仕事辞めたい!と言えないストレスに負けないで行動できる11 の方法

仕事辞めたい!と言えない気持ちをスッキリ解消させる方法のイメージ画像

もう、明日にでも、仕事辞めたい!! その気持ち、痛いほどわかります。わたしは、新卒で入社した会社を半年で辞めてしまい、その後も、放浪人生といった感じでどの会社に入っても長続きせず、途中から派遣社員も経験したので、勤めた会社は10社近くになります。

今のわたしは転職回数の多さをネガティブに捉えていませんが、もしタイムマシンで過去に行けるのなら、若かったころの自分に、もう少し考えてから会社辞めなさいよ、と言いたい……と思っているのも事実です。

そんな痛い過去を経験したことを生かして就活支援のキャリアカウンセラーとなり、過去に300人を超える迷える転職希望者をカウンセリングして、転職を成功させた私が、「仕事辞めたい、けど、言えない……」と悩むあなたに、人生をダメにしないで仕事辞めたい気持ちを解消させる方法を教えます。

目次 〜20代30代40代職業別にアドバイスします〜

1.仕事辞めたい?でも、まだ退職届は出すな!

2.仕事辞めたい時、まずどうすればいいか|解決のヒント

3.仕事辞めたい病の治し方|簡単で効果のある方法4つ

4.知っておきたい転職についての心がまえ

5.会社をいきなり辞めて人生をダメにしないために

1.仕事辞めたい?でも、まだ退職届は出すな!

1.仕事辞めたい?でも、まだ退職届は出すな!

「明日にでも、仕事、辞めたい!」となったら、次に考えだすのは「転職」ですよね? でも、ちょっと待ってください。わたしの過去の経験の話ですが、焦って転職を考えたときは、あまりいい会社に出会えなかった記憶があります。

これは、転職を経験した友人や同僚からも、同じようなことを聞いています。今の会社から逃げ出すような感覚を持ったままで転職してもうまくいきません。

1-1.仕事辞めたい理由のトップ10とは?

もう仕事辞めたい……口に出さずとも、腹の中で思っている人は世の中にたくさんいます。あなただけではありません。とはいえ、どんな理由で仕事を辞めたいと思うようになったのでしょうか?

会社を辞めた理由

引用:厚労省調査、若者の離職理由のトップは「労働時間・休日・休暇」

この記事によると、

1位:労働時間・休日・休暇の条件の不満
2位:人間関係の不満
3位:仕事が自分に合わない
4位:賃金の条件が合わない
5位:会社に将来性がない

でした。あなたの場合はいかがですか。しかし、こんな調査結果もあります。

◆退職理由のホンネランキングベスト10

順位     理由                比率

1位 上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった 23%
2位 労働時間・環境が不満だった         14%
3位 同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった    13%
4位 給与が低かった               12%
5位 仕事内容が面白くなかった           9%
6位 社長がワンマンだった             7%
7位 社風が合わなかった              6%
7位 会社の経営方針・経営状況が変化した      6%
7位 キャリアアップしたかった           6%
10位 昇進・評価が不満だった           4%

引用:退職理由のホンネランキングベスト10/リクナビNEXT[転職サイト]

理由はいろいろで、人それぞれです。この後、あなたがなぜ、会社辞めたいと考えてしまうのか? その原因を究明する方法をご紹介しますが、自分の本音に気づくことで、次にどう行動を起こしていけばいいかが明確にわかってきます。

もしかすると、今の会社で、もっとがんばろう!と考えが変わるかもしれませんし、もっとやりがいのある仕事をするためには、やっぱり転職だ! となるかもしれません。

1-2.体調がすぐれない|うつかも?

1-2.体調がすぐれない|うつかも?

