不労所得の方法11種類とその作り方をプロがえげつなく解説

不労所得の方法11種類と、その作り方をプロがえげつなく解説

「不労所得って、どういった種類があるんだろう?」とか、「不労所得って、どうやって作るんだろう?」と考えたことはありませんか?

私は、起業支援コンサルタントですが、副業として、いくつかの不労所得を作ってきました。その結果、今ではそれだけで生活ができるくらいの不労所得を手に入れています。

さて、不労所得と聞くと、家賃収入を思い浮かべる人も多いです。しかし、大きな元手が必要で、初心者には難しいのも実情です。また、ビジネスからの不労所得に比べてコントロールがしにくいため、あまりおすすめはしません。

この記事では月5万円くらい稼げる初心者向けのものから、年間1億円以上稼げる上級者向けのものまで、くわしく解説をしたいと思います。

目次 〜不労所得の方法11種類と作り方をプロが解説〜

1.不労所得とは? 意味を解説します!

2.ネットでお小遣い系の不労所得

3.アフィリエイト、仲介手数料という不労所得

4.ネットビジネスという不労所得

5.システム利用料という不労所得

6.コピーライティングという不労所得

7.成果報酬型のコンサルティングという不労所得

8.本を出版/翻訳/代筆の不労所得

9.ネットワークビジネスという不労所得

10.役員報酬という不労所得

11.不動産投資という不労所得

12.株式投資、FX、先物という不労所得

13.不労所得の詐欺に騙されるな!

1.不労所得とは? 意味を解説します!

不労所得とは? 意味を解説します!

まず、不労所得とは何でしょうか? 読んで字のごとし、「働かないで入ってくる所得」のことでしょうか? いいえ、違います。

そもそも、全く何も働かないで所得が入ってくるわけがありません。不動産投資にしても、最初に不動産をチェックしたり、契約をしたり、という労働が必ず必要ですよね。

この不労所得という言葉がよく使われるようになったのは、2000年11月に『金持ち父さん貧乏父さん』という本が出てからです。この本では、お金持ちは不労所得で稼ぐ、ということが言われていました。

※『金持ち父さん貧乏父さん』や、その著者のロバート・キヨサキについては、こちらの記事が参考になります。

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しかし、ここで誤解があります。この『金持ち父さん 貧乏父さん』の原著は洋書ですが、それを翻訳するとき、パッシブ・インカム (passive income)という単語を「不労所得」と訳したのです。

辞書を引けば分かりますが、パッシブというのは「受動的」という意味です。つまり、パッシブ・インカムとは「受動的所得」のことであり、決して「不労所得」ではありません。ですから、真実はこうです。

不労所得の意味

一度作れば、ある程度の間、あなたにお金がもたらされ続けるもの。例としては、不動産の家賃収入や、本の印税など。完全に何も働かずに収入が入ってくるわけではなく、作り出すときには労働が必要となる。また、古くなった不動産を修繕するように、定期的にメンテナンスが必要な場合も多い。

ご理解いただけましたか? 完全な不労の所得は存在しません。

低労働な所得はありますが、まったく働かずにお金がもらえるわけではないのです。そして、どれくらい低労働かは、その種類によって変わります。受動的な収入だけれども、かなり高労働なものもあるということは覚えておいてください。

それでは、次の章から、「簡単な順」に不労所得をご紹介していきます。なお、不労所得の種類として、生活保護や年金も入る場合もありますが、ここでは割愛しています。くわしく知りたい場合は、検索してみてください。

2.ネットでお小遣い系の不労所得

ネットでお小遣い系の不労所得

簡単さ:   ★★★★★
稼げる額:  ★☆☆☆☆
労働の少なさ:★☆☆☆☆

今の時代、インターネットを使えば、それなりに簡単にお小遣い稼ぎができます。

たとえば、インターネットには「Naverまとめ」というホームページがあり、まとめサイトを作ると、そのアクセス数に応じたお小遣いが稼げます。これは文字通り、誰でもできるでしょう。人が興味を持ちそうなテーマで、コピペをするだけで、まとめ記事が作れるからです。

