「カウンセラー」ってどんな仕事なの? 友だちとの会話のなかで話題にあがったり、テレビで見たり、小説で読んだり、インターネットで見かけたりして、あなたはカウンセラーという仕事が気になったのかもしれませんね。
そうしているうちに、あなたは「わたしもカウンセラーになってみたいな」「困っている人のお役に立ちたいな」と思うようになったのかもしれません。でも、そうなると「わたしはカウンセラーに向いているのかな」「仕事としてやっていけるのかな」そんな不安も浮かんできますよね。
ここでは、メンタルコーチであり心理カウンセラーとしても活動しているわたしが、カウンセラーについてくわしくお伝えしていきます。この記事を読むことで、カウンセラーについて、いまよりも具体的にイメージができますので、ぜひ興味を持ちながら読んでみてくださいね。
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ビジネス心理学とは?目次 ~カウンセラーってなにするの? 種類・資格・年収まで教えます~
1.カウンセラーの仕事とは?
カウンセラーとは、悩みを抱えて相談してきた人をサポートする人のことを言います。カウンセラーは相談してきた人の話をじっくりと聴きます。そして、専門的な知識や技術を活用して、その人にとってもっともふさわしい方法を一緒に見つけて支援していくことが仕事になります。
広くとらえれば、カウンセラーは、社会において専門的な知識や技術を活用して相談に応じるすべての人のことを指すと言えるでしょう。ただし、一般的にはこころの悩みに対してサポートする人をカウンセラーと呼ぶことが多いようです。そのためこの記事では、わたしも実際におこなっている、こころの面でのカウンセラーについてお伝えしていきます。
もしあなたがまずはカウンセリングについて知りたいと思われたならば、こちらの記事を読んでみてください。
また、以下の記事では、心理カウンセリングがどのような悩みに対応していて、どのような内容でおこなわれているのかを紹介しています。
2.カウンセラーに向く人、向かない人
少しでもカウンセラーに興味をもったあなたなら、もしかすると、自分はカウンセラーに向いているのかな……そんなことが気になっているかもしれませんね。
ここでは、カウンセリングを実際におこなっている人から学んだことや、わたしが現場でカウンセリングをしていて大切にしていることを通して、どんな人がカウンセラーに向いているのかを、3つにしぼって紹介していきます。
2-1.カウンセラーとして相手の力になりたい
カウンセラーにとってもっとも大切なのは、相手の役に立ちたいという気持ちです。
この気持ちがあれば、相手の話にじっくり耳を傾けることができます。すると、相手のいま感じている気持ちや考え、世界観を知ることができます。そして、相手がどのような人なのかがだんだん見えてきます。そのプロセスがその場や空間をつくっていき、ふたりの関係も深まっていきます。
そのプロセスをとおして、相手の悩みや問題が解消されていくのです。
もしあなたがだれかに悩みを打ち明けるとしたら、あなたのためを思って話を聞いてくれる人とそうでない人とでは、どちらの人に声をかけるでしょうか? あなたのことをわかってくれようとしてくれる人とそうでない人とでは? あなたの気持ちに寄り添ってくれる人とそうでない人とではいかがですか?
