自分探しの旅には出るな! 自分が見つかる心理テストと解説

自分探しの旅には出るな! 自分が見つかる心理テストと解説

自分探しとは、「私の人生って、この生き方でいいのだろうか?」と悩み、正解を探すことです。

今は昔とちがい、いろいろな生き方があります。「大企業に入社すれば一生安泰」という時代ではありません。生き方に悩む人が多いのも当然ですよね。

この記事では、多くの経営者に自分探しの方法をお伝えしてきた私が、自分探しについてくわしく解説します。この記事を読めば、自分探しの悩みも解決するはず。

おわりのない自分探しの旅に出る前に、ぜひ一読ください。

目次 〜自分探しの旅には出るな! 心理テストと解説〜

1.自分探しとはなにか? 意味を解説

2.自分探しの旅に出る前に、3つの質問とアドバイス

3.それでも自分探しをしたい人へ、4つの方法を解説

4.自分探し=幸せ探し

1.自分探しとはなにか? 意味を解説

自分探しとはなにか? 意味を解説

まず、自分探しとはなんでしょうか? 英語で言えば”Finding Oneself”ですね。

これは具体的に言うと、次のような悩みを持つことです。

自分探しをする人の悩み

  • 自分の天職やライフワークはなんだろうか?
  • 自分の使命や、人生の目的はなんだろうか?
  • 私は定年までこの会社でよいのだろうか?
  • もっと私にピッタリの結婚相手がいないだろうか?
  • 私はこんな人生でいいのだろうか?

見てのとおり、正解のない質問をしている状態です。その結果、次のような行動をとりがちです。

自分探しをする人の行動

  • 自己啓発の本やセミナーにお金を投資する
  • 心理学の本やカウンセリングにお金を投資する
  • つぎつぎと転職をくり返す
  • よく引っ越しをする
  • ふらっと海外旅行などに行きたくなる

もしかしたら、あなたもこんな状態かもしれません。実は過去の私もそうでした。友人に話したからといって、理解してくれないのです。押し寄せる孤独。つらいですよね。

そんな人のための処方箋が、次の章です。

2.自分探しの旅に出る前に、3つの質問とアドバイス

自分探しの旅に出る前に、3つの質問とアドバイス

自分探しをしようとする前に、少しまってください。私から3つのアドバイスがあります。まずはこれを読んでみてください。

2-1.本当の自分があると思っていませんか?

まず、自分探しをする前に、「自分探しをしても、答えは見つからない」ということを覚えておいてください。なぜなら、本当の自分なんてないからです。

あなたの友人だって、家族だって、そして私だって、どう生きれば正解なんて誰もわかりません。仮に、その時代では正解だったとしても、後世は不正解になるかもしれない。逆もしかり。

たとえば、パナソニックの創業者、松下幸之助は冷蔵庫などの家電を安く売り、日本の経済発展に貢献しました。ですが、後世から見ると、フロンガスの入った冷蔵庫を売ったせいで、オゾン層を破壊した人間という見方もできます。

あるいは、現代では英雄視されている坂本龍馬にしてもそうです。当時の人からすると、200年以上続いた、世界でもっとも平和だった日本をぶっ壊してしまった悪人かもしれません。

「自分探しに正解がある」と思ってしまうと、精神的につらくなります。仮に正解だとしても、今後も正解であり続ける保証はありませんし。

2-2.今の自分ではダメだと自己否定していませんか?

自分探しをしている人って、「今の自分はダメだ。だから、自分を変えなければいけない」という自己否定的な考え方をしていることが多いです。さらに、「少しでもダメなところがあると、全否定をする」ような、極端な考え方をしていることも多い。つまり、自分が嫌いなのです。

ですが、こういう考え方では、自分を変えたところで、また自己否定が襲ってきます。前よりも良い条件の会社に転職しても、少しでもダメなところがあると、またイヤになってしまって転職。あるいは、理想のパートナーを見つけたと思っても、相手にダメなところがあると、イヤになってすぐに分かれる。

「今のままの自分でいいんだ」とか「完璧でなくていいんだ」と思えるようにならないと、自分探しの旅を続けてしまうのです。

2-3.ただ、現実逃避をしたいだけではありませんか?