とはいえ、それで不労所得が得られるかというと、疑問です。たしかに、自分が作ったまとめ記事に、アクセスがあるたびにチャリンチャリンとお金が入ればいいでしょう。しかし、実際には100アクセスで1円くらいの収入にしかならないようです。

ですから、月100万人が来るまとめ記事を作ったところで、月1万円の収入にしかなりません。これなら、まだブログアフィリエイトの方がいいでしょう。月に100万人が来るブログなら、扱うテーマにもよりますが、月収100万円も狙えるからです。

自分でやれば100万円稼げるところを、Naverに99%のショバ代をとられて、1万円しか稼げないわけです。

ネットでお小遣い系について

  • 向いている人……誰でも向いている
  • どれくらい稼げるのか……小銭程度。アルバイトをした方がいい
  • 稼げるまでの時間……早い人なら数ヶ月程度

2-1.YouTubeやブログからの広告収入

次に、最近はやりのYouTubeを見ていきましょう。適当に撮った動画をYouTubeにのせて、広告収入を手に入れるというやり方です。この方法だと1再生あたり0.05円〜0.1円くらいの広告収入が得られます。ほったらかしで100万回再生されたとしたら、5~10万円の不労所得になるわけです。

もっとも、そんなに簡単に100万回再生されるわけがありません。普通の人がやったところで100回くらい再生されるのが関の山です。つまり5〜10円くらいの不労所得ですね。このように、とても簡単なのですが、とても稼げないのが実情です。

もちろん、例外的に、うまくいっている幸運な人もいます。私も、YouTubeで生活できるくらいに稼いでいる人に直接お会いしたことがあります。その人は、毎日平均4時間、撮影や編集、台本作りなどに時間をかけていました。

その人は、動画が好きで、好きでたまらないようなので、いくらでも撮影・編集をしていられるそうです。私からすると、信じられないですが(笑)。YouTubeも、そういう人には向いているといえるでしょう。

成功すれば、会社員の半分くらいの労働時間で、会社員の給料以上の不労所得になりますが、そのかわりに、自分の動画(顔が映っている動画)を、何千万人に見てもらうことになります。それがうれしいという方でないと続けられないでしょう。

YouTubeからの広告収入について

  • 向いている人……目立ちたがり屋で、動画が好き
  • どれくらい稼げるのか……小銭程度。ほとんどの人は生活さえできない
  • 稼げるまでの時間……腰をすえて、1年はやろう

3.アフィリエイト、仲介手数料という不労所得

アフィリエイト、仲介手数料という不労所得

簡単さ:   ★★★☆☆
稼げる額:  ★★★☆☆
労働の少なさ:★☆☆☆☆

それでは、アフィリエイトはどうでしょうか? アフィリエイトというのは、オンラインで他社の商品を売って、販売手数料をもらうことです。例えば、Amazonの本を紹介して、本が売れたら、販売価格の数%がもらえるしくみです。

このアフィリエイトは、稼げている人は「ネットでお小遣い系」の人よりはずっと多いです。そして、手にしている額もずっと多いです。コンスタントに年収1億円を稼いでいる人も、私のまわりに何人かいます。

アフィリエイトで扱うジャンルは、本当に何でもあります。インターネットで買えるものなら、何でもアフィリエイトできると思った方がいいでしょう。高単価なジャンルは、キャッシング、クレジットカード作成、FX、転職、レーシック、ダイエット、脱毛など。ですが、これらのジャンルは競争が激しいです。

やり方は、大きくわけて2つ。1つ目は、SEOを使ったアフィリエイト。SEOというのは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果で、上位に表示させること。良い内容の記事を書いて、検索結果経由のアクセスで、物を売るのです。

もう1つは、PPC広告を使ったアフィリエイト。PPC広告というのは、検索結果と一緒に出ている広告のことです。このPPC広告という広告を打って、広告経由で物を売るわけです。

