夫婦カウンセリングが受けたくなったら…|円満の秘訣4選

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あなたはいま、夫婦で受けられるカウンセリングを探していませんか。

もちろん、本当は仲よくしたい。なのに、いざ会話をはじめると、つい感情的になってしまう。
いつからか家庭の雰囲気が暗く、重たくなった。一緒の空間にいても無言・・・。

でも、このままの関係ではよくないとも思っている…。
こんな状態は、早く解決したい。元の関係に戻りたい…と。

どうすれば、根本的に夫婦関係を修復できるのでしょうか。
この記事では、カウンセラーとして3000時間以上相談を受けてきた私が、夫婦の関係をどうすればよくできるかについて、具体的にあなたの悩みを解決する方法をお伝えしていきます。ぜひ最後までお付き合いください。

《目次》~夫婦カウンセリングを受ける前の心得~

1.あなたはなぜ夫婦カウンセリング受けたくなったの?

2.夫婦カウンセリングに駆け込む前に|夫婦円満の秘訣4選

3.それでも夫婦カウンセリングが受けたいと思ったら・・・

4.夫婦円満の秘訣は「あなたの自立」から

1.あなたはなぜ夫婦カウンセリング受けたくなったの?

あなたはなぜ夫婦カウンセリング受けたくなったの?

もしもあなたが夫婦で受けられるカウンセリングを探しているのだとしたら、そこにはなにか理由があるはずです。一体、いつの時点であなたとパートナーは関係がこじれてしまったのでしょう。

夫婦でカウンセリングを受けたいとまで思うのですから、パートナーである夫(妻)に対して強い不満を持っているはずです。具体的に、それはどんなところなのでしょうか。

1-1.なにが不満?どこが不満?はっきりさせませんか?

夫婦間が不仲になる原因として最も大きなもの。それは、コミュニケーション不足です。意思の疎通ができない状態は、家庭内にいるだけで非常に強いストレスになります。このような状態が続くと、顔を合わせればイヤな気持ちになるため、最悪の場合、お互いがお互いを避けるようになってしまいます。

どうしてあなたは、私の気持ちをわかってくれないの!!

パートナーに対して、そうキツク問いただしたくなるかもしれません。

もしあなたが、パートナーに自分の気持ちを理解させるための手段として「夫婦でカウンセリングを受けたい」と思っているのなら、問題をさらに悪化させてしまう可能性があります。なぜならそれは、相手を自分の思い通りにしたいという身勝手な願いであり、パートナーの都合(願いや希望)はそこにないからです。

1-2.夫婦カウンセリングで全部解決できません

もう少し深く掘り下げてみましょう。

残念ですが、夫婦カウンセリングを受けたとしても、すべての問題が解決することはありません。

なぜなら多くの場合、あなたのパートナーが、そもそもカウンセリングを受けたいと思っていないからです。カウンセリングについてもくわしく知らないし、どういうことをするのかもわからない。カウンセリングについて、不安や恐怖を感じるかもしれません。

どんなカウンセリングを受けるにしても、その効果を引き出すには、自分からまず変わる、という気持ちが必要です。「自分は悪くない、悪いのは相手だ!」という考え方では、たとえ夫婦カウンセリングを受けたとしても、関係の修復はむずかしいでしょう。あなたとパートナーが足並みをそろえて、関係修復に向けて前向きな気持ちになっていなければ、夫婦カウンセリングは成功しません。

夫婦カウンセリングを受けさえすれば、すべて丸く収まるという考え方は幻想です。

2.夫婦カウンセリングに駆け込む前に|夫婦円満の秘訣4選

夫婦カウンセリングに駆け込む前に|夫婦円満の秘訣4選

夫婦でカウンセリングを受けなくても、夫婦円満になる方法があります。しかし、一般的に認知されている方法は、あまり役に立ちません。たとえば、その代表として「相手の話をよく聞く」というものがあります。相手のグチを聞いたり悩みを聞いたりするのです。そうすれば、相手はあなたのことも受け入れてくれますよ、というわけです。

しかし、多くの場合、これはうまくいきません。それは相手のグチや苦情が、パートナーであるあなた自身に向けられていることがほとんどだからです。あなたに対するグチや苦情を延々と聞きつづけたとして、そんな生活が毎日続けば、こっちの方が相手をきらいになってしまいますよね(笑)

ワシントン大学の心理学教授・夫婦間のパートナーシップの世界的権威
ジョン・ゴッドマン博士の言葉

お互いの関係を改善するために相手の話を思慮深く聞こうと最善を尽くしても、愚痴の向けられた対象が自分なら成功しない。医者のような第三者的な立場で話を聞くことは、まるで素人にオリンピックレベルの体操を要求しているようなものである。

