一般的に富裕層とは、純資産額が1億円以上の人を指します。しかし、一言で、富裕層と言っても、富裕層の定義や年収、人口に対する割合や生活ぶりから、どのようにして資産を築いたのか? など、身近に接することができる富裕層がいない限り、知らないことが多いはずです。
この記事では、コーチという仕事柄、富裕層ともリアルでおつきあいの多いわたしが、富裕層についてわかりやすくまとめました。この記事を読んでいただければ、富裕層のことがよくわかり、その実態をリアルにイメージできるようになるでしょう。
ヤジウマ的に、富裕層について知りたいと思っている方はもちろんですが、将来は富裕層に入りたいと真剣に考えている方も満足していただける内容です。じっくりと読んでください。
初めて当サイトに訪れた方へ
ビジネス心理学とは?目次〜富裕層の割合、年収、資産規模、生活などを徹底調査〜
1.富裕層とは?|富裕層の定義を解説
富裕層とは、純金融資産額1億円以上を有する個人や世帯を表します。純金融資産とは、わたしたちがもつ資産のうち土地や建物などの実物資産以外の、現金や預金、株式、投資信託、年金保険などのすぐに現金化できる資産のことを指します。野村総合研究所の分類によると、下図のとおりです。
図1:純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数
(注)国税庁「国税庁統計年報書」、総務省「全国消費実態調査」、厚生労働省「人口動態調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計」、東証「TOPIX」および「NRI生活者1万人アンケート調査(金融編)」、「NRI富裕層アンケート調査」等 より推計。
2013年の世帯数と比較すると、富裕層は20.0%、超富裕層は35.2%増加し、両者を合わせると20.9%増えました。NRIが同様の方法で推計を行ってきた2000年以降、ピークであった2013年の合計世帯数100.7万世帯を、約21万世帯上回っています。
富裕層・超富裕層の世帯数増加は、2013年から2015年にかけての株価上昇により、2013年時点では純金融資産が5,000万円以上1億円未満であった準富裕層と1億円以上5億円未満であった富裕層の多くが資産を増やして、それぞれ富裕層・超富裕層に移行したことが原因と見られます。
引用元:『野村総合研究所(NRI)』
富裕層向けのマーケティング戦略とは?|書籍もご紹介!
富裕層を顧客ターゲットとしているお仕事の方もいると思いますので、富裕層に対するマーケティングについて解説します。
富裕層の商品選択のポイントは、ひとことで言うと「ホンモノ」。富裕層は多くの場合、ビジネスや投資で資産を築いた人が多く、また普段から品質の高いものに触れている人が多いので、思考能力が高く、感性が優れている人がたくさんいます。ですので、商品やサービスを「みる目」を持っているのです。
つまり、富裕層へのマーケティングは商品コンセプトが優れていて、品質やサービスの質が高いことが前提条件でしょう。そのかわり、高単価で販売することができます。また、自動車などのもともと高単価な商品は富裕層に受け入れられることで、大衆にも広がるケースが多いです。
さらにくわしく、富裕層へのマーケティングを学びたい方は以下の書籍が参考になります。アメリカで、自身だけでなく多くの成功者を育てているマーケティングの巨匠、ダン・ケネディの書籍です。富裕層へアプローチするための、基本的な考えとやり方を学ぶことができます。
『ダン・S・ケネディの富裕層マーケティング仁義なき戦略―お金持ちに高額商品を売る130の技術』
ダン・S・ケネディ(著)
※現在は販売停止となっていますので、古書をお求めください。
初めて当サイトに訪れた方へ
ビジネス心理学とは?2.富裕層の年収、貯蓄額、資産規模を公開!
富裕層の定義がハッキリしたところで、次はどれくらいの年収や貯蓄を持っているのか? その資産規模、日本で富裕層に当たる人物についてもみていきましょう。
2-1.富裕層の年収はいくらからなのか?
富裕層の定義が、「純金融資産をどれくらい持っているか」で決まるということは前述のとおりです。わたしたちは、「お金持ち」というとつい「年収が高い」というイメージをもってしまいがちではないでしょうか?