どちらにしても、一度ブログを作ったら、不労所得の流れができて、それで終わりというものではありません。ライバルも多いので、常に記事を更新し続けることになります。

私の知り合いで、ブログのアフィリエイトだけで生活をしている人はいます。ただし、正社員として働くのが難しい、子育て中の主婦をアルバイトとして雇っているケースが多いです。

その主婦に内職で記事の作成をしてもらって、記事を更新し続けているのです。あるいは、PPC広告を使ったアフィリエイトの場合、広告出稿も主婦に任せているようです。ここまでやって、ようやくアフィリエイトで不労所得と言えるでしょう。

Amazonで「アフィリエイト」と検索すると、アフィリエイトの方法についての本がたくさん見つかると思いますので、アフィリエイトを始める前に何冊か読んでみるといいと思います。

アフィリエイトについて

  • 向いている人……とにかくコツコツとしていて、内向的な人
  • どれくらい稼げるのか……扱うジャンルによる。稼げないジャンルだとお小遣い程度
  • 稼げるまでの時間……数年はコツコツと継続しよう

4.ネットビジネスという不労所得

ネットビジネスという不労所得

簡単さ:   ★★☆☆☆
稼げる額:  ★★★☆☆
労働の少なさ:★★☆☆☆

インターネットを使うと、自動的に売れるしくみを作ることができます。

たとえば、メールマガジンを自動的に送って、自動的に売ったり。前述のSEOやPPCを使って、検索エンジン経由で自動的に売ったり。

あとは入金管理や商品の提供、リピート販売などが自動的に行われるようにすれば、不労所得の完成ということになります。

もちろん、既存のビジネスでも、販売→入金管理→商品の提供というビジネスの流れを、スタッフを組織化すればできないことはありません。ただ、インターネットの方が、それはより簡単だというだけです。

アフィリエイトとの違いは、売って終わりではないという点。ビジネスである以上、入金管理や商品提供などもしないといけないので、そこもしくみにしないといけません。

ネットビジネスは、このブログにも記事がありますので、くわしくは「ネットビジネスの真実|経験者が種類ごとに成功と失敗を解説」をご覧ください。これから始めたいと考えている方は必ず読みましょう。読まずに始めるのと、読んでから始めるのでは、大きく差が出るはずですから。

ネットビジネスについて

  • 向いている人……しくみ化をするのが得意な人
  • どれくらい稼げるのか……ジャンルとしくみ化によって決まる。月に数万円〜数千万円
  • 稼げるまでの時間……向いていない人だと、何年やっても稼げない

5.システム利用料という不労所得

システム利用料という不労所得

簡単さ:   ★★☆☆☆
稼げる額:  ★★★☆☆
労働の少なさ:★★★☆☆

メールマガジン配信システムや、ホームページの作成システムなど、Web上で動くシステムは不労所得を生み出せます。

毎月、システム利用料ということで、月額いくらという形でお金をもらうことができるからです。ITにくわしい方がよく使っている、チャットワークやDropbox、SugarSyncなどのシステムも同様ですね。

ただ、この場合、顧客対応(カスタマーサポート)は組織化しないといけません。また、競争が激しいシステムの場合、競合に合わせて機能を追加しないといけない場合も多く、苦労も多いので要注意。

私の知っている例だと、月額5000円弱のメールマガジン配信システムで、顧客が1万社いる企業があります。月商や年商は計算してみてください。サーバ代も顧客対応コストも、そこまでかからないので、ほとんど全て不労所得と言えるでしょう。

プログラミングを使って、どうやって稼ぐのかは『プログラムもできない僕はこうしてアプリで月に1000万円稼いだ』という本が分かりやすいと思います。少し古い本ですが、プログラムそのものよりも、マーケティングの方が大事だという全体像がわかります。

システム利用料について

  • 向いている人……プログラミングが得意で、かつマーケティングができる人
  • どれくらい稼げるのか……ジャンルとマーケティング力によって決まる
  • 稼げるまでの時間……時流次第。ブームにうまく乗れれば1年くらいでも軌道に乗る