仕事、辞めたい……と思いながら、会社に行くことを続けていると、精神衛生的にもよくありません。もし、不眠状態が2週間以上続いているとか、朝起きるのがつらくてついつい寝坊したり、遅刻が多くなったり、会社を休みがちになっているのなら、すぐにネットで簡易の「うつ病」チェックをしてみましょう。

症状チェックシート

1-3.転職回数が気になる|まだまだ日本は保守的な国

もうすでに、転職を何度か繰り返していて、また会社が辞めたくなってしまった。そんな人もいるかもしれません。まさにわたしと同じタイプですね。

日本も終身雇用制度が崩壊して、転職に対してのハードルは下がりましたが、それでもやはり回数が多いと、面接の場では「もしかして人間的に問題があるのではないか」と思われがちです。

わたしのように、自分のもともとの性格を受け入れることは非常に大切です。まず、何度も転職を繰り返してしまう自分を責めることを止めて、一度、自分の内側にある本当の願いや欲を書き出してみましょう。やり方はこの後の3章でくわしくご紹介します。

1-4.人間関係|仕事辞めたい理由がハッキリしないワケ

こんな調査結果があります。

会社(人事)に伝えた退職理由と本当の退職理由は以下のうちどれですか?

会社(人事)に伝えた退職理由と本当の退職理由は以下のうちどれですか

引用元:引用元:エン・ジャパン株式会社 2013年8月7日発表
-「[en]社会人の転職情報」サイトユーザー5000人、退職理由のホンネ・タテマエ調査-
退職理由、タテマエは「家庭の事情」。 ホンネは「人間関係」。

大ベストセラーとなった『嫌われる勇気』のベースであるアドラー心理学でも、あらゆる悩みの原因は人間関係であると定義していますが、フルタイム勤務であれば、1日最低でも7時間〜8時間は一緒に過ごすことになるのが会社の上司や同僚です。

この人間関係がうまくいかない場合は、それはもう苦痛を通り越して、苦行のような生活になってしまうでしょう。仕事辞めたい!となってしまうのも、当然ですよね。

しかし、日本人は特に、“和”を大切にする民族ですから、会社で自分の本当の気持ちを押し殺してしまいがち。無理して上司の愚痴ばなしを聞いたり、本当は早く家に帰りたいのに同僚との飲み会が断れなかったりして、だんだん、職場の人間関係が疎ましくなってしまうのです。

なんとなく、仕事辞めたい……といった、弱い気持ちをずっと持ち続けている方の場合、人間関係がつらくなっているのかもしれません。この人、大嫌いだ……といった強い感情はなくても、漠然と自分とは合わない人だ……といった感覚がある場合もあります。

2.仕事辞めたい時、まずどうすればいいか|解決のヒント

2.仕事辞めたい時、まずどうすればいいか|解決のヒント

原因別に解決のヒントを出しました。

この解決策がベストというわけではありませんから、気をつけてください。もしあなたがもっといい解決策を思いついたなら、そちらを試してみるほうがいいと思います。

また、年齢や職業によって解決方法が若干変わる場合もあります。特に仕事辞めたいと悩みがちな年齢や職業を選んでヒントを書きました。該当する方は是非参考にしてみてください。

2-1.手っ取り早いのは、休むこと

すべての悩みの解決方法としておすすめするのが、まずいったん、会社を休むことです。転職はリスクと隣合わせなので、最終手段としておいたほうがいいでしょう。通常の長期休暇を取るタイミング(お盆とか年末年始とか)に休暇を増やしても、あまり意味はありません。

なぜなら、他の人もみな休暇に入っているからです。そうではなく、ふだん休まない時期に、あえてひとりで長期休暇を取って、頭を休めてみるのです。身体も一緒に休ませましょう。身体の疲れがたまっていることが原因で、会社を辞めたくなっていることもあります。早まって退職届を出してしまわないように、まず休みましょう。

「残業が多い」とか「残業を拒否できない」というような不満が多い場合は、早急に休みをとって、疲れを取ることを最優先しましょう。万が一、あなたの会社がブラック企業と思われるなら、この後の、「2-5.ブラック企業に勤めている場合」に対応をくわしく紹介します。悩んでいないで動きましょう。