相手のよろこぶ顔を見ることが、自分にとってもうれしく感じるのであれば、カウンセラーに向いています。
逆にそのような気持ちになれない人は、カウンセラーに向いていません。カウンセラーにとってはたくさんいる相談者の中の1人であっても、そのお客さまにとってはたった1人のカウンセラーなのです。
2-2.カウンセラーとして客観的な視点をもつ
カウンセラーは客観的な視点をもてるようになることがとても重要です。相手の中に入り込みすぎてしまうと、カウンセリングがうまく進みません。相手はそのときの状態で悩みを抱えているのにもかかわらず、カウンセラーも同じ立場になってしまっては、悩みが解消するのが難しくなってしまうのも当然ですよね。
また、自分の常識や学んだことなどの固定観念にしばられて、相手を自分の型に当てはめてしまっては、その人の本来の姿を見失ってしまいます。
そのため、相手を観察する目を養ったり、その場の空気を感じ取ったり、カウンセリングをしているときの自分のこころの動きを読んだり、そういった客観的な視点をもつことがとても大切になります。
したがって、ふだんの生活から自分の五感をフルに活用して相手や周りの状況を観察したり、自分のこころに向き合ったりするなど、客観的な視点をもつ練習ができる人は、カウンセラーに向いています。
2-3.カウンセラーとしてつねに実践者である
カウンセリングをしていくとわかるのですが、予想どおりにカウンセリングが展開することは、ほとんどありません。そのため、つねにカウンセリングのトレーニングができる人はカウンセラーに向いています。
実際に相談してくる人のカウンセリングができればいいのですが、もしかするとあなたには、その機会があまりないかもしれません。そのときは、ふだんの生活でできるものから練習してみましょう。
たとえば、周りの人の役に立つことを意識しながらその人の話を聞くくことだけに集中してみたり、客観的な視点をもつ練習をしたり、観察したものから得られた自分なりの考えを検証してみたり、カウンセリングの理論を何度も会話の中でためしてみたりするなど、あなたなりの知恵と工夫で実践することができます。
カウンセラーになったから目標達成というのではなく、カウンセラーになることは通過点に過ぎません。実はそこからが本番です。
このように、ふだんからカウンセリングの基礎を徹底してトレーニングすることはもちろん、人間性や感性などを高めることをコツコツ実践できる人はカウンセラーに向いています。
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ビジネス心理学とは?3.カウンセラーの種類
あなたが「カウンセラー」を調べていけばいくほど、いろいろな名前のカウンセラーが存在していることにおどろいたことでしょう。カウンセラーに国家資格はなく、民間の団体が認定をして資格を与えているので、そのような現象が起きています。
ここでは、その中でも一般的に知られているカウンセラーについて紹介していきます。7つご紹介していますが、あなたが興味をもたれたものを読んでみてくださいね。
3-1.心理カウンセラー
わたしたちのこころ、つまり心理をあつかうカウンセラーなので、心理カウンセラーと呼ばれています。ただ単に、カウンセラーと呼ばれることも多いようです。
どこかの団体で認定資格を取得してから心理カウンセラーを名乗る人もいますが、特に資格を持っていなくてもこの名前でカウンセリングをおこなっている人もいます。
もしあなたが心理カウンセラーについてさらにくわしく知りたいと思ったならば、こちらの記事を読んでください。仕事の内容から心理カウンセラーとして続けていくための秘訣が公開されています。
3-2.臨床心理士
臨床心理学に基づく知識や技術を用いて、人間のこころの問題にアプローチする心の専門家です。財団法人日本臨床心理士資格認定協会の資格です。
こころをあつかうカウンセラーの中では、現在もっとも信頼度の高い資格となっています。なぜなら、大学や大学院で心理学について学び、現場での経験もしっかり積んでいることが条件となっているからです。そして、5年ごとの更新制度もあるので、資格を取ったあとも現場で活躍している必要があります。
病院、教育相談機関、学校、児童福祉施設、身体・知的障害施設、女性相談センター、老人福祉施設、大学、企業のメンタルヘルス関連など、多くの分野で活躍しています。
3-3.産業カウンセラー
はたらく人たちやその家族に対して、個人や組織が抱えるこころの問題への解決を支援するカウンセラーです。一般社団法人日本産業カウンセラー協会の資格です。
この資格は企業の相談室ではたらく人などを対象としたものです。しかし、企業などの組織においてカウンセリングの重要性は認識されているものの、そこまで手が及んでいないのが現状でしょう。そのこともあり、この資格だけをもって経済的に自立することは難しいかもしれません。
産業カウンセラーの実態を知りたいなら、こちらの記事を読めば資格取得や取得後の年収などあなたの知りたいことが簡単にわかります。
3-4.スクールカウンセラー
学校において、こどもの不登校や問題行動などのこころの相談にあたるカウンセラーです。ただし、スクールカウンセラーという特別な資格があるわけではないのです。