5-1.Web制作ソフトの利用料で海外移住した知人

一昔前に比べて、ホームページを作るのは大変になりました。パソコンで綺麗に表示されるだけではなく、iPadなどのタブレットや、iPhoneなどのスマートフォンでも綺麗に表示されるようにしないといけないからです。

さらに、法人がホームページを作る場合、「売れるホームページ」にする必要があります。私の知人は、そこに目をつけて、誰でもカンタンに「売れるホームページ」が作れるWeb制作ソフトを作りました。

そして、月額いくら、というシステム利用料をとっています。今では、そのシステム利用料で、海外に移住して悠々自適な生活を送っています。

6.コピーライティングという不労所得

コピーライティングという不労所得

簡単さ:   ★★☆☆☆
稼げる額:  ★★★☆☆
労働の少なさ:★★★☆☆

あなたは、セールスコピーといものをご存知でしょうか? インターネット上で何かを販売する場合、縦長で文章がたくさん書かれたホームページで販売をしますよね。あの文章のことを、セールスコピーと言います。

このセールスコピーというのは、24時間、365日働き続けてくれる営業マンのような存在です。これってすごいですよね? インターネット上の自動販売機とも言えるでしょう。

とは言っても、こういった文章を書くのはとても難しく、スキルが必要です。営業マンとは違って、「実際に会わずに」信頼してもらって、お金を払ってもらう必要があるからです。

だからこそ、すぐれたセールスコピーライターは、非常に高い報酬を稼ぐのです。たとえば、初期費用100万円+売上の10%といった単価でセールスコピーを書いている人もいるのです。この「売上の10%」というのが不労所得にあたるのです。

もしあなたが、セールスコピーライターとして、最初の一歩を考えているなら、『セールスライティング・ハンドブック 「売れる」コピーの書き方から仕事のとり方まで』という本がおすすめです。

この本は1985年に出て以来、改訂を何度も重ね、アメリカではセールスコピーライターにとっての古典とされている一冊です。サブタイトルのおり、書き方から仕事のとり方まで、全体像をつかむことができるでしょう。

コピーライティングについて

  • 向いている人……文章を書くことと、売るのが好きでたまらない人
  • どれくらい稼げるのか……売るジャンルと、あなたの文章力によって決まる
  • 稼げるまでの時間……2年はじっくりと勉強と実践が必要

6-1.4億円を脱税したコピーライター

2013年5月に、1人のコピーライターが刑事告発されました。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、これは全国ニュースになっていましたね。自分が書いたコピーから発生した売上の10〜50%をもらう契約をしていたようです。

所得隠しをした金額は、2年間でなんと4億円。1年あたりにすると2億円で、約1億3千万円を脱税したとのことです。ここからもわかるとおり、コピーライターというのは、稼げるようになると、とんでもなく稼げるのです。

7.成果報酬型のコンサルティングという不労所得

成果報酬型のコンサルティングという不労所得

簡単さ:   ★☆☆☆☆
稼げる額:  ★★★★☆
労働の少なさ:★★★☆☆

これは私が実際にやっている方法です。年商1億円以上をあげているような、ある程度の大きさの会社にコンサルタントとして参画するのです。

そして、セールスやマーケティングなどの方法を指導します。そして、自分が関わったことによって増えた利益の何割かをいただく方法です。

たとえば、あなたがコンサルティングをすることで、利益が1億円から1億5千万円になったとしたら、その増えた5千万円のうち、1割(500万円)をもらう、といった格好です。

おすすめの本としては、『<決定版>年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書』ですね。コンサルタントの集客やビジネスモデルについて学べる良書です。

成果報酬型のコンサルティングについて

  • 向いている人……利益を増やすスキルに加えて、自分のコンサルティングを売るスキルと、クライアントに行動してもらうリーダーシップがある人
  • どれくらい稼げるのか……上記のスキルがどれくらいあるかによって決まる
  • 稼げるまでの時間……複数のスキルが高いレベルで必要なため、最低3年は努力が必要