2-2.人間関係で悩んでいる場合

2-2.人間関係で悩んでいる場合

「1-4.人間関係|仕事辞めたい理由がハッキリしないワケ」にも書きましたが、人間関係の悩みが退職理由のトップです。上司や同僚、部下とうまくいかないというケースがほとんどだと思いますが、営業職などではお得意様との関係、社内恋愛のもつれなどもあるかもしれません。

これも、転職でリセットできると考えてしまいがちなのですが、恐ろしいことに、心理状態が同じまま転職してしまうと、同じような人間関係を引き寄せてしまうことがあるのです。

これは世間で流行っているスピリチュアルな「引き寄せの法則」でもなんでもなく、自分の思い込みや価値観(心理学では、人生脚本といいます)が変わらないまま、外側だけ変えてみても、自分の思い込んだ通りの人生になってしまうのです。 

人間関係がうまくいかない人に多い思い込み、価値観の例

  • わたしは嫌われる
  • 他人と仲良くできない
  • 「〜すべき」という「べき論」

こういったネガティブな思い込みがあると、その通りに人生が進んでいってしまうのです。なので、根本的な思い込みを変えないと人生が変わりません。

また、パワハラやセクハラなどのケースの場合は、悩み続けているのは時間のムダです。しかるべき機関に相談しましょう。

  • パワハラで困ったときは?
  • 女性弁護士による働く女性のためのホットライン(女性専用セクハラ無料電話相談)
  • セクハラ社長を懲らしめろ!社外の相談窓口5選
  • 2-3.職種が合わない場合

    2-3.職種が合わない場合

    これは少数だと思いますが、最初はやってみたいと思って始めた仕事なのに、やりはじめてみたら、自分には合わない仕事だったということもあるかもしれません。事情があって、自分の性質には合わない職種を選んでしまった人もいると思います。これも、社内で異動ができないかを、まず考えましょう。

    大手企業の場合、入社3〜5年くらいは、ひんぱんに配置転換をさせて、職種にこだわらないプロフェッショナルを育てる会社もあります。若いころというのは、自分の実力がよくわからず、過大評価してしまったり、逆に過小評価してしまったりしがちです。

    死ぬほどイヤということでもないなら、その仕事を好きになる努力をすることも大切です。そうした努力をしても、どうしても、続けるのが無理だ……という結論が出たときに、転職を考えましょう。

    キライなところがまったくない仕事というのは、ありえないと思っていいでしょう。100%自分に合った完璧な仕事がこの世にあるのでは?と思いながら転職すると、いつまでたっても理想の仕事がみつからないまま、転職放浪者になってしまいます。あまりにも神経質になってしまわないよう、気をつけてください。

    2-4.会社の理念が合わない場合

    これは、けっこう重症です。理念が合わないということは、価値観が合わないということですから、それは非常に苦痛だと思います。ですが、なぜ、そんな会社に入社してしまったんでしょうか? 

    わたしも経験がありますが、下調べをしっかりせず、給与が良いとか知名度が高いとか、待遇条件や世間一般の表面的な評価を信じて入社してしまうと、こういったことが起こります。

    今は、ネットを使えば、いい情報だけでなく、悪い情報さえも手軽に入手できます。就職をする際には、かならず、良い情報と悪い情報をどちらも集めて、客観的に評価を下すようにしましょう。

    特に福利厚生が非常に良い、など条件面だけでつられて入社すると、たしかに金銭的には満足しますが、やりがいなどを見いだせなくなって、苦しむことがあるので要注意です。

    2-5.ブラック企業に勤めている場合

    2-5.ブラック企業に勤めている場合

    あの会社はブラック企業だ、とか、ホワイト企業に入社したいとか、最近よく聞くようになりましたよね。もともとは、反社会勢力と結びつきがある会社のことを指す隠語でした。最近では、過重労働(長時間労働を強いる等)をさせていた某有名居酒屋もブラック企業と呼ばれるようになってしまいましたが……。

    あなたが今お勤めの会社がブラック企業ならば、グズグズ悩んでいる場合ではありません! 今ここで、この記事を読むのを止めていいので、外部に助けを求めてください。手遅れになってしまう前に、すぐに行動を起こしてください。