年収による定義はハッキリとはないのですが、博報堂の「生活新聞」によると、年収2,000万以上を富裕層とくくることが多いようです。また別の定義では、年間納税額が3,000万円以上をお金持ちとしており、年収に置きかえると1億円をこえます。
2-2.富裕層の貯蓄額|日本トップ1%富裕層の資産も暴露
さて日本では一体どんな人たちが、富裕層に定義されているのでしょうか? アメリカの経済誌である『フォーブス』にのっている人たちは、間違いなく富裕層です。
日本版フォーブス2017年度版によると、1位はソフトバンクの孫正義氏で資産額2兆2640億円、2位がユニクロで有名なファーストリテイリングの柳井正氏で総資産が1兆8200億円、3位がサントリーホールディングスの代表取締役会長の佐治信忠氏で1兆4650億円となっています。
それ以下10位まで、下の表をご覧いただければ一目瞭然、全員が会社の経営者です。つまり、あなたが富裕層になりたいのであれば、起業をすることがまず最初のスタートラインと言えます。
日本の富豪 TOP10 *金額は資産額
1位 | 孫正義(ソフトバンク) | 2兆2640億円 |
2位 | 柳井正(ファーストリテイリング) | 1兆8200億円 |
3位 | 佐治信忠(サントリーホールディングス) | 1兆4650億円 |
4位 | 滝崎武光(キーエンス) | 1兆3880億円 |
5位 | 三木谷浩史(楽天 | 6770億円 |
6位 | 高原慶一朗(ユニ・チャーム) | 5000億円 |
7位 | 森章(森トラスト) | 4880億円 |
8位 | 毒島邦雄(SANKYOパチンコ) | 4660億円 |
9位 | 伊藤雅俊(セブン&アイホールディングス) | 4100億円 |
10位 | 三木正浩(ABCマート) | 4050億円 |
出典引用元:「ForbesJAPAN」よりJAPAN’S RICHEST 日本長者番付 2017
では、日本のトップテンクラスの超富裕層ではなく、もう少し身近な富裕層の貯蓄額はどのくらいなのでしょうか?
貯蓄額について、実態はなかなかオモテに出てきませんが、野村資本市場研究所の主任研究員である宮本佐知子さんのレポートによると、貯蓄額4,000万円以上に集中しているとのことです。
引用元:『富裕層の実像を探る』宮本佐知子
2-3.富裕層の資産規模を考える
野村総合研究所の調べによると、日本国内の富裕層世帯は2013年から2015年にかけて、101万世帯から122万世帯へ増加しています。また純金融資産の合計も、2013年の241兆円から2015年には272兆円と31兆円も増大しています。
また、国際NGO「オックスファム」によると、2015年1月には世界人口の「1%」が、世界にある資産の「48%」を持っているという報告もあります。
個人にいたっては、純金融資産だけでも1億円以上なのですから、不動産などの固定資産も含めると、数十億円規模の資産を持っている富裕層の数はさらに多いと推測できますね。富裕層は金融リテラシーも高いかたが多いので、資産の運用もうまいのです。
初めて当サイトに訪れた方へ
ビジネス心理学とは?3.富裕層人口の割合を比較!ランキングも発表!
この章では、視点を世界にも向けてみましょう。日本と各都道府県、そして未だに世界をリードするアメリカ、そしてまだまだ経済成長中の中国の富裕層について、それぞれの割合を紹介いたします。
3-1.世界の富裕層の割合と富裕層人口ランキングを発表!