7-1.前金150万円に加え、利益の20%をもらう私の事例

私の場合、コンサルティングをするさい、前金をいただくようにしています。なぜなら、前金を払っていないと集客のアドバイスをしても、行動してくれないからです。そして、行動してくれないと成果報酬ももらえません。

はじめに前金をいただくことで、相手も「元を取ろう! 行動しよう!」という気持ちになってくれるのです。

私の場合、前金150万円に加え、増えた利益のうち20%をもらうような形で関わることが多いですね。増えた利益の20%なので、増えなければ0円ですが、だからこそやりがいがある、というわけです。

8.本を出版/翻訳/代筆の不労所得

本を出版/翻訳/代筆の不労所得

簡単さ:   ★☆☆☆☆
稼げる額:  ★★☆☆☆
労働の少なさ:★☆☆☆☆

出版は難しい割に、実入りが小さいので、おすすめはしません。不労所得が目当てというよりも、社会貢献のために本を出すと割りきっていただいた方がいいと思います。

今は出版不況と言われていて、出版しても5千部くらいしか売れません。本の印税が1冊あたり100円だったとしたら、5千部しか売れないと、印税の総額は50万円ですね。

本を出すのに数ヶ月間は執筆することになりますし、本を出したあとも自分で自分の本を売らないといけません。そう考えると、割にあわないと思います。

紙ではなく、電子書籍を出版するという方法もありますが、やはりおすすめしません。文字量は少なくなりますが、その代わりに値段が安くなりますし、部数が出なくなります。結果として、1文字あたりの報酬は紙の本と同じくらいか、むしろ安いでしょう。

冒頭に、不労所得の中には、受動的な収入だけれども、かなり高労働なものもあるということを書きましたが、本の出版はまさにこれです。

おすすめはしませんが、どうしても本を出したいなら、『出版で夢をつかむ方法』という本を読んでみてください。この本は、出版社に企画書を持ち込んで、どうやってOKをもらうかについてくわしく書いてあり、そこが類書との大きな違いです。私もこの本の通りに企画書を持ち込んで、出版が決まりました(後述)。

本を出版/翻訳/代筆について

  • 向いている人……専門スキルがあって、本1冊の10万字を書けるだけの文章力がある人
  • どれくらい稼げるのか……ダイエットや健康の本は売れやすいが、専門書はほとんど売れない。ジャンルによって決まる
  • 稼げるまでの時間……人に教えられるだけの専門性が必要なため、最低5年以上

8-1.印税が1000万円になった私の事例

誤解をしている方も多いですが、印税というのは著者しかもらえないわけではありません。翻訳者や、代筆しているライターも印税をもらえます。

本の場合、印税というのは8%くらいが普通です。有名な著者になると10%を超えることもありますが、それはマレです。また、外国人の本を日本で翻訳して出版すると、その8%を、著者と翻訳者で折半することになります。つまり、著者も翻訳者も4%ずつですね。

なお、文章力がない著者や、忙しい経営者の著者の場合、ライターにインタビューをしてもらって、原稿をライターが書く場合があります。こうした場合、ライターは2%程度の印税をもらうことができます(代わりに、著者の印税が6%になります)。

私も過去に、色々な出版にたずさわってきました。私が翻訳して、最も売れた本は7万部くらい売れ、印税が1000万円くらいになりました。それを著者と折半しました。

印税ねらいで本を出す場合、最低5万部売れるような本でないと、あまり儲からないのが実情です。

9.ネットワークビジネスという不労所得

ネットワークビジネスという不労所得

簡単さ:   ★☆☆☆☆
稼げる額:  ★★☆☆☆
労働の少なさ:★☆☆☆☆

印税と同様におすすめできないのが、ネットワークビジネスです。初期費用が安く、誰でもできることは間違いないですが、とにかく成功率が低い。

正確な収入のデータを出してくれるネットワークビジネスの会社はないと思いますし、私もインターネットで調べてみましたが、どこにも載っていませんでした。

ただ、私の体感値だと、赤字になっている人が97%、1万円以上稼げているだけでトップ3%に入るような世界だと感じています。ましてや、月収100万円を超えている人は1%もいないでしょう。