臨床心理士や精神科医、心理学の大学の先生、こころの相談をしていた経験のある人などがスクールカウンセラーとして活動しています。
3-5.キャリアカウンセラー
はたらく人からの相談を受けて、その人の興味や能力、価値観、特性などを引き出します。そして、どのような仕事に向いているのか、その人のスキルや経験はどのようなところで生かせるのか、いまの仕事はその人に合っているかなど、その人にふさわしい仕事についてアドバイスをしてくれるカウンセラーです。
キャリアカウンセラーは、民間資格や国家技能検定はありますが、国家資格というわけではありません。そのため、資格は必要ないかもしれませんが、働き先において知識や経験は求められるでしょう。
企業の中で人事の仕事や社員の仕事にまつわる相談を受けたり、ハローワークなど行政の機関で就職の支援をしたり、大学や専門学校の就職課などで学生を相手に活動しています。
※補足:キャリアカウンセラーと類似職種になりますが、キャリアコンサルタントという職種があります。平成27年9月11日、キャリアコンサルタント国家資格化に関する法案が可決・成立しました。今後、資格のない方は、キャリアコンサルタントとは名乗れなくなります。キャリアカウンセラーを目指そうと考えている方は、ご注意ください。
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ビジネス心理学とは?3-6.その他のカウンセラー
離婚に迷っていたり離婚したあとのケアをおこなったりしている離婚カウンセラー、環境を保全するためのサポートをしている環境カウンセラー、教育に関するさまざまなことに対してアドバイスをする教育カウンセラー、生きているうちに葬儀や相続などを整理して、いまを生きる支援をする終活カウンセラー、たとえば出産や結婚相手などに関する遺伝情報を先に知りたいなどのニーズに対して援助をする遺伝カウンセラーなどなど、わたしたちが悩んでいるものはなんでも、その名前がかんむりとして使われているカウンセラーが存在するようです。
価値観が多様化している現在、さまざまな悩みもますます増えています。わたしたちの悩みの数だけ、それに特化したカウンセラーの仕事が生まれていくといっても過言ではないでしょう。
こちらの記事では、夫婦カウンセリングについて紹介しています。夫婦カウンセリングの内容はもちろんですが、紹介されていることを実践するだけで夫婦の仲が円満になる秘訣も公開されているので、かなりおトクです。
こちらの記事では、集団において円滑なコミュニケーションを図りたい場合のコツを紹介しています。
ただ最近は、営業職(主にテレマーケティングなど)をカウンセラーとして求人しているケースもあるようです。もしあなたが、この記事でお伝えしているようなこころをあつかうカウンセラーを目指しているのであれば、採用先に直接問い合せたり、仕事内容を確認したり、資料を請求したりしてしっかりと確認し、応募をするときには注意をしましょう。
3-7.カウンセラーと似た職業
カウンセラーと似たものとして、コーチ、セラピスト、ヒーラーなどの職種もあります。困っている人の助けとなる点では同じであり、実際の場面では、同じ技術を活用することもあります。
お客さまにとって大切なのは、悩みを解消することや望みを叶えることであり、それらを明確に分けることにメリットがあるかどうかは疑問ですが、あえてザックリ違いを述べるなら以下のようなものです。
カウンセラーが相談する人の話をじっくり聴きます。そして、カウンセラーが答えを与えるのではなく、その人が自らの気づきを得られるように導き、悩みを解消したり、癒されたり、安心感を抱いたりすることができます。
ゴールは相手の中にあるという前提のもと、コーチによる効果的な質問や相手との対話によって、目標達成を支援していきます。
こちらの記事を読むと、具体的なコーチングの技術が紹介されていますので、職場など日常でのコミュニケーションのスキルアップに役立ちます。
カウンセリングが、どちらかといえば受動的なのに対して、セラピーは相手に対して能動的なアプローチをおこなうことが多くみられます。たとえば、カラーやアロマ、音楽などを活用して、セラピストがわたしたちの感覚からアプローチしたり、こころとからだにはたらきかけたりします。
こちらの記事では、セラピーのひとつであるアートセラピーについて紹介しているので、具体的にどのようにおこなわれるかがわかります。
ヒーラーと呼ばれる人は、目に見えない、生命エネルギーのようなものをあつかうことによって、その人の状態を整えます。あなたも聞いたことがあるかもしれませんが、オーラ、チャクラ、レイキなどが、その目に見えないエネルギーにあたります。
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ビジネス心理学とは?4.カウンセラーになるためには
実際にカウンセラーとして活躍するには、どのようにしたらいいのかな? ここまで読まれたあなたは、そんなギモンをもたれているかもしれませんね。ここでは、カウンセラーになるためは、なにが必要なのかについてお伝えしていきます。
4-1.カウンセラーに必要な学歴とは?
