もう仕事やめたい、行きたくないとき|転職前に考えること

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あなたは「明日会社に行きたくない!」とか「もうこんな仕事やめてやる!」と悩んでいませんか? たった一度きりの人生、自分の好きな仕事をして暮らしていきたいと誰しも思うものです。しかし、無計画に仕事をやめてしまうと再就職がとても難しくなるのも事実。慎重に考えなければなりませんね。

私はカウンセラーとして過去に多くの社会人の進路相談を受けてきました。そこで今回は「もう仕事やめたい!」とお悩みのあなたへ、転職をする前に考えていただきたい重要なアドバイスを年代別にまとめてみました。ぜひ読んでみてください。

目次 〜もう仕事やめたい、行きたくないときに考えたいこと〜

1. 仕事やめたい理由のトップは人間関係

2.仕事やめたい20代へのアドバイス

3.仕事やめたい30代へのアドバイス

4.仕事やめたい40代へのアドバイス

5.仕事やめたい女性・主婦へのアドバイス

6.「仕事 やめたい」けれど言えないときの対処法

7.仕事のストレスは転職で解消できない

1. 仕事やめたい理由のトップは人間関係

1.仕事やめたい理由のトップは人間関係

仕事をやめたい理由としてトップに挙げられるのは人間関係です。いちど関係がこじれてしまうと、元通りにするのはなかなか難しいですよね。人間関係に悩むケースとして、3つのパターンが挙げられます。

1-1.やめたい理由1|嫌いな人や自分と合わない人がいる

もしかしたらあなたの職場には、嫌いな人や自分と合わない人がいませんか? そうだとしたら、そのストレスはとても大きなものでしょう。目が合うだけで嫌な気持ちになったり、同じ空間で過ごすだけでも気分が悪くなったりするかもしれません。嫌いな人と一緒にいつづけていると、とても大きな不安やストレスを感じますよね。

1-2.やめたい理由2|職場の雰囲気や上下関係がつらい

今の職場の雰囲気は、あなたが快適に過ごせる状態でしょうか。あるいは、上下関係には満足できているでしょうか。職場の雰囲気がギスギスして重たい状態だと、息苦しさを感じてしまいますよね。とくに、ミスが許されない環境や、失敗するたびに叱責される環境では、とても強いストレスを感じてしまいます。

数え切れないほど多くの人が、自分と上司との関係で悩んでいます。嫌な上司と毎日一緒に働くのは、本当につらいですよね。

1-3.やめたい理由3|頑張っても会社から評価されない

あなたの職場は、あなたを正当に評価していますか? 当たり前ですが、学校と会社は違います。学校は、自分の努力を褒めてもらえることもありますが、会社では自分がどれだけ頑張ったかではなく、結果・成果で評価をされるようになります。

たとえば、良い職場や上司は、たとえ結果に繋がらなくても最善を尽くした人には次のチャンスを与えることがあります。「今回はうまくいかなかったけど、キミは頑張っているから次は結果を出せよ」という感じです。これだと、「次は頑張ろう!」と思えますよね。

しかし、悪い職場や理解のない上司の場合、結果を出しても評価をしてくれないことがあります。それでは、モチベーションが下がってしまいます。仕事をやめたくなるのも無理はありません。

2.仕事やめたい20代へのアドバイス

2.仕事やめたい20代へのアドバイス

あなたはまだ20代ですか? そうだとしたら、あなたはとても恵まれているかもしれません。なぜなら若さと健康をもっているからです。いま20代ならば、人生はまだまだこれから。あなたがその気になれば、まったく未経験の業種や業界に飛び込むことも可能です。起業したり、海外で働くことだってできます。

充実した人生を送るには、計画的に進路を考えましょう。その時の気分次第で決断したり、無計画でフラフラしていると、あっという間に20代は過ぎ去ってしまいます。それではあまりにも、もったいないですよね。

2-1.履歴書を汚すのはNG|転職は最後の手段

20代は可能性に満ちあふれています。一度や二度の大きな失敗や、多少の方向転換があったとしても大丈夫。たとえなにかを失ったとしても、30~40代でいくらでも取り返すことができます。

しかし、だからといって、コロコロと職を変えるのは止めましょう。実績がないうちに転職を繰り返すのは絶対NG。履歴書が汚れて、再就職に不利になります。「転職をするなら今いる場所で1番になってから」。私はこのアドバイスをあなたに贈ります。ガンバレ!