この章では、あなた自身が無理することなく、パートナーとの関係を修復するにはどうすればいいのか、今日からすぐにできる「夫婦円満になるための4つの秘訣」をご紹介します。

2-1.心が完全に離れる前に関係を修復する努力を始める

もしあなたが夫婦でカウンセリングを受けた時、カウンセラーにひとつの習慣を持つようにいわれるでしょう。それはリペアアテンプトです。

リペアアテンプトとは、お互いの関係や場の雰囲気が悪くなる前に、関係を元に戻し雰囲気を和ませること。これを修復努力といいます。リペアアテンプトは専門用語ですが、夫婦やカップルであれば、だれでもこれまでに無意識に行っていることです。

◆関係修復の具体的な方法 

  • 嫌な雰囲気になったら、いま自分が感じている気持ちと、どんな気持ちになりたいのかを伝える
    例) いま、攻撃されているみたいで少し不安なんだけど……、この話を機会にもっと仲良くなりたいよ等
  • 嫌な雰囲気になったら、相手を笑わせる
    例)変な顔、変な声を出す、おかしなことをいう、変な踊りをする、冗談を言う、子どものように甘える

リペアアテンプトの本質は、会話の流れを相手も納得する形で変えることです。強引に雰囲気を変えようとすると、一方通行の会話になってしまいます。正しいリペアアテンプトを行うためには、まずは相手にどのくらいの精神的な余裕があるのかを考えましょう。その上で、相手も受け取りやすい形で試すようにします。

雰囲気を前向きに変えるには、ユーモアや誠実な謝罪など、柔軟なアプローチが必要です。パートナーの人間性をよく考えて、相手が納得するようなリペアアテンプトを行えば、必ず雰囲気は好転します。

2-2. 2人の歴史を出会いから今に至るまで、少しずつ振り返る

次に、これまでのふたりの歴史を振り返ってみましょう。

ふたりで経験した過去のさまざまなできごとは、あなたとパートナーとの強い結びつきがそこに合ったことを証明するものです。お互いに振り返りあうことで、なぜ結婚するという決意に至ったのかをもう一度思い出すことができます。

夫婦でカウンセリングを受ける前に、できれば下記のようなテーマで、一度会話をしてみてはいかがでしょうか。
2人の関係をもっとよくしたいという目的を伝えたうえで、ぜひ話し合ってみてください。

1.2人の出会いはどこで、どのようなものだったか? / 相手の第一印象は?

2.最初のデートで最も記憶に残っているものとは? / 場所は?そこでなにを見てどう思ったのか?

3.結婚するまでにどのくらい付き合っていたか / その期間にあった恥ずかしい失敗とは?

2-3.パートナーへの思いやりを復活させる「愛情地図」

次は、愛情地図を作るということです。愛情地図とは、あなたが知っているパートナーの人生の範囲のことです。

1.あなたのパートナーの親友の名前はなんですか?
2.あなたのパートナーは、現在なにからストレスを受けていますか?
3.あなたのパートナーは、人生(生活)において、どんな考え方を大切にしていますか?

以上のような質問の答えが愛情地図です。これを深く理解することが、愛情地図をよりくわしくつくり上げるコツになります。

パートナーの愛情地図が詳細であればあるほど、あなたはパートナーを理解していることになります。
また、パートナー自身も理解してもらっているという実感を受け、あなたに安心感を抱くようになります。
下記は、質問のつづきです。

4.最近、あなたをイライラさせている人は誰ですか?
そして、どんなことでイライラさせられていますか?
5.人生の夢(長い時間をかけてでも達成したいこと)はなんですか?
6.人生哲学(これまで生きてきて強く実感した人生のルール)はなんですか?
7.最もきらいな兄弟姉妹、親戚は誰ですか?
8.好きな音楽は?(アーティストや曲名は?)
9.好きな映画と、その理由は?
10.これまで経験したなかで、記憶に強く残っている特別な体験とはなんですか?

