ロバート・キヨサキのありえない嘘|前例のない徹底解説5つ

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日本では一定の人気を誇る自己啓発セミナー講師でもあるロバート・キヨサキ。あなたも一度は名前くらい聞いたことがあるでしょう。とはいえ、一体どういう人物なのか……?

ロバート・キヨサキ好きの人は、ネットワークビジネスに勧誘してくるとか、ロバート・キヨサキは実は破産している、など黒いウワサもたえません。

わたし自身、コーチとして400人の方々をサポートしてきた中で、ロバート・キヨサキを信望する方ともたくさんお会いしてきました。また、ロバート・キヨサキが発売しているキャッシュ・フローゲームで遊ぶ集まりにも、何度か参加したことがあります。

この記事では、わたし自身と、わたしが関わってきたロバート・キヨサキ好きの方々の経験からロバート・キヨサキがどんな人物なのか、インターネットで検索するだけでは知ることのできない情報もふまえてお伝えいたします。

この記事を読んでいただければ、ロバート・キヨサキの「ウソ・ホントウ」を見極め、正しい理解ができるようになります。

目次 〜ロバート・キヨサキの嘘|著作や理論を徹底解説〜

1.ロバート・キヨサキとは?

2.ロバート・キヨサキから学んで役に立つの?

3.ロバート・キヨサキの著作

4.ロバート・キヨサキがかかげる理論

5.ロバート・キヨサキのビジネスや投資

6.ロバート・キヨサキは学び方次第

1.ロバート・キヨサキとは?

ロバート・キヨサキとは?

引用元:Robert Kiyosaki – RICH DAD

ロバート・キヨサキがこれほど有名になったのは、書籍『金持ち父さん』シリーズの影響が大きいです。日本国内でも累計300万部をこえ、全世界でも累計3,000万部をこえているベストセラーです。

そして、著作を読んだ人が興味をもつのがキャッシュ・フロー・ゲーム。実際に投資の経験がなくても、資産を運用する体験をゲームの中で積んでいくことを目的としたボードゲームです。このゲームは、ロバート・キヨサキと妻のキム・キヨサキが運営しているキャッシュフロー・テクノロジー社が発売元です。

キャッシュ・フロー・ゲームについては、「キャッシュフローゲームとは?|攻略法や怪しい噂を全公開」で詳しく解説しているのでこちらを読んで頂きたいのですが、『金持ち父さん』シリーズの著作は、キャッシュ・フロー・ゲームを売るために書かれている、ともいわれています。

また、ロバート・キヨサキはビジネスマンとしても活躍しています。サーファー用の財布を販売する会社をたちあげた後、他にもいくつかの起業をした経験の持ち主です。

そして、『金持ち父さん』シリーズにも書かれていますが、ロバート・キヨサキの富の源泉になっているのが、不動産投資。

投資というと普通は「さまざまなジャンルに投資をする分散投資が安全」と言われますが、ロバート・キヨサキは、「1つのジャンルに集中しろ!」と言っていることも特徴ですね。彼の資産総額は、日本円にして80億円以上とも言われています。

2.ロバート・キヨサキから学んで役に立つの?

ロバート・キヨサキから学んで役に立つの?

ロバート・キヨサキといえば著作が有名ですが、すべての人に参考になるわけではありません。投資やビジネスでも活躍している人物ですので、その著作には年齢や職業を問わず、幅広い方に共感されることが書かれています。

しかしながら、人によっては同じ時間をかけて学ぶなら、他のことに時間をつかったほうがよい場合もあります。この章では、ロバート・キヨサキから学んで「役に立つ」人と、「学んでも時間のムダになる可能性大!」という人についてお話しますね。

2-1.ロバート・キヨサキから学ぶといい人

あなたがもし「自分はお金というものについてよく知らない」「投資についてまったく知識がない」「生まれてこの方会社員としてしか働いたことがなく、自分が社会の中でどういう位置にいるのかわかっていない」と感じているなら、ひとつの情報としてロバート・キヨサキから学ぶのはよいことでしょう。