2-2.ブラック企業では頑張っちゃダメ|すぐ逃げて

「ガンバレ!」と先ほどは激励しましたが、じつは頑張ってはいけない職場もあります。あなたがそこにいるとしたら、なるべく早く退職して、次の職場にうつったほうがいいでしょう。その場所とはブラック企業です。

低賃金重労働、しかもサービス残業で休日出勤…。労働基準法が通用しない会社では、働くべきではありません。精神的にも体力的にも搾取されて、病気になってしまいます。なるべく早くその場から離れましょう。どうか頑張らないで!

2-3.うつになる前に転職すべし|キャリアプランも大切

どうか頑張らないでください。なぜ私がこういうのかというと、私自身も過去に頑張りすぎて燃え尽き症候群に陥ったことがあるからです。忙しい日々を送っていると、自分の本当に大切にしているものを忘れていってしまいます。

精神的にもダメージを抱えることになりますので、そうなる前に「自分は何を大事にして生きていくのか」を明確にしておくべきです。あなたらしいキャリアプラン(人生計画)を考えて、慎重に生きていきましょう。

3.仕事やめたい30代へのアドバイス

3.仕事やめたい30代へのアドバイス

この章を読んでいるということは、あなたはきっと30代を過ごしているはずです。多くの場合30代は社会人経験が10年を超えているはずです。社会のイロハを身をもって味わい、仕事も覚えてきたことでしょう。

やりたいことができている人もいれば、逆にガマンを重ねてしまい、実行できてない人もいるかもしれません。そんなあなたが仕事をやめたいのですから、深い事情をお察しします。充実した40代に向けて、ぜひ計画的に進路を考えていきましょう。30代のあなたには、こんなアドバイスを贈ります。

3-1.転職で収入UPは優秀な人材に限ったチャンス

「あの人、転職して年収が150万円も上がったらしいよ」。そんな話をあなたも聞いたことがあるかもしれません。また、転職活動を支援する会社の広告でも、「あなたも年収が上がる!」という趣旨のものがありますよね。あれは真実です。しかし、条件があります。

転職して年収を上げるには、優秀な人材であることが条件です。転職すれば年収が上がるのではなく、優秀な人材だから、高い年収を提示されて引き抜かれるというニュアンスが正しいでしょう。

もしあなたが高度な専門知識や技術を持ち、良い提案を受けたのなら、それにこたえるのも悪くはありません。しかし、とくに誇れる実績やスキルがない状態で転職をしても、年収は下がるだけ。そのことを覚えておきましょう。

3-2.やりたい仕事ができないなら、まずスキルを磨こう

「とにかくいまの仕事が嫌なんだ! 違うことがしたい!」という方もいるかもしれません。そんなあなたには、スキルを磨くことをオススメします。ここでいうスキルとは、今いる職場でのお仕事についてです。アフィリエイトや転売など、そういった副業の話ではありません。

今のお仕事で「この人はスゴイ!」と評価されるために必要な知識や技術を習得するということです。本屋さんに行って、今の会社の業務に役立ちそうな本を手に取ってみましょう。セミナーが開催されていれば、そこに参加するのも有意義です。

3-3.資格取得という現実逃避をしていませんか?

30代社会人の男女に多い行動として、資格取得や海外留学があります。とくに、通信講座や、カルチャースクールのかんたんな講義を数回うければ取れるような民間資格。かかる期間は数日から数か月。費用は数万円から数十万円のレベルまでさまざまなものがありますが、私はこれをオススメしません。

なぜかというと、あまり仕事に役に立たないからです。あなたのいまの業務に直結するものや、それがないと支障が出るようなものなら問題ありませんが、資格で年収が上がったりお金が稼げたりということは国家資格などのいわゆる難関資格以外に見込めません。資格は簡単に取れても、かかった費用が回収できないことが多いのです。