このような質問をパートナーに投げかけてみましょう。

その時の注意点は、相手の話を素直に受け取ることと、相手の話に興味関心を持つことです。
質問されたから答えているのに、否定されたりつまらないという態度をとられたら、相手はとても傷つきます。
肯定し、興味関心を持つようにしましょう。

2-4.これからどんな家庭を築いていきたいのか理解し合う

あなたの理想を語る前に、パートナーの理想をくわしく聞いてみましょう。相手の抱いている理想の家庭像を、あなたはどれぐらい知っていますか。もし、あまり知らない状態ならば、いますぐ相手の意見をくわしく聞いてみる必要があります。

つきあいはじめたころや結婚して間もないときには、理想の家庭像や2人の姿をよく話し合ったはずです。あなた自身、夫(妻)の理想には、強い興味を感じていたでしょう。そのときと同じように興味を持って、もう一度話を聞いてみましょう。

  • 家庭の中ではどのように振舞って欲しいのか/どんな雰囲気で家庭を営みたいのか?
  • 子どもの教育について、絶対に守りたいことはなにか?/絶対に避けたいことはなにか?
  • これからお金をどのように使えば、夫婦生活や家庭は明るく楽しくなるのか?

どんな家庭を作りたいのか。逆に、どんな家庭は作りたくないのか。もう一度パートナーに意見を聞いてみましょう。それがきっかけで、お互いの誤解がとけることはよくあります。

2-5.あなたが自立をすることが一番の解決策

ここまで夫婦でカウンセリングを受ける前にできる、夫婦円満になる4つの秘訣をお伝えしました。
しかし実は、もっと効果のある方法がひとつだけあります。

それは、あなたが自立をめざすことです。

あなたの悩みは、ひとりよがりではありませんか。自分本位な理由で相手を責めていませんか。
夫婦の問題を乗り越えられるかどうか。それは、あなた自身の精神的な自立がカギになります。

自分を変えること。これは一番むずかしいことです。
自分の考え方や行動を変えるのは、とても勇気がいることだからです。

カウンセリングという場は、あなたの意見を正当化してパートナーの生き方や性格を変えさせる場ではありません。夫婦のカウンセリングとは、お互いの考え方を調和し、もっとも心地いい距離感をみつける場なのです。

3.それでも夫婦カウンセリングが受けたいと思ったら・・・

それでも夫婦カウンセリングが受けたいと思ったら・・・

ここまで読んでみても、夫婦でカウンセリングを受けるのが最も望ましい選択肢だと言えるのであれば、迷うことはありません。一日も早くカウンセリングを受けて、関係を改善しましょう。

3-1.回数、料金などの目安は?

どのような問題解決も、大切なのは段どりです。目的地を決めて、どのようなルートで行くのかを考えましょう。
カウンセリングを受ける前に、どのぐらいの費用・期間で問題を改善させるかをイメージしましょう。

大前提として、1回のカウンセリングですぐに問題解決できるということはありえません。

初回は、カウンセラーとの初対面し、カウンセリングというものの雰囲気に慣れることからはじまります。2、3回目ぐらいで、お互いの性格をカウンセラーの前で少しずつ出せるようになっていきます。夫婦間の問題点をテーマにカウンセリングができるようになるのは、早くても4回目以降という認識でいるとよいでしょう。

それらを踏まえると、初回から4回目まではなるべく短いスパンで受けることをおすすめします。あいだを開けてしまうと、真剣に問題と向き合うという雰囲気が薄れてしまうためです。

夫婦間に抱えている問題の大きさや、お互いの改善したいという気持ちの強さにもよりますが、最低でも5~10回程度のカウンセリング回数は必要になります。継続して通うことで、カウンセリングの効果が出ます。

1回のカウンセリングの価格相場は大体5000~1万5000円。最低でも5~10回は通うとすれば、最低でも2万5000円から15万円。あくまでもこれは目安です。抱えている問題によっては、カウンセリング期間が年単位におよぶこともあります。その場合は100万円前後の費用がかかることもあります。

こうやって具体的に考えてみると、かなりの出費が予想されますね。しかし、いまカウンセリングを受けることで、3年後、5年後、10年後に得るものはなんでしょうか。逆に、カウンセリングを受けないと、なにを失うのでしょうか。一歩踏み出した先にある未来像と、このままの生活を続けた先にある未来像。どちらに進みたいのか。カウンセリング費用は、その未来への投資と考えられませんか。

とはいえ、計画を立てて絶対に無理をしないようにしましょう。お金がなくなると精神的な余裕がなくなります。家計の経済状況を確認しながら、最善の選択をしましょう。

参考にこちらも合わせてお読みください
「カウンセリングの効果と自分に合うカウンセラーの見分け方」

3-2.パートナーの協力を得る3つの方法

あなたが積極的に夫婦でカウンセリングを受けたくても、パートナーが協力してくれるとは限りません。
なぜなら、パートナーが多くの疑問を抱いてしまうからです。

  • なぜ、カウンセリングを受けなければならないのか(必要性)
  • 受けるカウンセリングは、どのようなものなのか(なにをする?される?)
  • カウンセリングを受けることでどうなるのか(不安や心配)
  • カウンセリングを受けるとして、費用や期間はどのぐらいかかるのか