わたしたちは「自分が経験している世界がすべてだ」と、ついつい思いがちなもの。でも、そんなことはありませんよね。世の中にはいろいろな考え方の人がいて、たくさんのお金の稼ぎ方があって、立場も経験も人それぞれです。

会社員としての生活が長く、外部の人とあまり関わりを持たないような環境にいる人にとって、ロバート・キヨサキの考え方は、お金や投資、社会の構造という側面で、あなたに新しいものの考え方をしめしてくれる、よい機会になるはずです。

2-2.ロバート・キヨサキから学んでも時間がムダになる人

実際にビジネスや投資をはじめている人にとっては、ロバート・キヨサキの考え方を学ぶよりもっと役に立つ知識が山のようにあるでしょう。

ロバート・キヨサキの著作に書いてあることや、講演会で話されていることは、どちらかといえば、「まだビジネスにも投資にも関わったことがないけど、でも今の生活を変えたい!」と考えている人に向けた内容が多いです。

あなたがビジネスで結果を出したいのであれば、マーケティング、セールス、法務や労務管理、チームビルディングなど、優先して学ぶべき専門的な知識があります。また、投資であっても、ロバート・キヨサキ以上の良書が星の数ほどありますね。

たしかに、海外の有名人と聞くとどんなものかと興味がわく気持ちはわかります。しかしながら、あなたが本当に得たい結果はなんなのか、しっかり考えて、優先的に時間やお金を投資していくことをおすすめします。

3.ロバート・キヨサキの著作

ロバート・キヨサキの著作

この章では、ロバート・キヨサキの代表的な著作をご紹介します。『金持ち父さん』シリーズといっても実は、20冊近くの種類があります。

1冊1冊はすべて、ロバート・キヨサキが主人公の物語形式になっています。ロバート・キヨサキが金持ち父さんから学んでいるシーンや、学んだことを実践した体験の数々が易しい文章でつづられています。

書籍のボリュームは物語形式なため1ページに文字がぎっしりとつめ込まれていて、翻訳本なのでページ数も300〜400ページのものが多いです。本を読む習慣がない人は、1冊読み切るのに多少時間がかかるかもしれません。

あなたがロバート・キヨサキから学ぼうと思ったらなら、まずは以下の著作を読んでみるといいですよ!

3-1.『金持ち父さん 貧乏父さん』

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ (著), シャロン・レクター(公認会計士) (著), 白根 美保子 (翻訳)

ロバート・キヨサキの名を世界中にとどろかせた作品。ロバート・キヨサキに興味をもった人がまず最初に読む本でしょう。ロバート・キヨサキの友人マイク、マイクの父親の金持ち父さん、ロバート・キヨサキの実の父親である貧乏父さんなど、『金持ち父さん』シリーズの続編にもでてくる人物を中心に、お金に対する考え方が書かれています。

金持ちはお金のために働くのではなく、自分のためにお金を働かせるということを解説したり、お金の流れの読み方を学ぶことの大切さを説明してくれたり、自分のビジネスを持つことのススメが書いてあったりします。

わたしの友人は、中学生時代に『金持ち父さん貧乏父さん』を町の図書館で読んで、「大きくなったら会社員でなく、お金にも時間にも不自由しない生活を送ろう!」と胸に誓いました。場合によっては、あなたの価値観を大きく変えてくれる1冊になるかもしれませんよ。

『金持ち父さん貧乏父さん』の内容ついては「【ネタバレ注意】金持ち父さん貧乏父さんの内容を要約し本気で解説」や「実在しない金持ち父さん5つの真実|評価と勧誘手口も公開!」で詳しく解説しています。内容に興味のある人、実際読むに値する本なのか疑問を感じている人はぜひこちらの記事も読んでみてください。(※ネタバレあり)

3-2.『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
ロバート キヨサキ (著), 白根 美保子 (翻訳)

