30代でセミリタイアを実現した方法|条件や生活、貯金は?

30代でセミリタイアを実現した方法|条件や生活、貯金は?

セミリタイアとは、文字通り、セミ(半分)リタイア(引退)をすることです。とは言っても、これは和製英語で、正しい英語はアーリーリタイアです。その意味は、会社を定年になる前に、十分な収入源や資産を築き、退職することですね。

この記事では、30代で会社を友人にゆずってセミリタイアをした私の体験談やその方法をご紹介します。しかし、そのセミリタイアは「ある理由」でやめることにしました。そして、今またビジネスの立ち上げを始めたのです。もちろん、その理由もご紹介します。

なんとなくセミリタイアにあこがれているという人にとっては衝撃の内容だと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次 〜30代でセミリタイアの条件や生活、貯金は?〜

1.セミリタイアとは何か? (早期リタイアとは何か?)

2.セミリタイアの条件や生活、資金を教えます

3.セミリタイアを実現する方法(30代、40代、50代)

4.セミリタイアの体験談は、養豚場のブタの気持ち

5.セミリタイアよりも好きなことをしよう!

1.セミリタイアとは何か? (早期リタイアとは何か?)

セミリタイアとは何か? アーリーリタイアとのちがい

セミリタイアというのは、定年になる前に働くのをやめることです。正しい英語はアーリーリタイアで、直訳するなら早期リタイアですね。

この記事では、セミリタイアとは何かについて、色々な角度から説明します。

1-1.セミリタイアのメリット/デメリット

セミリタイアのメリットは何か? と聞かれたら、おそらく誰もが答えられるはず。働かなくていい。嫌な職場の人間関係がない。子育てを楽しめる。旅行に行ける。海外に住める。まあ、そんなところでしょうか。

では、セミリタイアのデメリットを思いつきますか? これはぜひ覚えておいてください。

まず、同じような日々なので充実感がない。職場の人間関係から離れるのでとにかく孤独になる。増税やインフレで資産が食いつぶされるかもしれないという不安。仕事をしていないので、仕事を辞めたときから全然成長していない自分がイヤになる……。

気づいていないかもしれませんが、セミリタイアにはセミリタイアで、かなりのデメリットがあるのです。

1-2.セミリタイアがおすすめの人/おすすめできない人

セミリタイアがおすすめの人は、ズバリ言いましょう。たったひとりで、何もしないでいるのが大好きな人ですね。友達との交流も少なく、ずーっとテレビを見たり、本を読んだり、プラプラしたりすることに最高の喜びを感じられる人ですね。

逆にセミリタイアがおすすめできない人は、孤独が苦手な人や仕事が好きな人。セミリタイアすると、とにかくやることがなくなるのです。誰かと一緒に趣味やスポーツをしようとしても、友達は働いているから無理。1か月くらいならよいですが、とくに仕事が好きな人が何か月もこの生活を続けると心の病気になりますね。

2.セミリタイアの条件や生活、資金を教えます

セミリタイアの条件や生活、資金を教えます

では、この章ではセミリタイアの条件をご紹介しましょう。もしセミリタイアを真剣に考えているなら、しっかりと読んでみてください。

2-1.セミリタイアは貯金よりも不労所得が重要

セミリタイアを望んでいる人で、勘違いしている人がたまにいます。「セミリタイアをするためには、どれくらいの貯金・資金が必要ですか?」と質問する人です。

これは、ちょっと的外れです。仮に1200万円もの貯金があったところで、生活費が月50万円なら、ちょうど2年でお金が尽きてしまいますよね。その時点でセミリタイアが終了になります。

貯金や資金よりも重要なのは、不労所得の大きさです。「不労所得>生活費」という条件を必ず満たしてください。この条件を満たしている限り、セミリタイアは継続できます。極端な表現をすれば、「不労所得>生活費」であれば、貯金はほとんどなくても大丈夫です。

不労所得についてはこちらの記事をご覧ください。私が得ている不労所得の方法を洗いざらい話しました。また、世間で有名な「とある不労所得」の方法は、実は稼げないということも書いています。