    ブラック企業相談窓口まとめ

    2-6.仕事辞めたい20代の女性へアドバイス

    20代は確かに転職しやすい年齢といえますし、転職が万が一失敗しても、また次を見つけることも難しくありません。だからといって、ちょっと嫌なことがあったからといって、ホイホイと会社を辞めてしまうことは非常に危険です。

    なぜなら、短い期間でコロコロと会社を渡り歩くと、いわゆる“キャリア”の積み重ねができないので、どの会社に入っても未経験者扱いになってしまう可能性があるからです。ということは? そうです、お給料にも影響が出てしまうのです。

    短くとも3年間はひとつの会社で経験を積むことを考えましょう。そこで初めて転職した際に、即戦力として採用してもらえる可能性が出てきます。

    2-7.仕事辞めたい20代の工場勤務の方へアドバイス

    工場勤務は、工場の規模や業種によって、勤務状況が大きく変わるので、一言でこうしたほうがいいというアドバイスはできません。

    まず、確認しておきたいのは、今、何が原因で仕事が辞めたいのか? それははっきりわかっていますか? 工場勤務ということは、どちらかというと、単純で単調な作業が多く、飽きやすい仕事内容が多いと思われます。業種によっては、シフト制だったり、夜勤があったりする場合もあるでしょう。

    ひとつ言えるのは、体力的な問題で辞めたいという場合以外は、勢いで辞めてしまわないほうがいいということです。たとえば事務職がやりたいとか専門職に転職したいと思うのならば、仕事を辞めなくても、社内で異動するという手もあります。

    また、専門職に就くには、資格が必要になるケースもあるでしょう。それならば、まず資格取得の勉強を始めなくてはいけませんよね? 会社を辞めるのは資格取得後でもいいでしょう。まず、将来のキャリアプランを考えることから始めてくださいね。

    2-8.仕事辞めたい20代のサービス業勤務の方へアドバイス

    サービス業の場合、お客様とのコミュニケーションが必須だと思います。意外に多いのが、自分はコミュニケーションが得意だと思い、サービス業を選んでみたものの、いざ始めてみたら、コミュニケーションが苦手なことに気づいた、というもの。

    親や友人とするような気を使わずに済むコミュニケーションと、かなり神経を使わなくてはいけないお客様とのコミュニケーションは全く違うものです。接客で悩んでいる方は、セールスやマーケティングに関する心理学を学んでみましょう。心理学を学ぶことで、お客様とのコミュニケーションが楽になり、仕事も楽しくなるかもしれません。

    2-9.仕事辞めたい20代の公務員へアドバイス

    公務員は人気も高く職種によっては難関試験を突破しなくてはいけないこともあって、仕事辞めたいと思っていたとしても、うかつに口に出せず、誰にも言えないまま、悶々としている方が多いのではないでしょうか。

    特に20代で辞めたいと言えば、親兄弟親戚一同から猛反対されることは目に見えています。

    20代で公務員を辞めたいと思ってしまう原因として、公務員としての適性がなかったのにもかかわらず、世間一般のイメージである「公務員になれば一生安泰」とか、親の強力な勧めなどにより、安易に公務員を選んだ結果、仕事が自分の適性に合わず辛いといったケースが多くあります。

    あなたがもし、どんなに反対されても公務員を辞めて転職したいと考えるのであれば、その反対してくる人たちを納得させることができるように、準備や下調べを怠らないようにしましょう。

    同僚などにも相談しにくいと思われます。孤独に悩んだりしないように、メンタル面には気をつけてください。

    2-10.仕事辞めたい30代(女性・男性)へアドバイス

    30代は男性の場合、働き盛りと言われたりしますし、女性の場合は、結婚や出産による退社も多くなる時期でもあります。しかし、30代からは、慎重に転職を考えたほうがいいでしょう。

    まず、男性の場合は、即戦力として使える人材と思ってもらえなければ、採用とならないと知ってください。30代で未経験職種に飛び込むのは、非常に困難ですし危険です。特に、既婚者ですでに子持ちの場合は、給料の問題もあります。