実はカウンセラーと名乗るだけならば、学歴は必要ありません。
もちろん、カウンセラーになるために、心理系の大学や専門学校などに進学する人もいます。あるいは、医学部を卒業したあとに、おなじひとのこころをあつかう精神科医としてはたらいている人もいます。
しかしそれは、ひとのこころの悩みに向き合うにあたって、その人が心理学やカウンセリングについて学んだり経験したりしておくことが必要だなと思って、進学という道を選んだからでしょう。わたしもそのような思いから心理系の大学で学びました。
そして、実際にカウンセラーとして真剣にお客さまのこころに向き合っていくと、おのずとこころに関する知識と経験を積み重ねていきたいと思うようになります。また、臨床心理士のように大学院レベルの教育を受けていることが求められている資格もあります。
ただ、カウンセラーになるだけであるならば、医師のようにゼッタイに学歴が必要というわけではないということを、ここではお伝えしておきます。
4-2.カウンセラーの資格取得
学歴と同じように、資格をもっていなくてもカウンセラーを名乗ることはできます。しかし、実際にカウンセラーとして活動していくと、心理学やカウンセリングについて学び続けることの大切さがわかります。
そのひとつの手段として、カウンセラーの資格を取ることを目指す過程でカウンセリングを学ぶというのもアリでしょう。でも、すでにあなたもご存知かもしれませんが、そう思って学べる資格を探してみると、カウンセラーと名のつくたくさんの民間資格がありすぎて迷ってしまいますよね。
なお、以下のURLの記事によりますと、心理職に初の国家資格を設ける動きはあるようです。
心理職に初の国家資格 参議院で成立、17年度にも施行 - 朝日新聞デジタル
そのときは、まずはこちらの記事を読んでみてください。すると、間違いのない資格の選び方がわかるので、ムダな時間とお金を使わずに済みます。
やみくもに資格を取ることはわたしはオススメしません。資格を選ぶときには、どのような目的のためにそれを取ろうとしているのか、はじめに明らかにしておきましょう。
たとえば、スクールカウンセラーのように、臨床心理士の資格があることで採用が優位になるから取るということもあるでしょう。また、わたしのお客さまは、相談者が自分を選ぶ基準として資格があったほうがいいと判断し、資格を取ったとおっしゃっていました。
いずれにせよ、大切なのは、カウンセラーとして実際の現場で活躍して、1人でも多くのお客さまのチカラになることですよね。
実は、カウンセラーには資格を取るべき人と、取らなくてもいい人がいます。下の記事では、資格取得の判断基準や、心理カウンセラーの3大資格とその取り方や費用について詳しく紹介しています。カウンセラーの資格取得を考えている人はぜひ合わせてこちらの記事もお読み下さい。
4-3.カウンセラーを続けるためにビジネス力をつける
もしあなたがカウンセラーとしてより多くのお客さまの役に立ち続けたいと思うのであれば、ぜひビジネスとして展開していくことをオススメします。せっかくあなたがカウンセラーとして活動しはじめても、相談してくれる人がいなければ、あなたの才能も発揮することができません。
たとえば、あなたが自分のこころの悩みを解決したいと思いカウンセラーを選ぼうとするとき、どのような行動を取るでしょうか?