この章では、パートナーの抱えている疑問や不安をどのように取り去ればいいのか、協力してもらうにはどうすればいいのかをご説明していきます。

3-2-1.なぜカウンセリングを一緒に受けたいのかをきちんと説明する

なぜあなたはカウンセリングを受けるべきだと思ったのでしょうか。1章でも触れましたが、あなたは夫(妻)に対して、この理由を説明しなければなりません。

しかし、デリケートな問題ですから説明はむずかしく、うまくいえなければ相手を傷つけることになります。どんな伝え方をすればいいのか、まず先に、失敗事例をお話しましょう。たとえば、こういった切り出し方は相手の気持ちを害します。

× あなたは私の話を聞いてくれない。だから、一緒にカウンセリングを受けてほしい

これは夫へお願いをしているようでいて、遠まわしですが攻撃のニュアンスを含んだ言い方になっています。このような説明のしかたでは、あなたの思いは不本意な方向に伝わりますのでご注意を。

実際の事例
ある女性は、夫に対して失敗例のような説明をしました。その結果、夫の逆鱗に触れて大ゲンカとなり、最終的には離婚し、シングルマザーとして新たな生活を迎えることになりました。「あの時もう少し冷静に話ができていれば、もっとちがった結果になったのではないか」と彼女は後悔しています。

次は成功しやすい伝え方です。

○ 私はあなたを傷つけてしまった。そのことについては本当にごめんなさい

この後はこんな感じで続きます。

あなたと仲よくなりたい気持ちは本当なのに、それをうまく自分の口で説明することができない。
いま本当に、とても困っている。私はうまくていねいに説明したい。
そして、あなたが私に対してどう思っているのかも知りたい。
だから、専門家の先生の力を借りて、私たちの関係が
もっとよくなるにはどうすればいいのかを一緒に考えてほしいの。

これは実際にカウンセリングを受けるまでに至った女性の説明です。この場合は、パートナーへの謝罪や、共感する気持ちが素直に現れていて、とても誠実ですよね。このように説明をすることで、配偶者には協力したいという気持ちが芽生えてきます。ぜひ参考にしてみてください。

3-2-2.最終的にどんな夫婦になりたいのか共通認識を持つ

あなたは、夫(妻)の「なぜ = Why」を超えなければなりません。
夫婦でカウンセリングに行こうと誘われた時、夫(妻)の頭に浮かびあがるのは「なぜ?」という疑問です。

なぜ、カウンセリングに行かなければならないのか。これをうまく説明できなければ、一緒にカウンセリングを受けたいという気持ちにはならないでしょう。このなぜという問いに対して、あなたはどのように答えますか?

効果的な答えとしては、

    • 自分ではうまく説明できないから、信頼できる専門家を踏まえたい
    • パートナーの理想を知りたいし、そのために質の高い時間を作りたい

というものがよいでしょう。

お互いの認識をすり合わせて、より良い家庭を作りたいという想いを、パートナーに伝えるようにしましょう。

もしも説明の中に、「あなたの性格を変えてほしいからカウンセリングを受けたい」というような一方的なニュアンスが入っていると、相手はとても傷つきます。仮にそれが真実であったとしても、そのようなことは口にすべきではありません。問題の根本的な解決にはならないからです。

3-2-3.受けるカウンセリングの内容、価格、方法をきちんと説明する

もしあなたのパートナーが、カウンセリングを過去に受けたことがなければ、不安を感じるかもしれません。知らない場所で、知らない人の前で、デリケートな問題を話し合う。これはとても緊張します。不安や心配を抱くことは避けられません。

だからこそ、これから受けるカウンセリングの内容をていねいに説明しましょう。HPやブログで情報を集めることよりもまず先にやることがあります。それは夫婦でカウンセリングを受ける前に、あなただけでカウンセラーと対面し、カウンセリングを事前に受けてみることです。あなた自身の目で、このカウンセリングなら大丈夫だと思えるものをパートナーに紹介しましょう。

どのぐらいの費用がかかるのかも、パートナーにとっては重要なポイントになります。毎月の出費の中で負担にならない程度に、カウンセリングに割り当てられるお金を用意しておくとよいでしょう。

3-2-4.ひとりでも受けられるが、グチを聞いてもらうだけでは解決しない

自分1人でカウンセリングを受けることによって夫婦仲を円満にしたいと願う人もいます。しかし、それはあまり効果的ではありません。理由は単純です。夫婦とは二人三脚だからです。ひとりが一生懸命になっても、意味がありません。同じペースで息を合わせていかなければならないのです。