富裕層の人口が多いのはどこの国でしょうか?以下にボストン・コンサルティンググループが発表した2015年の上位ランキングをご紹介します。
ランキング | 国名 | 富裕層人口 |
---|---|---|
1位 | アメリカ | 6,906,000 |
2位 | 中国 | 3,613,000 |
3位 | 日本 | 1,125,000 |
4位 | イギリス | 731,000 |
5位 | スイス | 461,000 |
上記の数字を元にすると、各国の割合は以下のとおりです。
国名 | 富裕層の割合 |
---|---|
アメリカ | 2.1% |
中国 | 0.2% |
日本 | 0.8% |
イギリス | 1.1% |
スイス | 5.7% |
日本がまだまだ裕福な国だということも見てとれます。次の章からは、上記のデータも参考にしながら各国の割合についても、触れていきます。
3-2.日本の富裕層の割合
前述のように日本の富裕層の割合は、人口の0.8%ほどです。つまり、125人に1人が純金融資産1億円以上を持っているということになります。わたしの中学校のひと学年の生徒数は130人ほどでしたらから、各学年に1人は富裕層になっている、というイメージですね(笑)。
初めて当サイトに訪れた方へ
ビジネス心理学とは?3-3.日本の都道府県別の富裕層の割合
この章では、2013年の都道府県別の富裕層の割合をご紹介いたしましょう。以下のデータでは、年収1,000万円以上の世帯数と割合を表にしています。
引用:『富裕層を目指す個人投資家のブログ』
平均世帯年収をランキングにすると上位5位は、以下のとおりです。
ランキング | 都道府県 | 平均世帯年収 |
---|---|---|
1位 | 神奈川県 | 525万円 |
2位 | 東京都 | 520万円 |
3位 | 富山県 | 510万円 |
4位 | 福井県 | 509万円 |
5位 | 千葉県 | 504万円 |
また、年収1,000万円以上の世帯の割合をランキングにすると上位5位は、以下のとおりです。
ランキング | 都道府県 | 年収1,000万円以上の世帯割合 |
---|---|---|
1位 | 東京都 | 9.65% |
2位 | 神奈川県 | 8.88% |
3位 | 福井県 | 7.92% |
4位 | 富山県 | 7.80% |
5位 | 愛知県 | 7.79% |
3-4.中国の富裕層の割合
前述のとおり、中国の富裕層の割合は人口の0.2%。富裕層人口は361万人です。2015年後半あたりから経済成長率も下がりはじめましたが、それまでの経済成長で、異常なほどの格差社会になったことはいうまでもありませんね。
外資系企業におつとめの方に聞いた話ですが、中国人は離職率が非常に高く、入社しても会社のノウハウを持ちだして、よその会社で高く雇ってもらおうとすることが当たり前のように行なわれているようです。お金を稼ぐことにどん欲な一面がうかがえますね。
3-5.アメリカの富裕層の割合
アメリカは富裕層の割合が高く、人口の2.1%です。実に690万人もの国民が、富裕層に当てはまるということ。50人にひとりが富裕層ですので、「本気でガンバればオレも……!」と思えますよね。数字からもアメリカンドリームの片鱗(へんりん)がうかがえます。
初めて当サイトに訪れた方へ
ビジネス心理学とは?4.富裕層になるには?ビジネスや資産運用の仕方を伝授!
この章では、富裕層が行っているビジネスや資産運用について、わたしの知人の例をご紹介します。ノウハウや経験は人によって千差万別。とはいえ、富裕層の仕事や考え方をイメージしてもらうには、十分お役に立てる内容でしょう。
4-1.富裕層がやっているビジネスとは?
わたしの知っている経営者は、広告、コンサルティング、営業代理など複数の会社を経営しています。東京の、とある街のブランド店舗のショーウィンドウの5割以上を手がけたり、集客に困る経営者にマーケティングのやり方を教えたりしています。
ワークスタイルは基本的に「自由」ですね。その方は、60才近い方なのですが、20代の頃から営業マンとして名を馳せていたとのことです。ビジネスで富裕層にのぼりつめるために、セールス力が重要だということがみてとれます。
ビジネスへの挑戦を考えている人には、以下の記事をオススメいたします。起業の本質から補助金などの具体的な手続きまで、つつみ隠さず解説しています。こちらに書いてある内容を読まずに起業することはとてもキケン!というくらい大切なことが掲載されていますので、ぜひチェックしてください。
4-2.富裕層の選ぶ資産運用とは?