「民間資格をたくさんとって年収を上げよう!」と考えてしまう人がたまにいますが、それなら社内の仕事を頑張って、実績をたくさん作ったほうがよほど効率的といえるでしょう。その方が自信もつきますし、収入も上がる可能性が大きいです。

4.仕事やめたい40代へのアドバイス

4.仕事やめたい40代へのアドバイス

社会人としてのキャリアも約20年。大ベテランのあなたが仕事をやめたいというのは、どういった理由からでしょうか。私が聞いたなかで最も多い悩みは、健康面の心配でした。とくに夜勤や肉体労働などの特殊な形態のお仕事をされる方にとって、この仕事を今後も続けられる自信がない人もいると思います。

4-1.身体がツラくて今の仕事を続けるのが不安なときは?

シンプルに考えましょう。続けるのか、辞める(仕事を変える)のかです。仕事を続ける場合は、身体を丈夫にするための習慣が必要です。運動や栄養の摂取など、今まで以上に気を付ける必要があります。

20代、30代までは若さがありました。若さがあれば、勢いで徹夜しても乗り切れてしまいます。しかし、40代以降は無理をするとすぐ身体に響きます。健康管理が何よりも大切となるでしょう。

仕事を辞める(変える)場合は、同業他社で管理者としてのポジションを探すと良いでしょう。自分が夜勤や肉体労働をするのではなく、これまでの経験や知識をつかって管理する側に転職するのがポイントです。

職人気質な人ほど「他人がやるより自分がやったほうが早い!」と思いがちですが、それでは人を育てる力が身に付きません。経験や知識を活かして、社内全体の業務を円滑に回していくというスタンスに切り替えると良いでしょう。

4-2.年下の上司との関係がうまくいかないときは?

もしかすると、あなたが仕事やめたい理由は「年下の上司」との関係性ではありませんか? 年下の上司といっても、素晴らしい人格の人もいれば、仕事はできるけれど人間的に未成熟な人もいます。この場合は後者と出会ってしまったときのパターンですね。

その解決策は、その人よりも出世することです。会社の中では、役職が上になれば、年齢やキャリアは関係ありません。私の知り合いの40代男性も営業職で転職をした際に、年下の上司に仕事を教わったそうです。

しかし、1か月で上司の業績を追い抜いてしまい、それからは逆に仕事を教える側に回ったとのことでした。上司を超えることが、もっとも合理的な解決策となるでしょう。

4-3.【恐怖】200社応募しても面接に辿り着けない男性

これは怖い話ですが、実際にあった事例です。200社に履歴書を送っても、面接にすらたどり着けない男性がいました。彼は過去に15社以上の会社を転々とし、長くても3年、短ければ3か月程度で仕事を変えつづけていました。私が彼の履歴書を目にした人事担当者の気持ちになってみると「こんなに早く会社を辞める人なら、結局採用しても辞めるかもしれないな」とか「なんでこんなに仕事をコロコロ変えるのだろう」と思ってしまいます。

転職が悪いわけではありません。実績を作らない状態で転職をするから次の転職活動での印象が悪くなるのです。「今いる職場で一番になってしまった。だからもっといいチャンスを求めている」という風に自己PRをすれば、人事担当者は興味を持つはずです。きびしい言い方になりますが、ただ「職場が嫌になったから辞めた」とか「仕事が自分に合わない」では、話にならないのです。 

5.仕事やめたい女性・主婦へのアドバイス

5.仕事やめたい女性・主婦へのアドバイス

女性も仕事の悩みを抱えている方は多いですね。ここでは、仕事をやめたい女性や主婦の方に向けたアドバイスを提供します。とくに女性の方は、男性とは違って結婚(出産)という要素がありますので、仕事と家庭の2つをどのように考えていくかも一度考えてみましょう。

5-1.仕事を取るか、家庭を取るか。あなたならどうする?