自分探しについての自己啓発の本を読むと、「もし、時間もお金もたっぷりあったら、何をしますか?」という質問が書いてあることがあります。この答えですが、判を押したように「ハワイに旅行に行く」という答えが本当に多い。

質問です。休みをとってハワイに行ったところで、本当に自分が見つかると思いますか? 断言します、見つかりません。なぜ、自分探しをしたくなるかというと、「なんとなく、現実がイヤだから」なのです。

まず、何のどこがイヤなのか、具体的に書き出してみましょう。「仕事の上司の話し方がイヤ」とか「自分の頭が悪いところがイヤ」とか。そして、それを改善するほうが、ずっと近道ですね。

3.それでも自分探しをしたい人へ、4つの方法を解説

3.それでも自分探しをしたい人へ、4つの方法を解説

前章を読んだけれども、自分探しをしたい? 分かりました。見つかるとお約束はできませんが、自分探しの方法を4つ解説します。ざっと見て、ピンとくるものから試してみていただけたらと思います。

3-1.自分探しをするには、憧れる人探しをする

自分探しをするヒントは、憧れる人探しをすることです。つまり、なりたい自分探しをする、ということですね。

あなたは、どういう人が好きですか? ぜひたくさん書き出してみてください。できれば10人以上書いてみてください。

次に、それぞれの人の、どういうところにあこがれるのか、共通点を考えてみてください。その共通点こそが、あなたの理想像ということになります。ですから、その理想像の方向に向かって努力をしていくといい、ということですね。

また、その憧れる人の中で、直接質問ができる人がいるのであれば、ぜひ直接質問してみてください。もし直接アドバイスがもらえるなら、すごく早く、夢をかなえられるでしょう。

3-2.自分探しより、目の前のことに全力投球しよう!

夢を書いてみたり、憧れる人探しをしてみても、自分が見つからないというあなた。大丈夫です。そもそも、そんな簡単に生き方が分かるはずがありません。

孔子は論語でこのように言っています。

吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。

(筆者意訳)私は15歳で学問を志した。30歳で自立し、40歳で世の中を知り尽くして戸惑わなくなった。50歳でようやく天命を知った。

孔子でさえ、15で学び始めて50歳になるまで天命がわからなかったのです! 私たちが天命などすぐに分かるはずがありません。まずは、目の前のことに全力になってみてはいかがでしょうか。

3-3.少しでも幸せになることをやってみる

自分が何者か分からなくても、今すぐ幸せになってみることはできますよね? 自分を大切な存在として扱うのです。

ゆっくりとお風呂に使ってみる。目覚まし時計をかけずに、自然に目が覚めるまで寝てみる。美味しいものを食べてみる。好きな人と、一緒に時間を過ごす。

これをやってみると、自分にOKを出せます。「自分は変わらなくてもいいんだ」と思えるようになります。そうすると、そもそも自分探しをしたい欲求が薄れてくると思います。また、自分にOKを出せるようになると、色々な可能性も見えてきて、逆に自分探しができるようになります。

「私は変わらなければいけない」と思うのは自分で自分を否定している証拠。「今の私ではダメだ」は自分を罰する虐待の言葉。今の自分のままで、幸せになりながら、自分探しをしてみてください。

また、人生がつまらないと感じるのであれば、この記事もおすすめです。

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3-4.何もしないでダラダラしている自分にOKを出そう!

自分探しをしている人の中には、自分に厳しすぎる人がいます。「自分のことを甘やかしたら、何も行動しなくなる」とか「寝る間もおしんで仕事しよう」というのが口ぐせの人です。もしあなたが、これに該当するようであれば、何もしないでダラダラしている自分にOKを出すようにしましょう。

自分を甘やかしても行動はできますし、寝る間をおしんで仕事しなくても大丈夫です。自分への厳しさが「今の自分ではダメだから、自分探しをしよう」という自分探し病になるのです。そのことに気づかないと、常に現状の自分を否定するので、いつまでも自分探しが止まらないのです。

自分にOKを出したいなら、これらの記事を読んでみてください。

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4.自分探し=幸せ探し

自分探しをする人って、結局、今の自分が幸せではないから、「となりの芝生は青いかも……」と幸せ探しをしているのです。ですが、ご存知のとおり、となりの芝生が青いなんてことはありません。

幸せの青い鳥は、いつもあなたのそばにいます。あとはそれに気がつくだけ。

本当の自分を探すのは構いませんが、まず今ここで幸せになりましょうね! それが、この記事を通して私がお伝えしたいことです。

また、自分探しについては、これらの記事もオススメです。ぜひ、読んでみてください。

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