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2-2.セミリタイアの生活は意外と質素

一度セミリタイア生活を始めると、また働き始めるのがおっくうになります。すると、「どんどん働いて、どんどん収入を増やして、どんどん消費しよう!」と思えなくなります。むしろ、「今の収入の範囲内で生活するか……」という感情になりやすい。

とくに不動産投資などでセミリタイア生活をしている人は、意外に質素な生活をしていますね。セミリタイアで、ラグジュアリーなライフスタイルをしている人って、だいたい不労所得で年収1億円以上稼いでいる人が多いです。

3.セミリタイアを実現する方法(30代、40代、50代)

セミリタイアを実現する方法(30代、40代、50代)

セミリタイアを実現する方法とは、不労所得を手にすることとほぼ同じです。「不労所得>生活費」というセミリタイアの方程式ですね。これは30代でも、40代でも、50代でも同じで、年代による違いはありません。

そして残念ながら、不労所得を手にするためには、会社で真剣に働くだけではダメです。会社にいる時間に真剣に働くことは大事ですが、それ以外の時間はほぼすべて副業にあてましょう。副業にフォーカスしないと不労所得を手にすることはまず無理です。

それは公務員であっても同じです。公務員は副業が禁止されていますが、投資などであれば副業が認められています。もし公務員でセミリタイアを真剣に考えているなら、投資をすることを考えてほしいのです。なお、公務員の副業については、この記事をご覧ください。

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セミリタイアができるかは、とにかく不労所得の大きさで決まります。貯金や資産の大きさではありません。

逆に言うと、10億円くらいの資産をためて、セミリタイアをするのはなかなか大変ですね。それなら不労所得で年収5千万円を維持する方がまだ楽ですよ。私の周りでも、不労所得の額を増やしてセミリタイアをしている人はたくさんいますが、一生分の生活費をためてセミリタイアをしている人はひとりもいません。

4.セミリタイアの体験談は、養豚場のブタの気持ち

セミリタイアの体験談は、養豚場のブタの気持ち

私は、一時期、テレビの名司会者の大橋巨泉さんにあこがれていました。セミリタイアという言葉を日本で広めた人物ですね。私も大橋巨泉さんにならって、一時期セミリタイアをしたことがあります。

その方法は、FXと株式投資、アフィリエイト、コンサルティングの4つの収入の合計で月に100万円を稼いでいたからです。くわしく書くとものすごく長くなるので、ここでは割愛します。前述した不労所得の記事(特に3章、7章、12章です)を読んでください。

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セミリタイアの結果わかったことは、ハワイなどの海外のリゾート地で暮らしたとしても、1か月もすれば飽きるということです。

ハワイに着いたときにはワクワクしていても、ときめきがどんどん減っていく毎日。セミリタイアをすると、仕事の刺激がないので、色々と海外旅行をしないと退屈な日々になりますね。

私の場合、不労所得のおかげでセミリタイアをしたときは、まるで「死を待つ養豚場のブタの気持ち」でした。毎日、食べて寝るだけのブタみたいな生活。

朝から晩まで、ドラマ『24 -TWENTY FOUR』をひとりで見続けるような孤独な日々でした。シーズン2で飽きましたが(笑)。

5.セミリタイアよりも好きなことをしよう!

私がセミリタイアをした結果わかったのは「人から感謝される」って、大切なんだなあということ。仕事をしていると、人から感謝される瞬間があります。セミリタイアをしてしまうと、こういった感謝が減ってしまうんですよね。

中には十分な不労所得を得て、生活にもまったく困らないはずなのに、アルバイトを始める人もいます。やっぱり働いているほうが人から感謝されるから幸せなようです(笑)。

私が悟ったのは、セミリタイアをすることを目標にしてはいけない、ということ。まったく働かないことを目標にするよりも、好きなことをしている時間を増やすことを目標にしてください。好きなことが仕事なのであれば、働いていたほうが、人間は幸せだからです。

ですから、あなたが働くことが好きなのであれば、ぜひぜひ働いて欲しいと思います。私は今、好きな仕事で働けているので、とにかく幸せです。

この記事が、セミリタイア信仰から目を覚ますきっかけになれば幸いです。

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