    日本の場合、転職によって給料がアップするケースは、あなたの能力がずば抜けて高い場合を除いて、ほとんどないと思ったほうがいいですね。なので、上司と衝突して衝動的に辞表を叩きつけるなどという愚行は、くれぐれも避けてください。
      
    女性の場合は、一番悩む年代かもしれません。周りの同僚は皆結婚しちゃったのに自分だけ結婚の予定がないとか、婚活の成果がイマイチで腐ってる……そんな女性たちの悲鳴は、ネット上のそこかしこに溢れています。

    オススメは、いきなり仕事を辞めるのではなく、2-1.でご紹介した通り、長期休暇をとって、自分ひとりで将来について考える時間を作ってみることです。今は、結婚しないという選択もアリの時代になりましたから、ご自身の本心から望む将来像をじっくりとイメージしてみてください。

    自分でも思ってもみなかった夢や希望が見つかるかもしれません。  

    2-11.仕事辞めたい40代女性へアドバイス

    仕事に熱中しているうちに婚期を逃してしまい40代まで仕事を続けてきた女性が辞めたくなる場合と、結婚・出産後に再就職してから、なんとなく辞めたくなるパターンもあるでしょう。

    一般的に、正社員として採用してもらえる最後の年代と言えます。例外もないわけではありませんが、現在正社員で働けている状況ならば、焦って辞めずに、辞めたくなっている原因を特定してみてください。

    その原因は、絶対に取り除けないものなのか? たぶん、推測になりますが、「仕事辞めたい原因」の8割程度は、何らかの対策を講じることで、取り除くことが可能なはずです。

    40代ともなれば、自覚はなくても、社内の隠れた「頼れる存在」になっている場合もありますよ。

    もう仕事辞めようかな……などとポロっと年若い同僚にこぼしたら、ものすごい勢いで引きとめられて、実は頼りにされていたことがわかり、転職活動をやめた……なんて実例も結構ありますから、自分の能力やキャリアのたな卸しをしてみるのもいいかもしれません。

    3.仕事辞めたい病の治し方|簡単で効果のある方法4つ

    3.仕事辞めたい病の治し方|簡単で効果のある方法4つ

    では、ここから具体的に、仕事辞めたい病を治すための方法をご紹介します。身体の病気もそうですが、薬を飲んで3秒で治るなんてことはないですよね? 仕事辞めたい病も、治るまでは少し時間がかかります。

    まずは、ノートや紙とペンを用意してください。このワークは直感的に考えずにどんどん自分の頭の中にある思いを出していくので、パソコンやスマホではなく手書きにしてください。

    3-1.仕事辞めたい?人生転落しないためにやっておくこと

    3-1.仕事辞めたい?人生転落しないために転職前にやっておくこと

    仕事を辞めたい、辞めたいと考えてばかりいると、自分はなんのために働くんだろう?という根本的な問いを自分にしなくなってしまいます。とにかく、現状の苦痛から逃れられるなら、なんでもいいから転職だ!みたいな考えにおちいると、過去の私のように人生が行き詰まってしまいます。

    まず、自分はなんのために働いているんだろう?と問いかけて、その答えを紙に書き出しましょう。

    お金が欲しい。生活のため。そんな理由でもぜんぜんいいのです。それに加えて、どうせお金を稼ぐなら、楽しみながら稼ぎたいな。とか、いい仲間といい仕事がしたいな。仕事を終えた後に飲むビールをおいしく味わいたいから、いい仕事がしたい。とか。ばくぜんとしていてもいいので、もう少しつっこんで、考えてみてくださいね。

    はっきりいって、この問いの答えは、ひとりひとりちがっていていいし、正解はないのです。よく世間で言われる「やりがいのある仕事」ですが、それについても答えは、ひとそれぞれ。本気で考え出すと、哲学者になってしまいますので(笑)適当なところで止めてOKです。

