になってくるでしょう。小さいお子さんのいる方は、仕事の機材などで、怪我や事故が起こらないよう配慮してくださいね。もちろん、パソコンなどのネット環境の準備もぬかりなく。
5−3.自宅でできる仕事の準備|副業と本業どちらから?
5−1.でも少し触れましたが、あなたの本気度はどのくらいでしょう?今すぐ会社を辞めて、自宅で仕事がしたい!と思っても、仕事がいただけなければ、開店休業状態からのスタートです。もうすでにお客様がある程度ついていて会社を辞めてもすぐに仕事があるという人以外は、まず副業から始めるほうがリスクが少なくて安心です。
副業については以下の記事も参考にしてください。





5−4.自宅でできる仕事の準備|資格は絶対に必要か?
資格取得については、わたしが別記事で書いていますが、結論からいいますと、医師や弁護士など、無資格のままで仕事をすると法律で罰せられてしまうような職種でない限り、必要ありません。
というのは、仮に資格を取得したとしても、セールスや集客ができなければ、在宅の場合は特に、仕事を得ることがむずかしいからです。資格取得をすれば、仕事がもらえるというのは幻想です。資格取得に熱心になるくらいであれば、セールスの勉強をしたほうがよっぽどためになります。
資格については以下の記事も参考にしてください。




6.どこで仕事をするかより、なにを仕事にするか
いかがだったでしょうか?お家で仕事ができたらなあ……というのは、特に女性なら誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか?現在、育児中の主婦の方であれば、なおさら家で仕事がしたいと思うはずです。
今回は、在宅ワークなら、これをやれば儲かるとか、この職種ならラクに稼げるとか、そういった具体的なことは書きませんでした。それは、結局、会社で仕事をするにしろ、自宅で仕事をするにしろ、お金を稼ぐために努力をすることには変わりなく、「濡れ手にアワ」のような仕事は、この世に存在しないからです。
働く場所が会社から自宅に移ったとしても、あなたが楽しく続けられる仕事でなければ、お金を稼ぐことはむずかしいでしょう。
結局一番大切なことは、自分に一番相性のいい、自分に最適な仕事を選ぶということなんです。
自宅でできる仕事に憧れているあなたも、今一度考えなおしてみてください。
自分が本当にやりたい仕事はなんなのか?それは自宅でできる仕事なのか?
まずは、そこからスタートです。
自分に最適な在宅副業の見つけ方については、こちらの記事の3章「自分に最適な在宅副業をみつけるには?」に書かれています。ぜひ、ご一読ください。

以下の記事では、在宅での仕事の真実をお伝えしています。この記事を読んでいただければ、はじめる前に全体像をつかめて、たのしく在宅での仕事を成功させる秘訣を学ぶことができます。

もしあなたが主婦ならこちらの記事をお読み下さい。この記事では主婦という立場を「強み」と考え、視点を変えてみることを提案しています。意外な高収入を狙える在宅ワークもご紹介。詐欺サイトにひっかからないためにもぜひ読みましょう。