これは私の友人(女性)からきいた話です。最近は、適齢期という言葉は、あまり聞かれなくなったとはいうものの、保守的な考え方の残る地方などでは、今でも●歳までに結婚できなかった女性は売れ残り……などと、影で囁かれたりするようです(これって、セクハラ発言ですよ)。

なかなか怖い話ですが、一部の人にはそう信じられていると彼女はいいました。晩婚でも幸せな結婚をする方はいますので、上の話は極端な例です。とはいうものの、女性の場合、出産にタイムリミットがあるため、周囲の人からもいろいろ言われるので、27~28歳くらいまでには仕事を辞めて結婚しなきゃ、と考えてしまいがちです。

今は、さまざまな考え方が許されている時代です。結婚で仕事をあきらめることはないし、仕事が楽しいから、仕事に生きるわ!という女性がいてもいいのです。仕事を取るか、家庭を取るか。と極端に考えるのは止めましょう。共働きという選択もあるし、主夫を持ってあなたが働くというのもアリでしょう。あまり深刻になる必要はないのですが、一度、将来についてゆっくり考える時間を取り、人生計画を立ててみるのもいいと思います。

5-2.主婦(パート)の方に、在宅でできる仕事がオススメ

もしもあなたが主婦やパートをしているのであれば、「生活の負担にならない範囲で楽しくお金を稼ぎたい、働きたい」という想いがあるかもしれません。過去に仕事はしていたけれど、結婚を機に家庭に入った方にとっては長らく家事が仕事だったことでしょう。社会に出て仕事をすれば、少しの息抜きにもなりますよね。

いまは在宅でもできる副業があります。自分に合わないアルバイトやパートで無理をすると、せっかくの息抜きがストレスまみれになることも。こちらの記事を読んで知識を手に入れておくと良いでしょう。

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6.「仕事 やめたい」けれど言えないときの対処法

6.「仕事 やめたい」けれど言えないときの対処法

仕事をやめたいのに、その気持ちがなかなか言えないときってありますよね。とくに、ブラック企業であると「退職します」と言った後には、退職日まで独特の雰囲気になります。場合によっては責められたり、いじめを受ける場合もあります。それが予想されると、やはり言いづらいという気持ちが出るのも仕方ありません。

しかし、辞める意思が固いならば、我慢して仕事を続ける必要はありません。いつかは退職の覚悟を言わなければならないのです。ぜひこのアドバイスを参考にしてください。

6-1.仕事をやめたいのに言い出せない理由

答:やめる理由が明確になっていないから

あなたが仕事をやめたいのに言い出せない最大の理由は、やめる理由を明確にしていないからです。頭でイメージできていたとしても、具体的な言葉にしなければ誰かに伝えることはできません。「なぜ辞めたいのか」という問いに明確な答えが必要です。

続けたい理由と辞めたい理由を紙に書きだしてみましょう。どちらの理由が多いですか。どんな言葉が出たでしょうか。言葉にすると、改めて自分の気持ちが整理されるはずです。辞める決意が固まったら、次の行動にうつりましょう。

6-2.やめる理由を明確にしてその後のプランを立てる

辞める理由は明確になりましたね。それでは、そのあとのプランです。まだ職場に言うのは止めましょう。先にすることがあります。転職活動です。次の職場の内定が決まってから、退職してください。

たしかに、働きながら転職活動するのは大変です。忙しい中で準備しなければならないことがたくさんあります。しかし、収入を途絶えさせたり、退職後のフラフラした期間を設けるよりも、「来月からは次の会社で働ける!」という状態の方が不安は少なくなります。

有休を使ったり、休日をつかったりして面接を受けましょう。まずは転職サイトに登録。そして求人をチェックして、エントリーをはじめていきましょう。

7.仕事のストレスは転職で解消できない

この記事のアドバイスを一言にまとめると、次のようになります。

「仕事のストレスは転職では解消できません」。

仮に転職したとしても、きっとその先にもストレスはあります。というよりも、そもそもストレスがない職場など存在しないのです。だからこそ、目の前のストレスにおびえるのではなく、実績やスキルをもとに大きな自信を手に入れて、耐えられるストレスの量を増やしていくのが正しいアプローチと言えるでしょう。

くれぐれも、転職は最終手段に。そしてブラック企業では頑張らずに逃げて。社会という厳しい世界を生き残っていきましょう。

もしあなたが「会社に行きたくない」と感じているならぜひ続けてこちらの記事もお読み下さい。ツライのはあなただけではありません。「会社に行きたくない」という悩みを解決してきたカウンセラーが根本的な解決策を解説します。これを読めばきっと心が軽くなりますよ。

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