ネットワークビジネスビジネスの勧誘のうたい文句にもつかわれる、「キャッシュフロー・クワドラント」について書かれた著作です。キャッシュフロー・クワドラントとは、わたしたちが「どこからお金を得ているのか」について、以下の4つの立場にわけて説明しているものです。

キャッシュフロー・クワドラント

キャッシュフロー・クワドラント

  • E・・従業員(Employee)
  • S・・自営業者(Self-Employed)
  • B・・ビジネスオーナー(Business Owner)
  • I・・投資家(Investor)

引用元:MLMインターネット塾 “ロバートキヨサキが最重要視するリーダーシップスキル”

わたしたちの多くのは従業員か自営業者ですので、「E(従業員)」と「S(自営業者)」は想像しやすいでしょう。ですが、「B(ビジネスオーナー)」と「I(投資家)」については、イメージがわきにくいと思います。

「B(ビジネスオーナー)」とは、その名の通りあなたが自分でビジネス(事業)を所有すること。「S(自営業者)」が自分で事業を立ち上げて、自ら会社を運営していくのに対して、「B(ビジネスオーナー)」は自分以外の優秀な人材に会社の運営をまかせているのです。

「I(投資家)」はベンチャー投資、不動産投資、金融市場への投資など、あなたがお金を投資することでお金を生む仕組みを作る、ということです。

3-3.『金持ち父さんの投資ガイド 入門編』

金持ち父さんの投資ガイド 入門編―投資力をつける16のレッスン

金持ち父さんの投資ガイド 入門編―投資力をつける16のレッスン
ロバート キヨサキ (著), シャロン レクター (著)

この本で述べられているのは、「90対10の法則」についてです。「80対20の法則」というパレートの法則については、あなたも聞いたことがあるでしょう。努力の20パーセントから80パーセントの成果が得られる、組織の20パーセントの社員が80パーセントの売上を上げている、という経験則です。

本書でも著者は、「80対20の法則」についてはほぼすべての分野にあてはまると言っています。しかしながら、お金についてだけは、「90対10の法則」が成り立つとも言っているのです。

つまり、「10パーセントの人間だけが、つねに90パーセントのお金を儲ける」ということです。その10パーセントに入るための秘訣を16のレッスンというかたちで、本書から学ぶことができます。

3-4.『金持ち父さんの投資ガイド 上級編』


金持ち父さんの投資ガイド 上級編―起業家精神から富が生まれる

金持ち父さんの投資ガイド 上級編―起業家精神から富が生まれる
ロバート キヨサキ (著), シャロン レクター (著)

上記で解説した『金持ち父さんの投資ガイド 入門編』の続編です。この本はおもに「投資家の分類」と「B-Iトライアングル」という理論について書かれています。

投資家の分類と定義は、以下の5つです。

投資家を5タイプに分類

  • 適格投資家 ・・・ アメリカの証券取引委員会が定めた基準を満たし、特定の投資対象に投資ができる投資家
  • 専門投資家 ・・・ お金を持っていると同時に、投資についての知識をある程度持っている人
  • 洗練された投資家 ・・・ 専門投資家が知っている知識に加えて、税法、会社法、証券法についても詳しい人
  • インサイド投資家 ・・・ 会社の役員、取締役、発行済みの株式の10パーセント以上を保有するなど、投資の内側にいて、ある程度経営上のコントロールのチカラを持っている人
  • 究極の投資家 ・・・ 他の投資家たちが投資したいと思うような巨大企業を起こす人。ビルゲイツやウォーレン・バフェットなどのような人をさす。

そして、B-Iトライアングルとは以下の3つの柱と5つの要素からなる理論です。

B-Iトライアングルの3つの柱

  • 使命 ・・・ あなたがビジネスをする「目的」
  • チーム ・・・ ビジネスも投資もスポーツと同じようにチームワークを大切にする
  • リーダーシップ ・・・ チームを引っぱり、リーダーの役割をこなす

トライアングルの3つの柱

引用元:起業日誌 “金持ち父さんの起業する前に読む本”