    3-2.一度、頭の中身を全部紙の上にぶちまけてみよう

    3-2.一度、頭の中身を全部紙の上にぶちまけてみよう

    これは、悩みの多い人には、とても有効なワークです。

    ほかの人には言えない、吐き出せないような、頭の中や心の内側の悩みや苦しみをノートや紙の上に書いてスッキリさせる方法です。

    紙に書くメリットは、なんとな〜く、モヤモヤとしているものの正体がハッキリと見えるようになるところです。そして、書いたあとはスッキリした気分になれるはず。

    箇条書きでいいので書き出します。どんなにささいなことでもいいです。仕事や会社に関する悩みや不満を書き出してみましょう。会社の備品がボロいとか(笑)お局様の香水の匂いがきつすぎるとか(笑)ストレスの原因になっていると思われることは全部書き出します。

    仕事や会社に関する悩みや不満の例

    • 上司の◯◯がむかつく ←もっと具体的に書く  顔が嫌い、話が長い、加齢臭がする、など
    • 給料安すぎ!
    • 残業が多すぎる
    • 残業したくないけど、断れない
    • 社内の雰囲気が悪い ←具体的にする A部長とB課長が対立しているから など
    • 会社の近所においしい定食屋がない
    • トイレが汚い
    • 仕事内容が合わない ←具体的に コツコツやるのが苦手 対人仕事はニガテ など
    • 同僚の◯◯が☓☓☓でむかつく ←できるだけ具体的に

    できるだけ、具体的に書くのがコツです。悪口になってもいいです。紙は書き終わったら捨ててしまっていいので。書き始めると、おもしろくてどんどん書けると思います。もういいや、と思うまで、存分に書き出しましょう。

    これをやると、脳がスッキリすると思います。モヤモヤと悩んでいたものの正体がはっきりするからです。次にすっきりした頭で、それぞれの解決策を、自分のできる範囲で考えてみます。この“自分のできる範囲”で考えるのがコツです。無理はしないでくださいね。

    3-3.ストレス発散できるものをいくつか用意しておく

    仕事辞めたいという気持ちになったことがない……そんな人は稀ですし、ほとんどの人は、一度や二度は仕事辞めたい!と思ったことがあるはずです。けれども、大半の人は、会社を辞めずに働き続けますよね。

    そういう人たちに共通しているのは、ストレス発散のしかたがとても上手ということ。ストレス発散の方法といえば、いつもお酒を飲んで同僚とグチるだけ……しか浮かばないという方は、いい機会なので別な方法を試してみませんか。
      
    デスクワークの方には、スポーツなど体を動かす系がオススメです。また、普段行かない美術館に足を運んでみるとか、気になるバンドのライブに行ってみるなど、少し目線を変えて行動してみることで、新しいストレス発散の方法が見つかるかもしれません。

    アロマテラピーを試してみたり、お菓子づくりに挑戦したり、女性の場合は、気分転換の方法をたくさん知っているかもしれませんね。

    いずれにしろ、ほんの些細なことでも、気分転換できるものをいくつか知っていることで、かなりストレスは軽減できます。自分に合ったものがわからない場合は、まずはお試し感覚でいろいろやってみることをおすすめします。

    3-4.趣味に没頭してみることで仕事の意欲が高まる

    ストレス発散の方法をいろいろ試してみて、これは続けたい! と思えるものが見つかったら、今度は本格的にハマってみましょう。

    趣味の世界はピンキリで、数万円するワインを試飲するようなものから、ほとんど無料でできる散歩まで、いろいろあるわけですが、続けることで人間関係が広がったり、ものによっては資格が取れたり、師範になれることもあります。

    わたしの知り合いは、お菓子づくりが趣味で、よく会社に持って行って同僚に食べてもらっていました。味はとても好評で、そこから都内のちょっとした有名カフェのオーナーと縁が繋がり、その後、カフェで彼女のケーキが売り出されることが決まりました。

    彼女はそれまでの仕事は辞めずに、ケーキ作りをしています。カフェの開業は非常に難易度が高いため、無理してカフェを開業するよりも、仕事を続けながら、ケーキを作るほうが、ストレスがなくて楽しいと言っています。

