中学生や高校生などの学生の方なら勉強やスポーツ、社会人なら仕事や英語の資格の勉強、掃除やその他の家事などなど、「やらなければいけない!」とは思っていても、「めんどくさ〜〜」と、先のばしにしてしまうことはありませんか?
もしくは、なんとか怠慢な自分を押さえこんで、やらなければいけないことに向き合うのですが、「これをこれからもやり続けるのか……」と重い気分になることもあるかもしれません。
同じことにとり組んでも、やる気がある人とやる気がなかなか出ない人では、成果にも違いが出てきます。
たとえば、世界最年長のプロサッカー選手として知られる「キング・カズ」こと三浦知良さんは、とあるスポーツ番組のインタビューで、インタビュアーから「やる気がなくなるときはどうしているのですか?」と聞かれた時に、「やる気がなくなったことがないのでわかりません。」と答えていました。
やる気を持ってとり組むことができると、誰も成し得ないような成果をあげることが可能になります。
一方、いつも仕事にやる気がおきず、飲み会だけが唯一の楽しみだった、わたしが知っている40代の会社員の方は、最後にはうつで長期休職することになってしまいました。
やる気が無い状態を、いつまでも見ないふりをしていると、取り返しのつかないことになる場合もあります。
どうしてもやる気がでないという場合は、こちらの記事が役に立ちます。この記事で紹介する方法を実際に試してみると、とりあえず何かしてみようかなと気分が変わります。うつ等を疑う前にぜひクリックして読んでみてください。
わたしはこれまで、400人以上の会社員や経営者からよせられた「やる気を出すためにはどうしたらいいのですか?」という要望に、コーチングによる解決の方法をお伝えしてきました。
また、仕事柄たくさんの成功者にお会いし、やる気を出す方法をうかがう機会もいただけました。この記事では、わたしの経験と学んできたことをもとに、あなたにやる気を出す方法をお伝えします。
実践することが簡単な順に15の方法にまとめていますので、あなたにあった方法から試してみましょう。すべて★マークで効果の評価をしてあります。実際にやってみることで、たしかな効果が感じられるはずです。
また、こちらの記事では、あなたのやる気がでない原因5つと、その解決法をご紹介します。実践すれば、やる気の悩みが減るでしょう。詳細はクリックしてお読みください。
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ビジネス心理学とは?目次 〜やる気を出す方法15|小学生でもわかるツボ〜
1.やる気を出す方法1:名言を読みまくることをやめる
難しさ ★☆☆☆☆
即効性 ★☆☆☆☆
持続性 ★★★★☆
現代人がやる気がなくなったときに、なんとなくやってしまうのは、ネットサーフィンではないでしょうか。そして、やる気がないときほど偉人や有名人のすばらしい名言をみつけようとします。名言は最初のインパクトは強く、心が動くのでいい気分になります。
しかし、すぐにその効果は弱くなるので、次から次へと耳ざわりのよい名言を探したくなり、「もっとやる気がでないかな……」などと淡い期待をしながら、意味もなく検索し続けてしまいます。
残酷なことを申し上げます。名言をいくら読みあさっても、やる気がでてくることはありません。「良い言葉は心の栄養」、「偉人の言葉からは学ぶことがたくさんある」とはよく言われることです。
しかしながら、名言を読んだだけでその言葉の意味を真摯に受け入れ後にいかせる人は、かなり行動力と継続力がある人です。やる気を出す方法について悩むことも、ほとんどないような人でしょう。
ですので、あなたがまずやったほうがいいことは、インターネット上に転がっている名言を読み漁ることをやめる、というシンプルな方法です。根本的な改善につながらないからですね。
2.やる気を出す方法2:やる気を出す音楽や曲を流す
難しさ ★☆☆☆☆
即効性 ★★★★★
持続性 ★☆☆☆☆
音楽は、強制的にやる気を引き出したいときに役立つ方法です。音楽はわたしたちの感情を強烈にゆさぶります。カルト宗教では、音楽を洗脳の道具につかっているほどです。
アップテンポな曲や、バラードなどあなたが好きな曲をリピートして流すといいでしょう。勉強やパソコン作業をするときは、Youtubeでお気に入りの曲を探してURLの「youtube」のあとに「repeat」とつけくわえると、リピート再生ができます。
くわしくはこちらのサイトをご覧ください。リピート再生のくわしい説明があります。