B-Iトライアングルの5つの要素

  • キャッシュフローの管理 ・・・ 会社の財務諸表を読めること
  • コミュニケーションの管理 ・・・ お客さん、株主、社員などあらゆる人とのコミュニケーションをよりよくすること
  • システムの管理 ・・・ オフィスでの日常業務、棚卸システム、注文処理システム、顧客サービスシステム、マーケティングシステム、人事システム、一般会計システムなど、会社のあらゆるシステムをよりよくしていくこと
  • 法律面の管理 ・・・ 特許をはじめ、経営に必要なあらゆる法律を学ぶことで会社を守る
  • 製品の管理 ・・・ あなたの会社であつかう製品。それは、会社の使命にもつながる。

本書に書いてある内容は、多少むずかしく感じると思います。ですから、「こんな理論があるんだ〜」くらいにとどめておくとよいでしょう。それぞれの理論についてさらにくわしく知りたい方は、著作を読んでみてください。

4.ロバート・キヨサキがかかげる理論

ロバート・キヨサキがかかげる理論

ロバート・キヨサキの『金持ち父さん』シリーズでは、いくつかの考え方や理論が紹介されています。参考になるものもあれば、多くの人が役立てるにはむずかしいものもあります。

この章では、この記事を読んでいるあなたにおすすめの理論と、一見魅力的にみえるが実際は役に立たない理論を、分けてご紹介いたします。

4-1.参考になる理論

前述したキャッシュフロー・クワドラントの考え方は、あなたが今後の人生設計を考える上で役に立つフレームワークになるでしょう。あなたが今現在クワドラントのどの位置にいるのか、今後どの位置を目指したいのか、あなたの価値観と合わせて考えてみてください。

今までの思考の枠をはずして、もう一度、長い人生を考え直すことに役立ちますよ。ぜひ、紙に書き出しながら今後の人生設計について考える時間をとってみてください。これからの人生を、あなたがカジをとって進むために重要な時間となるはずです。

また、ロバート・キヨサキは「学ぶために働け」という名言も残しています。この考え方にはわたしも賛成です。わたしたちは、どうしても短期的な視点で物事をとらえてしまいます。

しかしながら、あなたが本当に充実したワークライフを送ったり、大きな目標を達成したりしたいと考えているなら、賃金よりも「自分に必要なことが学べるかどうか」で仕事を選んでみてください。きっと仕事に、より充実を感じながら成長していけるはずです。

4-2.一見魅力的…しかし、わたしはおすすめしません!

3章で紹介した「B-Iトライアングル」の理論は、ロバート・キヨサキを学び始めのあなたにはあまりおすすめできません。あなたがビジネスや投資の経験が豊富でないなら、実践するにはすこしばかりむずかしいものだからです。まずは、あなたに実践できるものにフォーカスしてとりくみましょう。

5.ロバート・キヨサキのビジネスや投資

ロバート・キヨサキのビジネスや投資

ロバート・キヨサキは、おもに不動産投資とベンチャー投資にチカラを入れています。アメリカ中にマンションはもちろん、ホテルやゴルフ場、大型の団地などを所有しています。『金持ち父さん』シリーズでも、あつかわれるテーマは不動産投資を中心としたものになっています。

また、ビジネスへの投資にも積極的で金や銅の鉱山を買収したり、油田や天然ガス採掘のための会社を所有するとともに石油会社への投資をしたり。最近では金融市場へも積極的に投資しています。投資家のひとつの成功例として参考になる人物ではあります。

6.ロバート・キヨサキは学び方次第

「破産した」「詐欺だ!」など、批判めいたウワサも多いロバート・キヨサキ。しかしながら、比較的大きな経済的成功をおさめている人物のひとりとして、学べることは多いのも事実です。

とはいえ、あなたが、単に自己啓発が好きでロバート・キヨサキから学んで自己満足することが目的だったり、すでに投資やビジネスである程度以上の成功をおさめたりしているのでしたら優先的に学ぶ必要はありません。あなたが本当に得たい成果のために、よりよい学びや体験に、時間とお金を投資しましょう。

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