資産活用と聞いたときに、普通思い浮かべるのは、株や投資信託、保険などの金融商品、または不動産の活用などですね。ところが、富裕層がえらぶ資産運用は、一般人の間には出回らないような金融商品が多いようです。ここでは、知られざる富裕層の資産活用を紹介します。
(1)私募ファンド
(2)切手や時計、絵画などの実物
(3)海外不動産
大きく分けるとこの3つになります。
(1)私募ファンド
50人未満の投資家限定で、販売されるファンドのことです。投資先は、通常の公募ファンドと比べて広範囲。アメリカ上場企業のテクノロジー株や、アジア株の中でも株式時価総額の比較的小さい企業の株、太陽光や風力といったクリーン発電事業など。
(2)切手や時計、絵画などの実物
一般人にとっては単なる趣味が、富裕層にとっては資産運用の対象となります。内容は切手や時計、コイン、ワイン、絵画などと幅広いですね。意外なところではビンテージカーがあります。
ビンテージカーは年数を経ることで価値が上がり、10年後には5倍以上に価格が上がる場合があります。富裕層を特集するテレビ番組で、たまに車を何台も保有する富裕層がいますが、あれは趣味だけではなく、実は投資対象として保有している可能性もあるのでしょう。
(3)海外不動産
海外不動産の投資先は、マレーシアやフィリピンといった東南アジアの他、米国不動産も注目されています。2013年には日本人の富裕層の間で、ハワイにオープンしたホテルの「ザ・リッツ・カールトン」が投資の対象になりました。この投資はホテルの客室を1室単位で購入し、宿泊料が収入として入り、自分がハワイへ旅行する際はその部屋に泊まることができます。
こうやって見ていくと、潤沢な資金・資産を持つ富裕層だからこそできる資産運用と言えるのではないでしょうか。普通の個人投資家が富裕層向けの金融商品を購入することは難しいですが、一般人でも考え方は真似できるかもしれません。
富裕層は株や債券、通貨といった基本的な商品だけではなく、ホテルなどの不動産、コインや絵画などの美術品など、様々なものに投資しています。1つに集中させず、分散投資する考え方は、富裕層に近づくための資産運用の仕方として、ぜひ覚えておきましょう。
4-3.富裕層に資産運用についてインタビュー
この章では、わたしが知り合いの経営者Yさんに、資産運用についてインタビューした内容をご紹介します。一例として参考にしてください。
経営者のYさん(男性37才)に資産運用についてインタビュー
- わたし「こんにちは。本日は資産運用についてのインタビューということで、よろしくお願いいたします」
- Yさん「はい、よろしくお願いします。まず、わたしがやっている最大の資産運用といえば、広告に投資することですね」
- わたし「広告に? 一般的にイメージする資産運用と違う気がしますが……広告も資産運用にはいるんですね」
- Yさん「もちろんです。広告についてのノウハウやコピーライティングの技術、販売心理の知識があれば、広告に出稿することがもっともリターンが大きいですからね」
- わたし「さっそく、普通の会社員のかたでは思いつかないような情報をありがとうございます。ほかにはなにかやっていますか?」
- Yさん「そうですね。まあ、普通にFXとかFXの自動売買とか不動産とかもやっていますけどね。でも、それほどチカラを入れているわけではないですよ。あとは、香港に口座をつくってお金をいれたり、インデックス・ファンドに投資しているくらいですかね」
- わたし「なるほど。インデックス・ファンドでしたら普通の会社員でもできそうですね」
- Yさん「はい。インデックス・ファンドなら世界株がおすすめです。あとは、人口が増えていく国を選ぶことですね」
- わたし「参考になりますね。投資というと、普段考えたことがない人にはわかりづらい部分があると思うのですけれど、ぶっちゃけみんな儲かっているんでしょうか?」
- Yさん「いや〜〜。わたしのまわりの経営者でも結構損している人は多いですよ。ですので、年収5,000万円くらいまでなら、自己投資や広告に投資するのが一番リターンが大きいと思いますけどね」
5.富裕層の生活スタイルは地味だった|趣味や生活費も公開
5-1.富裕層の生活は意外にも質素
富裕層に限ったことではありませんが、ライフスタイルは人によってまちまちです。価値観や目的によって、仕事に精を出す方もいれば、セミリタイアをして悠々自適に過ごす方もいらっしゃいます。