    彼女の場合、かなり特殊な例かもしれませんが、趣味を仕事にしてしまうのではなく、仕事も趣味も全力投球! という生き方も、いいのではないでしょうか。

    4.知っておきたい転職についての心がまえ

    4.知っておきたい転職についての心がまえ

    ここまで“転職は最後の手段だよ”と、なんども繰り返し書きました。とはいえ、どう考えても転職という手段を選ぶことになってしまう人は、いると思います。そういった方に、転職についてのアドバイスをしたいと思います。

    いわゆる、履歴書の書き方とか、職務経歴書の書き方などは、ネットで検索すればすぐにわかります。また、退職後の事務的な手続きの方法も同様。しかし、転職の心がまえについては、意外と書かれていないものです。書いてあっても、表面的なアドバイスばかり。なので、本質的な部分の心がまえを書きたいと思います。

    4-1.転職をしない方がいい人、した方がいい人

    4-1.転職をしない方がいい人、した方がいい人

    まず、転職しないほうがいい人は、転職さえすれば、人生バラ色になると思っている人。転職すれば、人生変わると思っている人。つまり、受け身の転職を考えている人です。

    残念ながら、転職して最初の数ヶ月は新鮮な気持ちでいられますが、半年も経てば、新しい環境、新しい人間関係にも慣れて、また平凡な日常になります。そして、今悩んでいる悩みと同じような悩みや不満が出てくるでしょう。

    転職してもいい人は、自分から人生を変えていこうという積極性や意気込みがある人。

    たとえば、「今より高度なスキルを身につけるためには◯◯という会社で仕事するのが最適だ」と考えて、戦略的に転職活動をおこなう人ですね。あるいは、「今の会社に居続けても、自分のやりたいことが叶えられないな」と気づいて、勉強しながら、やりたいことができる会社を探し続ける人。

    こういった能動的に動ける人の場合は、転職後も即戦力として活躍できるでしょう。

    4-2.転職のリスクを知っておく

    4-2.転職のリスクを知っておく

    転職は、入社してから、「あ、失敗した!」と思っても、後の祭りになってしまいます。入社前に、入念な下調べをしましょう。そのリスクを少しでも減らすためにしていただいたのが、2章でご紹介した、今の悩みや不満を紙に書きだしてもらうというワークです。これをしっかりやれば、リスクはかなり減らせるでしょう。

    書きだした悩みや不満を、今度はひっくり返してみて、書き出してください。すると、本当の目標がわかります。

    悩みや不安 本当の目標
    給料が安すぎる! 月給◯万円くらい欲しい。
    上司と性格が合わない 自分の性格と合う上司の下で働きたい
    もっと具体的に……おだやかな性格の上司がいい
    自分と同じ年代の人がいない 自分と同年代の同僚が欲しい
    会社の理念が合わない 自分の価値観と合う会社で働きたい
    もっと具体的に……社会貢献できる会社で働きたい

    こんな感じで書いていくと、どんな会社で働きたいのか、どんな仕事がしたいのかが明確になります。すると、転職活動をしていても、ブレなくなるので、あっちの会社がいいかな?こっちがいいかな?と迷ったりすることが少なくなります。

    なお、転職のリスクについてはこちらにまとめてあります。

    アンケート結果:転職のリスクについて

    4-3.転職活動を始めるための準備

    4-2.転職のリスクを知っておく」 で、リスクを明確にしたあとは、自分のキャリアの棚卸しをしてみてください。キャリアの棚卸しはとても大変な作業なのですが、一度時間を取ってしっかりやっておけば、あとあと、職務経歴書などの作成が非常に楽になりますので、面倒がらずにやっておきましょう。

    キャリアの棚卸しを行った後は、これからどういうキャリアを築いていきたいのか、それもはっきりさせましょう。もし、自分ひとりで行うことが難しいようであれば、専門のキャリアカウンセラーに相談してみるのも手です。

    ハローワークなどでは無料で相談を受け付けていますし、公的な機関である仕事センターなどでも、無料でキャリア相談ができますので、利用してみましょう。転職支援サイトでも相談を受け付けている場合があります。

