稼げる仕事や資格の条件|男女ランキングからコンサルが分析

稼げる仕事男女ランキング 高収入な仕事、資格、副業の条件の画像

「もっと自由に使えるお金がほしい」「いまより高い給料が稼げる仕事に就きたい」とあなたは感じていませんか? いまの日本では、がんばって仕事をしていてもなかなか給料が上がらない、そう実感している人も多いでしょう。ではどうすれば、いまより稼ぐことができるのでしょうか?

より多くの収入を得るには、「稼げる仕事にはどんな条件があるのかを理解すること」が近道です。なぜなら、稼げる仕事の条件を意識すれば、稼げる仕事に就きやすくなるからです。そこで、今回は稼げる仕事の条件について、コンサルタントの立場からわかりやすく解説していきます。将来稼げる仕事に就きたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次 〜男女の年収ランキングをもとに稼げる仕事を分析〜

1.平均年収の高い仕事 男女別ランキング

2.高い年収を稼げる仕事の4つの条件

3.「誰でもいますぐに稼げます」は要注意

4.どんな仕事を目指せばいいのか?

5.持っている人が少ない資格を取ってお金を稼ぐ

6.副業という手段もある

7.おわりに

1.平均年収の高い仕事 男女別ランキング

平均年収の高い仕事男女別ランキング

稼げる仕事とは、つまり年収の高い仕事のことです。そこで、まず平均年収が高い仕事のランキングを男女別にみていきましょう。ランキングに出ている仕事に就きたいと思わなくても、将来、高い年収を稼ぐためのヒントになります。

1−1.平均年収の高い仕事(男性)ランキング

男性の平均年収の高い仕事、上位10位は以下の仕事です。いずれも、合コンの席にいたらモテそうな仕事ですね。

1位 航空機操縦士
2位 大学教授
3位 航空機客室乗務員
4位 大学助教授
5位 医師
6位 高等学校教員
7位 記者
8位 各種学校・専修学校教員
9位 一級建築士
10位 自然科学系研究者

引用元:男性の職業別年収ランキング

1−2.平均年収の高い仕事(女性)ランキング

一方で、女性の平均年収の高い仕事、上位10位は以下の仕事です。教授や医者など「先生」と呼ばれる仕事がほとんどですね。

1位 大学教授
2位 大学助教授
3位 高等学校教諭
4位 医師
5位 記者
6位 各種学校・専修学校教員
7位 航空機客室乗務員
8位 臨床検査技師
9位 自然科学系研究者
10位 システム・エンジニア

引用元:女性の職業別年収ランキング

2.高い年収を稼げる仕事の4つの条件

高い年収を稼げる仕事の4つの条件

はじめにお伝えした、高い年収を稼げる仕事の条件とはどういうものなのでしょうか? 上で紹介したランキングをもとに考えてみましょう。もしかしたら、「もっと早くに知りたかった」とあなたはガッカリしてしまうかもしれませんね。

しかし、いまからでも遅くはありません。これから紹介する条件を意識すれば、あなたは高い年収を稼げる仕事を選ぶことができます。さまざま条件がありますが、ここでは代表的な4つをお伝えします。

2−1.サービス・商品を提供する相手への責任が重い仕事

航空機操縦士(パイロット)や医者など、サービスを提供する相手への責任が重い職業は高い年収を稼ぎやすいです。これには、社会的な理由があります。

もしも、飛行機のパイロットや医者の年収が低ければ、「責任が重いだけで、年収がまったく釣り合っていない」と不満がでて仕事をしてくれなくなるかもしれません。そうなると、みんな困ってしまいますよね。

さらに、あなたの命に関わるような治療をしてもらうとなったら、金額が高くてもお金を払いますよね。ですから、責任が重い仕事は年収が高いのです。

2−2.その仕事に就くまでに時間と労力を要する

例として、医者や弁護士などがあげられます。たとえば、医者なるにはどんなに優秀だったとしても、6年間医学部に通うことが必要です。また、医学部に通った後に、医師国家試験にも合格しなければなりません。さらに、合格しても2年間研修医として、研修を積む必要まであるのです。