おそらく、そのカウンセラーについて、どんな人なのか、どのようなサービスをおこなっているのか、ほかのお客さまの体験談など、いろいろ調べると思います。しかし、それをカウンセラーが伝える努力をおこたっていたら調べようがありませんよね。
このように自分のサービスを発信することは、ビジネスをおこなう上で大切なことのひとつです。そのほかにも、ビジネスを展開していく上で大切なことはたくさんあります。
もしあなたがカウンセラーを続けていきたいのであれば、こちらの記事を読んでみてください。どのようにしたら儲かるのか、そのヒントが書かれています。
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ビジネス心理学とは?5.カウンセラーの年収
実際わたしもおこなっていますが、カウンセラーとしてはたらくことはとてもやりがいがあります。そうなると仕事として続けていくために気になるのが、カウンセラーで生計は立てられるのかということですよね。
そこでここでは、カウンセラーの年収についてお伝えしていきます。
5-1.カウンセラーの資格だけで稼げる?
あなたの周りでも、こころの教育や職場のメンタルヘルスなどが注目を集めているかもしれませんね。それにこたえるかのように、カウンセラーの資格もたくさん現れています。そして、資格をもったカウンセラーもたくさんいます。
しかし、わたしの知るかぎりでは、資格を取ったことをもって十分な年収を稼いでいるカウンセラーは少ないように思います。実際、カウンセラーの年収について信用にたるデータも見たことはありません。やる気や情熱はあるので、いかにお客さまに知ってもらうかに日夜、努力を続けているカウンセラーは本当にたくさんいます。
一方で資格を取っていなくても、あるいは、資格をもっているけれどオモテに提示していない場合でも、稼いでいるカウンセラーもいます。
こちらの記事では、よりくわしく心理カウンセラーの年収の実態を紹介していますので、もしあなたに興味がある場合は読んでみてください。
5-2.カウンセラーとしてどう稼ぐかがキモ
カウンセラーの中には、とても素晴らしいスキルをもっているのに稼いでいないカウンセラーもいますし、カウンセリングのスキルはまだまだ未熟でも、多くのお客さまを抱えているカウンセラーもいます。その差の要因のひとつに、自分のサービスを売る技術があります。
たとえば、1対1でカウンセリングのみ行っているとします。すると、年収を上げるためには、自分1人で何人ものお客さまを相手にしなければならないことになります。それでは、時間も労力も持ちません。
その解決方法として、1対1のカウンセリングではなく、セミナーやグループカウンセリングなどを開催し、1対複数の形式でカウンセリングをおこなうという方法もあります。そうすると、1度により多くのお客さまの悩みを解決できるので、年収も増えますよね。
このように、カウンセラーを続けていくにあたっては、どのように稼いでいくかがとても重要になってきます。そのほかにも、カウンセリングをビジネスとして展開する方法はあります。
こちらの記事では、心理カウンセラーを仕事として成功した事例が紹介されています。心理カウンセラーを長いあいだ続けていくにあたってとても役に立ちますので、参考にしてみてください。
6.カウンセラーと名乗ってしまえば誰でもできるけれど
もしあなたがカウンセラーを名乗るだけならば、学歴も資格も必要ありません。いまからでもカウンセラーになれます。しかし、実際にカウンセラーとして活動するなら、それだけでは不十分であることがわかるでしょう。
そして、現場のカウンセラーはこころの悩みを抱えているお客さまのために役立ちたいと、日頃からカウンセリング技術をみがいたり、カウンセリングの効果を広めたり、自分のサービスを知ってもらえるようにしたりと、いろいろ工夫をして努力を続けています。
その作業はラクなものではないかもしれません。そのため、カウンセラーという仕事にどれだけ情熱ややりがいがもてて、地道にトレーニングを積んでいけるかがカギとなります。せっかくのあなたの情熱は生かしてほしいですね。
まだまだカウンセリングを必要としている人はたくさんいると思います。そして、たくさんのカウンセラーもいます。しかし、お客さまの要望にこたえられるカウンセラーは少ないのかもしれません。あるいは、お客さまに発見してもらえる努力がカウンセラーの側でまだまだ足りていないのかもしれません。
カウンセラーとして売上を伸ばしていくために、そして、なによりあなたのカウンセリングを受けたい人のためにも、カウンセリングの技術を高めていくのはもちろん、セールスやマーケティングなど、ビジネスのスキルも高めていき積極的に展開していきましょう。
もしカウンセラーとして独立・起業を考えているのであれば、こちらの記事を読むことで失敗するリスクを減らすことができますので、参考にしてみてくださいね。