「YouTubeの音楽を超簡単にリピート再生する裏技!+小技テク」
わたしのおすすめの曲を紹介しますね。
- Under Pressure/Queen&David Bowie
- evolution/浜崎あゆみ
- and I love you/Mr.Children
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ビジネス心理学とは?3.やる気を出す方法3:やる気を出す本を読む
難しさ ★★☆☆☆
即効性 ★★★☆☆
持続性 ★★★☆☆
やる気がでない時に本をよむことも効果があります。そして、やる気を出す本を選ぶ方法を知っていると、根本的な解決策がみつかったり、一時的でなく長い間、役に立つ知識が得られたりします。この章では、やる気を出すために役に立つ本を紹介します。
『やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~』
ハイディ・グラント・ハルバーソン (著), 児島 修 (翻訳)
この本の著者は、社会心理学者であり、コロンビア大学ビジネススクール・モチベーションサイエンスセンター副所長であるハイディ・グラント・ハルバーソン。わたしたちのやる気についてさまざまなな実験から導き出されたデータを元に、「やる気をなるべく使わずに」行動して成果を上げる方法について、くわしく解説しています。
この本を読めばやる気の問題だけでなく、あなたを目標達成しやすい性格に変えていくヒントが得られます。今後のあなたの生活のいたるところで、役立てていただけるでしょう。
根本的な解決策を求めている方におすすめです。
4.やる気を出す方法4:やりたくないことを書き出す
難しさ ★★☆☆☆
即効性 ★★★☆☆
持続性 ★★☆☆☆
あなたのやる気が出ないのは、あなたがやりたくないことをやっているから、ということも言えますね。そもそもわたしたちは、自分が何をやりたくて何をやりたくないかがよくわかっていないことが多いもの。そして、本当にやりたいことを見つけることは意外にむずかしいのです。
とはいえ、あなたがやりたくないことを書き出すだけなら簡単にできます。静かな場所で紙とペンを用意して、あなたが絶対にやりたくないことから、できればやりたくないことを遠慮なく書きなぐってください。普段は当たり前になって気づかない、あなたの価値観に気づくことができるでしょう。
思っていることを全て紙に書き出すことをブレインダンプと呼びますが、やり方は下記の記事の「2-2.ブレインダンプ|頭の中身を全部紙の上にぶちまける」に書かれていますので、ご参照ください。
やりたくないことがわかったら、やりたくないことをなるべくやらないですむ方法を考えましょう。たとえば、満員電車がイヤなら半年以内に職場の近くに引っ越すことを計画したり、一日中デスクワークがイヤなら営業職に転職を考えたり、真剣に考えると思いつくアイディアも多いものです。
5.やる気を出す方法5:不安に思っていることを書き出す
難しさ ★★☆☆☆
即効性 ★★★★☆
持続性 ★★☆☆☆
不安について、わたちたちは普段あまり意識しません。しかしながら、わたしたちは何かに不安をかかえていると、何をするにもいまいちやる気が出ず、無理やり動こうとしてもパフォーマンスが上がらない、ということがあるのです。しかも、かかえている不安が多ければ多いほど、やる気を出すことは難しくなります。
ちなみに、心理学では「不安」と「恐怖」を分けて考えています。2つの感情の違いは以下のとおりです。
- 不安=なにに対して感じているのかがハッキリとは「わからない」
- 恐怖=なにに対して感じているのかがハッキリと「わかる」
わたしが過去にお会いした成功している経営者Mさんも、週に一度はココロの中で少しでも不安に感じていることを洗いざらい書き出していました。そして、対処できるものはすぐに解決して、いつでも高いパフォーマンスをたもつようにしているとおっしゃっていました。
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ビジネス心理学とは?6.やる気を出す方法6:やる気を出す言葉を使う
難しさ ★★☆☆☆
即効性 ★★★☆☆
持続性 ★★☆☆☆
言葉を使うとはどういうことでしょうか?わたしたちは、やる気にあふれている時と、やる気を出す方法を探している状態のときでは、使っている言葉が違っているはずです。たとえば、会社で退社時間の間際に仕事を頼まれたとします。