正直、もっとカンタンに不労所得を手に入れる方法はたくさんありますので、やめておいた方が無難です。

どうしてもネットワークビジネスを始めたいというのであれば、『ネットワークビジネス2×2=6 改訂BEST版―あなたの“やり方”は間違っている』を読んでみてください。特定のネットビジネスを推薦するわけではなく、中立な情報が手に入ります。

ネットワークビジネスについて

  • 向いている人……(1)商品のことを「愛してやまない」という情熱と、(2)新規開拓をし続けることができる営業力、(3)自分のチームを率いるリーダーシップの3つがある人
  • どれくらい稼げるのか……月に数万円を稼ぐのさえ難しい
  • 稼げるまでの時間……最低5年くらいは見ておく

9-1.経済的自由を手に入れて、海外旅行ライフの知人

ネットワークビジネスで成功した人の事例もご紹介しましょう。私の知っている方で、とあるネットワークビジネスで月収100万円を達成した夫婦がいます。

彼らは、月収100万円になるまで7年くらいかかったそうです。その努力のかいあって、今では年に数回、ネットワークビジネスの会社に海外旅行に招待されるまでになりました。

ただ、毎日のようにメンバーと電話したりLINEをしたりしていて、大変そうだなあと感じました。また、毎日毎日、人に断られ続ける仕事なので、私にはマネできないというのが本音です。

そういったことが苦もなくできるような人には向いているでしょう。

10.役員報酬という不労所得

役員報酬という不労所得

簡単さ:   ★☆☆☆☆
稼げる額:  ★★★★☆
労働の少なさ:★★★★☆

これは、自分が出資をして、経営者を雇って会社を作り、役員報酬をもらう方法です。私も実際にやっている方法です。ただ、非常に難易度が高いということは書いておきます。

「お金を出して会社をつくるから、私のために働いてくれ。出た利益を、役員報酬として私に払うように」と言われたら、あなたはどう思いますか? 嫌な気分ですよね。

これをするためには、前提として、あなたが自分の会社を余裕で年商1億円くらいにまで持っていけるだけの経営能力が必要です。雇われ経営者は、何かうまくいかないことがあったら、ボスであるあなたに相談したいわけですから。

売上を上げるためのセールスやマーケティングの力だけではなく、人事や法務、ファイナンス、リーダーシップなど、会社を経営するのに必要な力が一通り必要です。それがあってはじめて、アドバイス料として役員報酬がもらえるのです。

年商何十億円というような大きい会社をいくつも作るよりも、小回りがきく年商1億円くらいの会社をいくつも作りたいという方におすすめです。

どうしても、この方法をやってみたいという方は、御社の顧問税理士に相談してみて下さい。私も顧問弁護士から、都度、色々と教えてもらいました。欲を言えば、グループ会社を作るのが得意な税理士から学ぶといいと思います。

役員報酬について

  • 向いている人……売上を上げるためのスキルだけではなく、人事や法務、ファイナンス、リーダーシップなど、会社を経営するのに必要な力がある人
  • どれくらい稼げるのか……あなたと雇われ経営者の能力次第
  • 稼げるまでの時間……5〜10年以上

10-1.グループ会社からの役員報酬で暮らす友人

私の友人でも、グループ合計で年商10〜20億円という経営者がいます。彼は、能力のある経営者を見つけてきて出資するということをずっとしてきました。

雇われ経営者を自分が守ってあげながら、時として厳しく接し、能力を育ててきたのです。そして、その見返りとして、いくつものグループ企業(子会社)から、少しずつ役員報酬を貰えるようになりました。

彼はとても面倒見がいいので、グループの中では良い兄貴分となっているようです。会社が安定してきた今となっては不労所得ですが、それまでのプロセスを見ていると、不労どころか猛烈に働いていました(笑)。まあ、そんなにおいしい話は世の中にないのです。