    今ひとつ、自分の適性、適職がわからないという方もいると思いますが、まずは、アルバイトでも派遣でも、たとえ短期間で辞めた仕事であっても、今までの就業経験を分析することから始まります。
       
    経験した仕事の何がイヤだったのか、何が楽しかったのか、どこにやりがいを感じたのか、具体的にすることで、次にどんな仕事をすればいいかがはっきりしますので、ぜひ、時間をたっぷり取って、自分のキャリアの棚卸しをしてください。

    4-4.副業や起業を考えてみませんか

    4-4.副業や起業を考えてみませんか

    どうしても集団行動がニガテだとか、サラリーマンという働き方にはなじめないといった場合、自分で起業をしてしまうという選択もあります。

    ただ、起業は転職以上のリスクがあり、すべての人におすすめできるものではありません。自分のチカラで稼いでみせるぞ!という決意、強い意志が必要です。また、いきなり起業せずに、副業から考えてみることをおすすめします。

    起業について興味がある、基礎知識を知っておきたいというのであれば、こちらの記事を読みましょう。

    起業経験者自身が、失敗した話まで赤裸々に書いている記事なので、これを起業前に読んでおけば、大きなミスを避けてスムーズに起業ができます。

    【保存版】失敗しない独立開業の方法、助成金、資格を解説!【保存版】失敗しない独立開業の方法、助成金、資格を解説!
    独立開業とは、元いたお店やサラリーマンを辞めて、あらたに自分で商売や事業を始めることです。独立開業は、自分のお店を持つといった夢を叶える手段で、収入アップが望めますが、失敗した場合は全て自己責任となり、相応のリスクがともないます。あなたは、なんと...

    5.会社をいきなり辞めて人生をダメにしないために

    会社をいきなり辞めて人生をダメにしないために

    社内で楽しそうに仕事をしている先輩や同僚にいちど話を聞いてみてください。「過去に仕事辞めたいと思ったことはないですか?」と。

    働くのが好き、仕事が好き、と毎日イキイキしているあの人だって、今まで1回も「もう、仕事辞めたいなあ」と思ったことがない、などということはないはずですよ。

    自分だけが悩んでいると思っていると、とてもつらいですが、案外みんな同じようなことで悩んでいるものです。なので、思いつめて、焦って会社をやめてしまって、後から後悔することがないように気をつけていただきたいのです。

    もしあなたが「会社に行きたくない」と感じているなら、ぜひ続けてこちらの記事もお読みください。ツライのはあなただけではありません。「会社に行きたくない」という悩みを解決してきたカウンセラーが根本的な解決策を解説します。これを読めばきっと心が軽くなりますよ。

    会社に行きたくない時に読むブログ|人間関係の対策も解説のイメージ画像会社に行きたくない時に読むブログ|人間関係の対策も解説
    「会社に行きたくない……」ある朝、こう思ったことはありませんか? わかります。私もありますよ。特に社会人になりたての頃は、慣れない満員電車と徒歩での通勤。なにもかもが新鮮にうつり、ワクワク、ハラハラする毎日……しかしながら、数年も経つと、同じことのく...

    今の仕事もイヤだけど、やりたい仕事もないんだよなあ〜という方は最近増えていますね。でも、悩み続けていてもいたずらに年月が過ぎていくだけです。この記事を読めば、これから1年間、どう行動すれば、やりたいことがみつけられるのか具体的にわかります。

    やりたい仕事がない!あなたの運命が1年で変わる選択4つのイメージ画像やりたい仕事がない人の運命が1年で変わる4つの選択
    あなたは日々たずさわる仕事に対して、「このままでいいのだろうか?」「もっと向いている仕事があるのではないか?」と疑問を感じてはいないでしょうか?「だけど、やりたい仕事なんてないしなあ~」とあきらめてはいないでしょうか?安心してください!同じ思いを...

    仕事辞めたい病は、治せます!会社辞めたいと毎日思っていたのがウソみたい……と感じられる日が、あなたにも、きっと来ます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加