確かに、カウンセリングを受けると、抱えているストレスを減らすことができます。不安や怒りなどの気持ちを言葉にすることによって、頭の中が整理されるためです。しかし、それは痛み止めで我慢をしているような状態。苦労や努力をみのらせるためにも、パートナーと共にカウンセリングに行くようにしましょう。

3-3.質の高い夫婦カウンセラーをみつける2つのコツ

夫婦のカウンセリングを受けることが決まったら、質の高いカウンセリングを提供してくれるカウンセラーを探しましょう。この章では、そのみつけかたのコツをお伝えしていきます。

3-3-1.カウンセラーは無資格でもできるので、質のよしあしが激しい

カウンセラー選びはカウンセリングを成功させる最重要ポイントです。日本ではカウンセリング業務は無資格でも行うことが可能であることをまず知ってください。

アメリカやドイツではサイコ・セラピスト(心理療法士)は歴史ある有資格職業です。国や州が定める基準の学習を終了し、はじめてその職業を名乗ることができます。しかし、日本国内には、心理系の国家資格がそもそも存在しません。いちばん有名な臨床心理士資格でさえも、民間資格であり国家資格ではありません。

さらに言えば、資格などなくても「カウンセラー」を自称してしまえば、誰でも簡単にできてしまうという現状があります。なので、慎重に実力のある人を見つけ出さなくてはなりません。

夫婦で幸せな家庭を作りたいという悩みは、マリッジセラピストと呼ばれる方々の専門分野です。この分野は、最近すこしずつ、知名度が上がってきましたが、夫婦カウンセリングを専門に行っているカウンセラーはごく少数です。

そういった現状をふまえて、カウンセラーの発信している情報をよく精査し、この人なら大丈夫だと確信を持った上で問い合わせをするようにしましょう。

3-3-2.口コミ、ネットのお客様の声などを参考にする

まず最初の判断材料は口コミです。カウンセラーは、その人の人間性が商品の質。実力あるカウンセラーであれば、その人のクライアントは感謝の言葉を寄せるでしょう。

カウンセラーを選ぶときに最も重要視したいポイントは、そのカウンセラーのクライアントたちの体験談です。身の回りでカウンセリングを実際に受けたことがある人はいませんか?そのような人を見つけたら、あなたのパートナーも交えて情報を教えてもらうと良いでしょう。

ネット上で、カウンセリングを受けた感想をブログで公開している人もいます。注意深く探して、コンタクトを取ることも有効です。

もうひとつの判断材料は、カウンセラーのHPなどに掲載されている「お客さまの声」を参考にするということです。あなたよりも先にカウンセリングを受けた人たちの意見を参考にしましょう。

ブログやHPで紹介しているところもあれば、個人情報を守るために、あえて詳細を公開していない人もいます。もしお客様の声が見当たらない場合は、ぜひ問い合わせてみましょう。具体的には下記の項目をメールなどで聞いてみます。

カウンセラーに過去の実績を問い合わせてみる

  • 今あなたが悩んでいることを簡単に話してみる
  • 「私と同じように悩んでいるクライアントはいたか」という質問をする
  • 「そのクライアントは、あなたのカウンセリングを受けてどのように変わったか」を聞く

誠実なカウンセラーであればあるほど、真摯に、ていねいに答えてくれるはずです。

4.夫婦円満の秘訣は「あなたの自立」から

終わりに|夫婦円満の秘訣は「あなたの自立」から

――相手を変えるまえに、自分を変えてください

このようなアドバイスは、あなたにとって耳の痛いことだったかもしれません。
それは充分わかっていたことですが、その上でお伝えしなければならないと覚悟を決めました。
この記事を通して、私がお伝えしたことはこの3つです。

第一に、カウンセリングを受けなくとも、夫婦円満を実現する方法はあるということ
第二に、あなた自身が精神的な自立を果たすことが、最も早い解決策であるということ
第三に、これらを踏まえてなお、カウンセリングが必要ならばすぐに受けるべきだということ

カウンセリングという場を利用しなくとも、あなたとパートナーがもう一度手と手を取り合って、人生を供に歩む決断をふたたび行い、今までよりもずっとよい関係を続けていくことは可能です。ぜひ、勇気を持って最初の一歩を踏み出してください。

この記事を読んで、カウンセラーという職業に興味が出た方はこちら。カウンセラーの種類やカウンセラー職に向く人、向かない人、カウンセラーになるために必要なこと、年収などを詳しく紹介しています。

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