やる気があふれている時なら、「はい、まかせてください!!」と、すぐに仕事に取りかかれるでしょう。しかしながら、やる気が無い時はココロの中で「え?なんでこの時間に頼んでくるの?ありえない!!」という考えがよぎり、返事も「……はい。今日中に必要なら、やります……」と歯切れの悪いものになりがちですよね。
やる気が出ない時ほど意識的につかう言葉を前向きなものにすると、おなじ仕事に取り組むのでも感じられる充実感はかわってきますし、あなたの自信にもつながります。
以下はわたしがお世話になった経営者Yさんが日常的につづけていた、言葉をつかったやる気を出すための習慣です。コチラも合わせて実践すると、自然にやる気がでてきます。
まず、自分自身に「今感謝できることは何だろう?」と問いかけてみます。そして、思い浮かんできたことに対して「なぜ感謝できるのだろう?」とまた自問します。おなじプロセスを、できれば30分ほど繰り返します。
感謝がココロであふれた状態なら、すがすがしい気持ちを感じられて、やる気が出ない状態とも無縁になります。
7.やる気を出す方法7:いつもとちがう体験を心がける
難しさ ★★☆☆☆
即効性 ★★★☆☆
持続性 ★★★☆☆
マンネリ。毎日同じアパートから同じ道を通って駅へ行き、同じ時間の電車の同じ車両に乗る。そして、会社の最寄り駅から同じコンビニに寄って、同じ道を通って同じオフィスに向かう。一日中同じデスクで同じような仕事をして、またいつもと変わらない帰路につく……。
数年前、アメリカの自己啓発セミナーの講師が「ボックスライフ(箱人生)」、つまり、毎日、同じ箱(部屋)から箱(部屋)に移動して過ごしているだけの人生とからかっていましたが、彼の言うことも一理あります。わたしたちは、同じ刺激に慣れすぎると、日々とりくんでいることへのやる気も出なくなってきます。
急に生活を激変させるのはむずかしいでしょうから、毎日通る道を変えてみたり、引っ越してみたり、意識的に変化をつくりだしてみるとよいでしょう。
わたしがお世話になっていた経営者Kさんは、「常に変化を求めることが何より大切」とおっしゃっていました。
8.やる気を出す方法8:3日間何もしない日をつくる
難しさ ★★★☆☆
即効性 ★★★★☆
持続性 ★★☆☆☆
やる気がない時は、やる気が出てくるまで待つことも効果が高い方法のひとつ。ここで大切なことは、2、3日休む時間を確保できたら、極力なにもしないように「努力すること」です。
わたしたちは、2、3日の時間が空いたりすると、「なにもしないのはもったいない!!」と、人に会ったり、イベントに出かけたりしてしまいがち。意識して休もうとしないと、現代人は「なにかしなければいけない」という誘惑にかられて行動ばかりしてしまいます。
なるべくリラックスして、ゆっくりと感じるまま過ごすことを心がけるといいでしょう。2、3日もゆっくりしていれば、自然にやる気が回復してきたり、ムリにやる気を出さなくてもいいのだと思えたりと、なにかしらの改善を感じられます。
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ビジネス心理学とは?9.やる気を出す方法9:スポーツを楽しむ
難しさ ★★★☆☆
即効性 ★★★★☆
持続性 ★★☆☆☆
スポーツは前向きな気持ちを保ち、やる気を出すことに高い効果があります。ハーバード大学医学部准教授のジョン・J.レイティも著書『脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方』でやる気を出すためにスポーツが効果があるということを述べています。
わたしの知り合いの経営者Aさんも、朝にジョギングをしたり、週に3回はジムに通ったりしていつも高いやる気を保っています。そして、ジムで仲良くなるのは、やはりある程度社会的な成功をおさめている方が多いともいっていました。
わたし自身もイマイチやる気がでないという時は、体幹トレーニングをしたり、ジョギングをしたりしてから仕事に向かうこともあります。すると、自然に活動的な気分になり、ストレスなくタスクにむかうことができます。
10.やる気を出す方法10:やる気を出すツボを見つける
難しさ ★★★★☆
即効性 ★★★★☆
持続性 ★★★☆☆
「やる気のスイッチ」とも呼ばれますが、わたしたちはそれぞれ、やる気の出るツボをもっています。ここで言うツボというのは体のツボではなく、もちろん心のツボのことです。