このように、その仕事に就くために、長い時間と労力がかかる仕事も高い年収を稼ぎやすいです。これは、会社の部長や課長などの役職も同じです。こういう役職は、何年も企業に勤め続けないと就けないからです。

2−3.社会から必要とされている仕事

もしも、医者がいなかったら、病気になっても治療をしてもらえません。また、航空機操縦士(パイロット)がいなかったら、海外に行くことができません。

そうなるとあなたは困ってしまいませんか? 高いお金を払ってでもサービスを受けたいと思いませんか? このように、社会から必要とされている職業も高い年収を稼ぎやすいです。

2−4.雇用主に利益をもたらす仕事

優秀な営業マンのように、雇用主に多くの利益をもたらす仕事も高い年収を稼ぎやすいです。年収を1000万円以上稼いでいる営業マンは、1000万円以上の利益を自分の雇用主にもたらしているからこそ、それだけの報酬をもらえるのです。

たとえば、あなたが経営者だとして、会社に毎月1億円の利益をもたらしてくれる営業マンがいたら、その営業マンに1000万円の給料を払ってもいいと思うでしょう。

以上を踏まえて、もしあなたが20代なら、上の4つの条件を満たす職業に就くための行動をいますぐしてもいいでしょう。ただし、あなたがもし30代以上なら、いまの仕事を離れることには慎重になりましょう。なぜなら、日本の企業は個人の能力よりも「何年間続けて勤務をしているか?」という勤続年数が年収に影響しやすいからです。

場合によっては、いまの職場を辞めずに勤め続けた方が、将来課長や部長に昇進して、いまより高い年収を稼げるようになるかもしれません。逆に転職をしてしまうと、勤続年数もリセットされ、0からのスタートになってしまいます。これについては「4.どんな仕事を目指せばいいのか?」で解説していきます。

3.「誰でもいますぐに稼げます」は要注意

「誰でもいますぐに稼げます」は要注意

インターネットや雑誌で、「誰でもいますぐに稼げますよ」という求人広告を見たことがありませんか。こういった仕事には注意する必要があります。

そもそもそういった求人広告に出ている仕事は、上で紹介した「2.高い年収を稼げる仕事の4つの条件」に当てはまらないものばかりだと思います。 これは、どういうことでしょう? それには以下の理由があるのです。

3−1.法律に違反する仕事

何の経験もないのにすぐに稼げる仕事は、振り込め詐欺やねずみ講などの違法な仕事の場合が多いのです。3年ほど前に私の父親が、「いい仕事を紹介してもらった」とウキウキして家に帰ってきました。

その仕事の資料を見せてもらったところ、「20万円で会員になって、周りの人も会員にすれば、お金儲けができる」というものでした。そうです。それは違法なねずみ講だったのです。

結局、父親に「ねずみ講は法律に違反する商売だから」と説明して、入会には至りませんでした。ですから、大きなトラブルにはなりませんでした。しかし、もしも自分の親がねずみ講の加害者になっていたらと思うとゾッとします。

3−2.体に負担がかかり、長くは勤められない仕事

大学時代にお金に困った友人が、あるアルバイトを申し込んでいました。そのアルバイトは、治験(ちけん)という仕事です。治験とは、「治療の臨床試験」の略で、製薬会社が新しく作った薬を試しに飲んで、薬の効果を試す仕事です。

この仕事はかなりの高額で、友人はたった3日の勤務で11万円の報酬をもらったそうです。ただし、その友人は「体調が悪くなるたびに、治験のときに飲んだ薬が原因かもしれないと不安になるからオススメはできない」と、後悔していました。

「誰でもいますぐ稼げます。」という言葉は確かに魅力的です。しかし、近道をしようとしたために、自分の信用や健康を安売りすることになるかもしれません。すぐに稼ぎたいからといって、甘い言葉には引っかからないようにしましょう。

4.どんな仕事を目指せばいいのか?

どんな仕事を目指せばいいのか?