11.不動産投資という不労所得

不動産投資という不労所得

簡単さ:   ★☆☆☆☆
稼げる額:  ★★★★★
労働の少なさ:★★★★☆

不労所得といったら、イメージすることも多い不動産投資。実は私の母も、不動産投資をして、小さいですが毎月10万円弱を稼いでいました。ただ、途中で借り主が引っ越ししたりして、大きく儲かってはいなかったようです。

ロバート・キヨサキも著書の中で言っていますが、ビジネスへの投資と、不動産投資、株式投資の3つを比べると、ビジネスの投資がもっともコントロールがききますね。ついで不動産投資で、まったくコントロールがきかないのが株式投資です。

「ビジネスへの投資をして、それがうまくいったら不動産投資を始め、最後に株式投資に手を出すのがよい」というのが、ロバート・キヨサキの意見ですが、私もこれには賛成です。

ただ、世の中には、不動産が好きで好きでたまらない、という人もいますから、そういう人は最初から不動産投資をしてもいいと思います。はじめの一歩の推薦書としては、『不動産投資 1年目の教科書』が分かりやすいと思います。

不動産投資について

  • 向いている人……不動産が好きで好きでたまらない人
  • どれくらい稼げるのか……良い不動産が見つかれば、いくらでも青天井に
  • 稼げるまでの時間……不動産投資のスキルを身につくまで、最低数年

12.株式投資、FX、先物という不労所得

株式投資、FX、先物という不労所得

簡単さ:   ★☆☆☆☆
稼げる額:  ★★★★★
労働の少なさ:★★★★★

最後は、株式投資や、FX、先物です。私の友人でも、これらで年収数億円を稼いでいる人は何人かいます。

しかし、いずれももの凄い努力家で、普通の人がマネできるとは思えません。投資に関する本や、経済に関する本をAmazonで売っているだけ全部買って読んでいる勉強家ばかりです。

もし、この分野で不労所得を得たいなら、投資を本業として考えるくらいでないと、プラスにするのも難しいでしょう。

それと、老婆心ながら申し上げますが、必ず投資の先生をつけてください。そのくらいしても、なかなか稼ぐのは難しい世界ですので。

ご存知だとは思いますが、世界中のトップクラスに優秀な人達が競い合っているのが投資の世界。生半可な覚悟では手を出さない方がいいでしょう。私も一応、投資だけで生活できるくらいに勝ってはいますが、本当に難しい世界だな、と思います。

もし、どうしても投資をしたい場合、インデックス投資がいいでしょう。くわしくは『ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理』という本がおすすめですので、読んでみてください。

株式投資、FX、先物について

  • 向いている人……投資が好きな人。政治や経済などに興味がある人
  • どれくらい稼げるのか……あなたのスキル次第で、青天井に
  • 稼げるまでの時間……あなたの努力と、タイミング次第。最低数年

13.不労所得の詐欺に騙されるな!

ここまで、色々な不労所得をご紹介してきました。しかし、世の中には「不労所得を得たい」という欲につけこんでくる詐欺師も多いのです。

詐欺師たちは、専門用語でポンジ・スキームとか、ピラミッド・スキームとか、タコ配当と呼ばれる手法で、私たちを騙してくるのです。くわしく知りたい場合は、検索してみてください。

また、元本保証をうたっている人がいたとしたら、それは違法行為(出資法違反)です。元本保証という言葉を聞いた瞬間に、逃げておいた方が無難です。

不労所得を得たいという気持ちは分かりますが、その欲につけこまれないよう、注意してくださいね。あなたの成功を祈っています。

なお、下記の記事では、不労所得を得てセミリタイアをした私の体験談やその方法をご紹介しています。もちろん、セミリタイアの条件や生活、貯金などもくわしく解説。セミリタイアにあこがれているという人にとっては衝撃の内容だと思いますので、ぜひクリックして読んでみてください。

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