この、やる気の出るツボは人それぞれ違うのです。たとえば、わたしは10年後、20年後になりたい自分自身のイメージを強く感じられるときは、やる気が出てきます。逆に、将来のイメージを見失っているときはやる気が出てきません。
また、わたしの友人は筋トレが趣味なのですが、筋トレを続ける秘訣を聞いたところ、「大人のビデオをみながら筋トレするんだよ〜。もう、やる気全開だよ〜〜!!!」と言っていました(笑)。
やる気のツボは、あなたがどんな価値観を持っているかで変わってきます。普段からあなたが、「うれしい、楽しい、気持ちいい、心地いい」というような、快楽の気持ちを感じられることはなんなのか、意識して見つけてみるとよいでしょう。
11.やる気を出す方法11:未来の自分をみつめる
難しさ ★★★★☆
即効性 ★★☆☆☆
持続性 ★★★★☆
今あなたがやりたいくないと思っていることでも、あなたの将来を考えた時に、役立つ内容であることはよくあることです。まずはあなたが将来どうなりたいのかを、よく考えてみましょう。どんな仕事をしたいのか、どんな成果をあげたいのか、どんな人間になっていたいのか、漠然とでもよいのでイメージして、感覚をよく味わってください。
そして、将来の自分から見ると現在の仕事や活動はどんな意味を持っているのか、もう一度よく考えてみましょう。わたしたちはどうしても目の前のことにとらわれがちなもの。
時間的な視野を意識的に広くすることで、あなたの将来と現在がしっかりつながっている感覚が得られるなら、今向き合わなければいけないことにも、前向きな気持ちでとりくむことができるでしょう。
ビジネスで成功している経営者も、時間的な視野が広い方が多いです。わたしのお世話になった経営者Tさんに、時間感覚について質問した時に次のような答えをいただいたので、ご紹介します。
経営者Tさんにとって、
- 短期とは→2、3年
- 中期とは→20年くらい先まで
- 長期とは→20年以上
おなじ経営者の方に過去についての時間軸の長さについて質問した際には、「わたしにとって昔っていったら、恐竜時代のジュラ紀くらいだな〜〜。そう考えると自分がこれまで生きてきた時間なんて短いものだよ。マジでね。」とおっしゃっていました(笑)。それだけ、長い時間軸でモノゴトをとらえるということですね。
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ビジネス心理学とは?12.やる気を出す方法12:やる気を出す心理学を勉強する
難しさ ★★★★☆
即効性 ★★☆☆☆
持続性 ★★★★☆
ここからはより本質的な解決策をお伝えします。それは、心理学を勉強すること。わたしたちのやる気が出ないという場面は十人十色です。しかしながら、原因を心理学の側面から見ると、ある程度共通していることが多いのです。
心理学は誕生から140年たっています。その間、星の数ほどの心理学者たちが、わたしたちの”ココロ”についての研究を重ねてきました。「やる気を出す方法」は、わたしたちの共通の悩みです。ですので心理学を学ぶことによって、あなたのケースにあった解決法がかならず見つかるでしょう。
まずは、手軽に学べる本を手に入れてみましょう。ベストセラー本でもある次の本は、心理学を学びはじめる方にはおすすめです。
ケリー・マクゴニガル (著), 神崎 朗子 (翻訳)
2013年の年間ベストセラービジネス部門でも1位となった本です。著者は、アメリカのスタンフォード大学でも教鞭をとっている健康心理学者のケリー・マクゴニガル。
本の中ではわたしたちの「自制心」について語られており、どうすればわたしたちがなるべくムリをすることなく、本当に望ましい行動をとり続けられるのか、科学的な側面から解説されています。また、なぜわたしたちは自分の意志に反して望ましい行動をとり続けられないのか、ということについて、説明されています。
この本を読めば、あなたがこれまでいかに無理やりやる気を出そうとしていたのかがわかり、正しい方法であなた自身を管理するヒントが得られるでしょう。
13.やる気を出す方法13:脳のしくみを勉強する
難しさ ★★★★☆
即効性 ★★☆☆☆
持続性 ★★★★☆
やる気は、実はわたしたちの脳と密接に関係しています。わたしたちの脳がどんなしくみを持っているのか理解した上で、やる気を出す方法を考えることは、長い目で見て効果的な「やる気対策」といえます。
脳について学ぶ際は、以下のような簡単なに読める本から学びはじめると、楽しく学ぶことができるでしょう。
上大岡 トメ (著), 池谷 裕二 (著)