それでは、どんな仕事を目指せばいいのでしょうか? 私のおすすめは、「2.高い年収を稼げる仕事の4条件」で紹介した以下の条件を満たす仕事です。

高い年収を稼げる仕事の4条件

(1)サービス・商品を提供する相手への責任が重い仕事

(2)その仕事に就くまでに時間と労力を要する

(3)社会から必要とされている仕事

(4)雇用主に利益をもたらす仕事

これを見てあなたは、「高い年収を稼ぎたいけど、責任は取りたくはない」と考えるかもしれませんね。しかし、高い年収を稼ぐなら、仕事の責任は必ず重くなります。

人の命を預かる医療業界でも、医者と看護師の年収には差がありますよね。医者で年収1000万円を超えている人はいても、看護師で年収1000万円を超えている人はいません。これは、医者の方が看護師に比べて患者の命に対する責任が重いからです。患者にどんな治療をするかを決めるのは医者で、看護師はその指示に従う立場だからです。

高い年収を稼ぐということは、その年収分の責任を負うということなのです。それを踏まえた上で、高い年収を稼ぐ仕事に就くための行動を年齢別に紹介していきます。

4−1.20代・・・とにかく知識と経験を増やす

あなたがいま20代なら、とにかく仕事に関する知識と経験を増やしましょう。これはどういうことかというと、高い年収を稼ぐためには、専門的な知識や豊富な実務経験が必要な場合が多いからです。たとえば、「トップ営業マン」と呼ばれる人たちがいますが、商品に関する豊富な知識と営業の経験を持っているからこそ高い年収をもらえるのです。

いまよりも高い年収を稼げるようになるためには、あなたの価値を上げる必要があります。そのために、市場価値を上げていけるような自己投資をしましょう。私のおすすめは、営業力を身につけることです。営業力を身につければ、仕事をする上で、お客様に商品やサービスを売ったり、依頼を聞いてもらったりと仕事をしやすくなるからです。

書店に行けば営業関係の本が並んでいますので、一度読んでみるといいでしょう。また、Googleで「高年収 求人」と調べると高い年収を稼ぐためには、どんな能力が必要かがわかります。特に将来転職を考えているなら、一度調べてみましょう。

4−2.30代・・・スタンスは20代と同じ、転職の際は要注意

あなたが30代の場合でも、自己投資をして自分の知識や経験の幅を広げましょう。おすすめは、20代と同じく営業力を身につけることです。お金を稼ぐためには、商品やサービスをお客様に売る必要がありますからね。さらに、20代と同様にGoogleで「高年収 求人」と検索して、どんな求人があるのか把握しておきましょう。

ただし、勤続年数のからみがありますから、転職する際はよく考えましょう。余談ですが、先日お会いした方がこんなことを言っていました。

「いまの会社に10年以上勤めてもなかなか昇進しなかったから、転職しようと思っていたんだ。そしたら、数日後に昇進の話がきたから急いで転職しなくてよかったよ」

このような場合もあるので、転職するかどうかはいまの職場の状況を考慮した上で慎重に考えましょう。

また、30代であれば、現在の会社に10年近く勤めている場合も多いと思います。その仕事で得た知識や経験を使って、別な仕事ができないか考えてみてもいいでしょう。

私の知り合いの女性は、事務員を10年以上続けていました。彼女はその知識と経験を使って、自分の近所の主婦に事務の仕事を教えて、企業に派遣をする事業を始めました。そうすると、いままでの2倍以上の年収を稼げるようになり、周りの主婦たちや派遣先の企業からも喜ばれたそうです。

4−3.40代・・・いままでの経験をお金に変える

もし、あなたが40代なら30代の人以上に、いままでの仕事の知識や経験を活かすことができないかを考えましょう。約20年間仕事をしてきたわけですから、他の人にはない知識や経験を持っていることも多いです。自分では「できて当たり前」と思っていることでも、お金に変えられるかもしれません。

私の知り合いに、40代のアナウンサーの方がいます。その方は現在アナウンサーとしての知識と経験を講座にして、全国の企業で研修を行なっています。アナウンサーの業界なら当たり前の、声の出し方や伝え方を、他の業界の人に教えてお金を稼いでいるわけですね。