ある経営者は、貿易の仕事をしているのですが、20年以上1日90分の睡眠時間で働き続けているとおっしゃっていました。普通の方が聞くと、「相当ムリしているんだろうな……」と思うかもしれませんが、体調も精神状態もいたって正常。自分がやっているビジネスが充実していて、おもしろいそうです。
また、別の経営者は年間半分の時間を海外旅行につかい、一日8時間たっぷりと睡眠をとり、夕方18時ころになると仕事を終え、土日は休むという生活スタイルです。「わたしは仕事時間のルールだけは“サラリーマンマインド”なんですよ」とおっしゃっていたのが印象的でした(笑)。
しかしながら、生活はいたって質素。海外旅行のとき以外は、普通に食事をして飲みに行く程度です。
とはいえ、生活費も人によってまちまち。結婚をされていれば、自分の遊びよりも子供や家族のためにつかうお金が増えるでしょうし、独身でも働く時間が長ければ必然的にプライベートの支出は減りますからね。
5-2.富裕層の趣味は仕事? 富裕層の趣味を徹底調査
2005年の野村総合研究所による「富裕層に関するライフスタイル調査」では、富裕層の趣味について以下のような実態が明らかにされています。
1位:投資・資産運用 40.5%
2位:美術品・アンティークの収集 16.9%
3位:時計・宝飾品の収集 12.8%
4位:車の収集 9.0%
5位:ワインの収集 4.8%
あれ? と、何か気づきませんか? そうです。1位はもちろん、2〜5位まで全部、4-2でご紹介した資産活用の方法ですね! つまり、富裕層は趣味と実益、そして仕事が一緒なのです。
わたしが個人的に知っている富裕層の方々の趣味は、一般人とそれほど変わりがないような、筋トレやサーフィン、読書などでした。なかにはクルーザーを2台所有するなど、お金をつかった趣味をお持ちの方もいらっしゃいましたが、富裕層は「趣味が仕事、お金儲けが趣味」と言ってもいいのかもしれませんね……。
6.今からできる! 富裕層に近づくための2つの方法
富裕層に憧れるだけでは終わらせたくない! これから富裕層を狙うために本気で準備したい! そんなあなたのために今からすぐにできる「富裕層に近づく方法」をお伝えします。といっても、シンプルに2つだけ!欲張らず、実践しましょう。
6-1.富裕層と凡人を決定づけるたった1つの思考法とは?
富裕層とそうでない人のもっとも決定的な違いは、ある思考をしているか、していないかということです。
その思考法とは、エッセンシャル思考。エッセンシャル思考とは、本当に大事なことだけに集中してより良く生きるための考え方です。つまり、最小限で最大限の効果を得ようとする思考ですね。あまり知られていませんが、富裕層はほとんど例外なくエッセンシャル思考を身につけています。
例えば、富裕層が住んでいる部屋。富裕層のお宅に行く機会が多い人であればご存知だと思いますが、とにかく物が少ないのです。必要最低限。本当に必要なもの、好きなものだけに囲まれて、それ以外のものは増やさないようにしています。特に一人暮らしの富裕層であれば、その傾向は顕著です。
あなたもまずは家のものを整理して、エッセンシャル思考を始めてみましょう。エッセンシャル思考なくして、夢の富裕層に近づくことはありませんので……。
6-2.富裕層の生活を実現させるには?
富裕層人口は増える一方です。意外と、あなたのまわりにもいるかもしれませんね。そして、富裕層の仲間入り、というあこがれをいだくこともあるのではないでしょうか。今の時代、やり方や考え方次第で、決して不可能なことではないでしょう。
しかしながら、本気で富裕層を目指すなら強い覚悟が必要です。めずらしくなくなってきたとはいえ、富裕層はまだまだ少数派。つまり、大多数の人とは別の価値観や行動を選び続けてきた人たちです。目指すならわたしたちも、自分自身の価値観や行動を変え続けなければいけませんよね。
何ごとにも真剣に取り組み、しっかり考えて行動を選び、自分の生き方ついてもよく練って、付き合う人も選ぶなど、ひとつひとつ進んでまいりましょう!
以下の記事は、富裕層の仲間入りを目指すかたには最適な記事です。具体的なお金の稼ぎ方と、お金を稼ぐための考え方が学べます。これまで、大多数の人と同じ価値観や生き方をしてきた人は、以下の記事の内容はおさえておかないと、富裕層の仲間入りはムズカシイかもしれません。読んでしっかり勉強しましょう。
以下の記事は、富裕層とほぼ同義である億万長者についての記事です。億万長者とはどういう人なのか? どんな生活をしているのか? という疑問にお答えしています。この記事を読めば、億万長者になるためのヒントもつかめます。