メインの著者である池谷 裕二さんは東京大学大学院の薬学研究科の准教授でもあり、脳の中でも海馬や大脳皮質といったわたしたちのやる気にかかわるテーマの研究者でもあります。本の内容はイラストとマンガでわかりやすく、普段読書の習慣がない方でも、楽しく学べるように書かれています。
本の中で紹介されているやる気を出す方法は、次の4つ。どれも簡単に出来る方法なので、試してみるとよいでしょう。
- カラダを動かす
- いつもと違うことをする
- ごほうびを与える
- やる気のある自分を強くイメージしてなりきる
14.やる気を出す方法14:あなたの価値観を調べる
難しさ ★★★★★
即効性 ★★☆☆☆
持続性 ★★★★★
価値観を明確にできれば、やる気を出すためにどうすればいいのか、あなた自身で考えて対策できるようになります。そもそもわたしたちは、自分がなにが好きでなにがキライなのか、どんな未来を望んでいてどんな自分になりたいのか、よくわかっていないことが多いもの。
あなたの価値観を探るヒントは、あなたの子供の頃にあります。特に10才以前に、楽しかったこと、「自分はデキる!」と思えたこと、あこがれた人、などを書き出してみるといいでしょう。書き出したリストの中から、共通点を見つけることができたら、それがあなたが大切にしている価値観です。
とはいえ、自分の価値観を探るのは慣れていないとむずかしく感じるかもしれません。ひとりではなかなかできないという場合は、コーチングを学んだり受けてみると、ずっとラクにあなたの価値観を見つけだすことができるでしょう。
コーチングについては、以下の記事を参考にしてください。コーチングのスクールには高額なものが多いので、何も考えずにコーチングについて学ぼうとすると危険です。
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ビジネス心理学とは?15.やる気を出す方法15:成功者へインタビューする
難しさ ★★★★★
即効性 ★★★☆☆
持続性 ★★★★★
最後にやる気を出すことだけでなく、あなたが仕事や私生活で望むような成果を上げるために役立つ方法を紹介いたします。それは、インタビューすること。
インタビューする相手は、あなたが成果を出したい分野で成果を上げている成功者であれば理想的です。もしくは成功者でなくても、いつでもやる気にあふれている方を見つけて、インタビューさせてもらうのです。できれば、インタビューを録音させてもらえるとよいでしょう。
インタビューの時は、次のようなことを聞いていくと、やる気が絶えない人が無意識でやっている思考や行動が見えてきます。当たり前すぎて本人でも気づいていないことこそ、あなたがやる気を出すための本質的な解決策につながる情報なのです。
質問2:「質問1」の答えに優先順位をつけるとしたらどうなりますか?
質問3:「質問1」の答えをもし万が一やってしまったらどうなるでしょう?
16.そもそもやる気は必要ない!
ここまで15のやる気を出す方法をお伝えしてきました。まとめとして最後に一番大切なことを書きます。それは、そもそもやる気なんて必要ない、ということ。「やる気を出したい」と感じている時点で、本当はやりたくないことを無理やりやろうとしている状態ですよね。
考えてみてください。あなたは今何才でしょうか? 2014年に調査された日本人の平均寿命は83才です。あなたが仮にいま30才だとしら、あと60年以内に人生が終わるといことですね。30才から90才くらいまで60年間、これまで生きてきた時間の2倍しか生きることができません。あっという間だと思いませんか?
短い人生の中で、あなたがやりたくないことにたくさんの時間を費やしていることは、なんともったいないことでしょうか。もちろん、生活のすべてがワクワク、ドキドキでやりたいことであふれている状態が理想的です。
とはいえ、いきなり理想の状態になることはむずかしいと思いますので、この記事で紹介した方法をいかして、あなたが少しずつでもやりたいことをやれる充実した人生を過ごしていただけるようになればと、強く願っています。
やる気を出す方法については、以下の記事にも役に立つ情報を手に入れることができます。
こちらの記事は、やる気がでない心理を根本から治す方法が明確にわかり、すぐに実行できます。
この記事では、やる気がでない原因5つと、その解決法をご紹介しています。実践すれば、やる気の悩みが減るでしょう。
こちらはモチベーションをあげるための簡単な方法を解説しています。
この記事と一緒に読むと理解が深まります。