5.持っている人が少ない資格を取ってお金を稼ぐ

持っている人が少ない資格を取ってお金を稼ぐ

高い年収を稼ぐには資格を取得することも方法のひとつです。税理士や一級建築士のような、持っている人が少ない資格を取得すれば、あなたはその資格の知識を使ってお金を稼ぐことができるかもしれません。厚生労働省が行った「賃金構造基本統計調査」でも、弁護士や航空操縦士のように、合格するのが難しい資格が必要となる職業が上位にきています。

職業・資格別・年収ランキング

順位 職業 年収
(万円)
対前年(万円) 年齢(歳)
1 弁護士 1,189 +547 39.7
2 航空機操縦士 1,160 +8 44.5
3 大学教授 1,077 -4 57.0
4 医師 1,072 -72 41.0
5 記者 846 +150 38.7
6 大学准教授 834 -28 46.5
7 公認会計士、税理士 817 +104 38.1
8 大学講師 724 +21 43.3
9 高等学校教員 678 -12 43.6
10 一級建築士 677 +98 49.0
11 自然科学系研究者 631 -38 36.8
12 歯科医師 621 -59 33.8
13 電車運転士 611 -28 40.0
14 システム・エンジニア 598 +60 38.4
15 不動産鑑定士 566 -63 45.4
16 発電・変電工 564 -15 37.9
17 電車車掌 560 +10 37.3
18 獣医師 554 +8 36.2
19 薬剤師 533 +4 39.1
20 技術士 532 +21 42.1

引用元:職業別年収ランキング・時給ランキング
(平成26年2月発表「賃金構造基本統計調査」を元に独自に作成)

ただし、税理士や一級建築士のように難しい資格を取ったからといって、仕事が保証されるわけではありません。国税局の調査によれば、もっとも合格するのが難しいとされる司法試験の合格者でも、年収が100万円以下の人が全体の20%を占めているのです。資格に合格したからお金が稼げるのではなく、その資格を使って仕事をするからお金が稼げるのです。

司法書士や税理士などの難しい資格だけ取って、結局その資格を使って仕事をしない人もいます。こういう資格マニアとよばれる人たちの年収は、いつまでたっても上がりませんので注意が必要です。

私の知り合いにも、さまざまな資格に合格し、司法試験に受かったというという人がいました。しかし、合格したことに満足して、特に弁護士や裁判官にもなりませんでした。だから、年収も増えなかったようです。

なお、稼げる資格については、「稼げる資格の年収ランキング|収入アップの方法教えます!」で統計データを使ってくわしく解説していますので、興味があればご覧ください。

6.副業という手段もある

副業という手段もある

「年収には満足していないけれど、転職するのも大変なので、いまの仕事をやめたくはない」という方もいるでしょう。そんな方にはいまの仕事を続けながら始められる副業がオススメです。とはいえ、知識のないまま副業をはじめるのは危険です。

私もかつて「片手間で儲かる」という理由で、チラシをポストに入れる副業をしました。ところが本業があることも考えずに働き続けたので、過労で倒れてしまったのです。その結果、副業だけなく本業まで半月以上休むことになりました。私のように副業で失敗しないために、正しい副業のやり方を事前に勉強しておきましょう。

副業ついて勉強したい方は、以下の2つの記事を参考にしてみてください。
失敗しない副業の選び方や、副業と本業を両立させる方法がくわしく解説されています。

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7.おわりに

なんとなく選んだ仕事が平均年収の高い仕事なら、あなたは高い年収を稼ぐことができるでしょう。とはいえ、世の中は稼げない仕事の方が多いのも事実です。試しに、タウンワークなどの求人誌や求人のサイトを見てみましょう。掲載されている仕事の多くが、月収20万円以下の仕事ばかりです。

また、高い年収を稼げる仕事に就くためには、他人よりも努力をする必要があります。さらにいえば、苦労して高い年収を稼げる仕事に就いても、サービス・商品を提供する相手に対して、重い責任を負うことがほとんどという事実があります。

しかし、一度だけの人生ですから、自分や周りの生活を充実させるために、高い年収を稼げる仕事を目指してみてもいいのではないでしょうか。

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